「貴方が・・・貴方達がいなければあの人はーー!!」
「はん!アンタがあたし等を信用した事が仇になっちマンたさね!!」
ドラッケンはオルフェルに向けてそう言って・・・莫大な音がオルフェル目掛けて
襲いかかった。
オルフェルの機竜の特性は音、音を使う事で相手の平衡感覚を乱したり遠くの相手に
音を飛ばして作戦を伝える事が出来るのだ。
そしてオルフェルは機竜を使った事もない素人である事から戦略が立てられないので
追い込まれている中で・・・メルがドラッケンの目の前に現れたのだ。
「はあああああああ!」
メルはハルバードを振り回して其の儘ドラッケン目がけて襲いかかるもドラッケンは
それを往なして立ち向かおうとした瞬間に・・・
・・・・・ルクスのエヴォリューション・ワイバーンがドラッケン目掛けて来たのだ。
「くう!七竜騎聖2人掛はちょっとばかし」
無理があると言いかけた瞬間に・・・ドラッケンの機竜の出力が低下したのだ。
「な・・・何が」
あったと言いかけた瞬間にドラッケンの両足に粘着性の高い其れが付いたので
こいつはと言ってドラッケンが目にしたのは・・・自身目がけて攻撃してきたサニアを
目にした瞬間に続いてエヴォリューション・ワイバーンの両側のウイングから・・・
幾つもの爆弾が落ちてきてドラッケンは・・・吹き飛んだのだ。
「が・・・は!糞が・・・!!」
あいつかと思って振り向いた先にいるルクスを見るとルクスはドラッケンに向けて
こう言った。
「僕のエヴォリューション・ワイバーンは機体出力を全て最低限に迄下げる事が
出来るんだ、ココで終わりだ。」
全て話してもらうぞと言うと・・・ニヤリとドラッケンが笑みを浮かべると同時に
リリィとミュアが前に出ると同時にミュアが指輪を取り出すと・・・巨大なモンスターが出てきたのだ。
「「「「!」」」」
それを見てルクス達が相手しようとした瞬間にドラッケンが2人と共に退散すると
オルフェルは待てと言って追いかけようとした瞬間に巨大なモンスターが炎を出して
攻撃してきたので回避するとドラッケンは機竜を解除してこう言った。
「それじゃあまたさね!次に出会う時を楽しみにしときな!!」
「待て・・・待て・・・待ちなさいドラッケンーー!!」
オルフェルの大声が響き渡る中ドラッケンは其の儘・・・消えていったのだ。
「ドラッケン・・・竜匪賊のトップランクが逃げたともなれば不味いわね、
後顧の憂いを残すのは失態になるわね。」
クルルシファーがルクスに向けてそう言う中其れにと・・・オルフェルに目を向けるとこう聞いた。
「まさか貴方が関わっているとなってメルの事が真実だとするなら・・・
娘に功績を与えてメルの今後を確かなものにするためかしら?」
「・・・その通りヨ、あの子の未来の為に今回の事を考えたけど・・・
まさか奴らがあれを手に入れるだなんて。」
オルフェルがそう言ったあれ、恐らくは大聖堂の地下に封印されていた
機竜であると推測する中其れでと聞いた。
「これからどうするんだい?本当の事話したとしても機竜が奪われた以上貴方の立場は危ないのでは?」
ルクスがそう聞くとオルフェルはそうねと言うが内心諦めていた、何があってもメルが大丈夫ならと思っている中クルルシファーはオルフェルにある物を手渡した。
「・・・これは?」
オルフェルがそう聞くとクルルシファーはこう答えた。
「それはホールの書庫で手に入れた奴ヨ、その三冊は機龍、大聖域と聖蝕、
鍵の管理者についてなんだけど機竜の事を渡せば貴方の罪状も和らぐと思うわよ?」
「・・・代償は?」
何なのと聞くとクルルシファーはこう答えた。
「簡単よ、今後も私達と良い関係を結んでおけば貴方に何があったとしても
私の家がメルを守れるわよ?」
それを聞いてオルフェルは頭の中で考えている中其れにと言ってこう続けた。
「貴方にとっても有用よ?私達が手を組めばそれなりの勢力になるし貴方を守る事位は楽よ。」
どうかしらと聞くとオルフェルは・・・こう答えた。
「・・・分かったわ、貴方の言うとおりにするわ。」
「じゃあこれで決まりね。」
クルルシファーはそう言うと今度はメルに向けてこう言った。
「貴方は何時までそうするつもりなのかしら?」
「・・・・・」
「家族の事が分かったし貴方にとってはやっと巡り合った家族よ・・・大切にしないと亡くした時に公開するのは貴方ヨ。」
クルルシファーの言葉を聞くもけどとメルは一旦オルフェルを見て・・・すっと視線を逸らすがまあ時間はかかるでしょうねと思って全員は大聖堂に戻って行った。
大聖堂は酷い物であった、何せ襲撃に伴って騎士団の数人が行方を眩ましてしまい
酷い状況の中クルルシファーはザインに近づくとこう言った。
「酷いわね・・・何を奪われたの?」
「ソードデバイスだ、奴らの目的がそれだとするが・・・あの女がそれを奪って
大聖堂がこの様だ。」
ザインがそう言う中その事を思い出していた・・・踊り子の衣装を着た・・・
あの少女を。
「それが例の機龍?」
ミュアがそう聞くとそうよ目の前にいる少女・・・
・・・・・・シェーラ・カーンが腰に付けているソードデバイス・・・
・・・・・緑色のソードデバイスを持っていた。
次回で7巻目が終わります。