「何処だい透流~~。」
「NOです、透流を独り占めだなんて狡いですアイリ様。」
ルクスとノクトが互いにそう言っていると背後から・・・声が聞こえた。
「あれ?何か探しているのルクス君?」
「?・・・・あれコーラルじゃないかどうしたの一体?」
ルクスがそう言って呼んだ相手・・・コーラルを見ると其れはねとコーラルは
こう答えた。
「今度のサミットに警護として呼ばれたんだ、まあ外交官なんだけど僕とグライファーはその警護だね。」
コーラルがそう言うと背後からグライファーが現れてこう言った。
「まあそれにしちゃあアカデミーの空気・・・何時もこうなのか緩み過ぎじゃね?」
「ああそれね、皆は知らないからねサミットの事。それにしても2人が来たって事は。」
「まあね、残りの七竜騎聖がこっちに来てるんだよ?あの時いなかった
ヘイブルグ共和国とトルキメス連邦の人達も来るらしいよ。」
「そう言えば精霊使い側の勢力は来ないって聞いてたよ?何でも内部で色々と
ごたごたがあって今オルデシア帝国は対応が難しいってマギアルカさんが
そう言ってたよ?」
「あの隊長さん、今はそっちの事で忙しいってらしいぜ?だから今回は
あの副隊長さんが来て対応するらしいぜ。」
「あの年齢詐欺副隊長が来るのかよ・・・僕あの人嫌いなんだよねえ。」
面倒臭くてねと言うとコーラルはあははと空笑いしているがそれはそうだよなと
グライファーは頭を掻きながら面倒くさそうな表情をしていた。
ルクスはその後コーラル達と別れた後に午後の雑用を始めようかなと思いながら校舎を歩いているとある事に気づいたのだ。
色とりどりの装飾がされた各教室には模擬店や何らかの出し物を行うらしく見慣れない看板が立てかけられていた。
更に屋内の習練場はダンスホールの様に改造され赤絨毯とシャンデリアが飾られていて中庭に至っては様々な商品があり市場の従業員や店舗の店員たちが準備を始めていた。
「凄いねこれって言うか・・・市場の人とか親方たちもいるんだけど。」
何で外野もいるのと呟いていると・・・ラ・クルシェが現れてこう言った。
「それはですね!学園祭を楽しもうという学園長の計らい何ですよね!!其れとですがルクス様にご協力して欲しいって言う事でこの様な企画書がごまんと!」
そう言って見せたのが・・・これである。
①ルクス君の3分間口説く。
②ルクスのご奉仕執事喫茶
③ルクスとの色とりどり色ふみゲーム
「・・・・取りあえずこれを考えた人間はブラックリストに載せるように
クランリーゼに伝えておいて。」
「あ、分かりました!ではその事を伝えておきますので!!」
ラ・クルシェがそう言って去って行くとそう言えばとこの学園祭に参加するのってと思ってこう続けた。
「(学園祭って・・・ハートランドの時以来だな・・・懐かしいな、遊馬達と
遊び歩いてそれでチャレンジ企画で色々あって・・・皆何しているんだろうなあ。)」
ルクスはそう思いながら遊馬達の事を思い出していると・・・声が聞こえた。
「おおルクス、お前どっかに入る気あるか?生徒は皆それぞれどっかの
出し物とかに入る決まりがあるからな。」
リーズシャルテがそう言って現れるとああそうでしたねえとラ・クルシェがそう言うとリーズシャルテはラ・クルシェに向けてこう言った。
「お前・・・それ言うの忘れてたな?」
「・・・・・えへ♪」
ラ・クルシェがてへと舌を出してにこりと笑っているとリーズシャルテは全くと言ってルクスに向けてこう続けた。
「取りあえずお前は後で説教。」
「ぎゃふん!」
ラ・クルシェがそう言うとそれじゃあとリーズシャルテはルクスを案内した。
「アトリエに行くぞ、このアカデミーに前からある奴だ。例のあそこは門外不出で
スパイ対策が未だ整っておらんからな。」
リーズシャルテがそう言ってアトリエに案内させるとそこで目にしたのは・・・
・・・・・幾つもの機龍や武器・装甲等が所狭しと展示されていた。
汎用機竜二種類を組み合わせたキメラティック・ワイバーンや通常の二倍の装甲を持つワイアーム、これ迄リーズシャルテが独自開発又は改造した機竜、希少パーツが
展示されていた。
「凄いですねこの光景。」
「そうだろ?これらは今迄私が造り上げた奴が大量にあるからな、既に外部に漏れてもいい様な奴だけを厳選しておいたからな。」
ふふんと鼻息荒しているとあれと思っていた、外部に出していい奴だけを
厳選したと聞いたがそれ以外・・・つまりは他の技術はと思っているとリーズシャルテはルクスに向けてこう言った。
「他の奴、ぱそこんの中にあった技術情報やコイルについては今は
ナンバーズ機龍と共に地下にアルアトリエに隠してある。これを知っているのは私と
クランリーゼと透流とお前だけだ。」
「ええと・・・ラ・クルシェは?」
ルクスは近くでえっほえっほと歩き回っているラ・クルシェを見るとこう言った。
「あああいつか・・・お喋りだから入れてない。」
「あはは・・・信用ねえなあいつ。」
ルクスはラ・クルシェを見てそう思っていたのであった。
次はセリスサイドです。