『!』
その声を聴いたと同時にルクス達が全員身構えるが現れた少女は自身について紹介した。
「私はルインが存在した旧時代の皇族でありロードの生き残りである第一王女
『リステルカ・レイ・アーシャリア』、そしてこちらは侍女の
『ミスシス・V・エクスファー』。そして最後に・・・私の騎士である
『フギル・ヴィー・アーカディア』です。」
『リステルカ』と呼ばれる少女がそう言うとルクスはフギルと言って身構えると
同時にマギアルカが『ミスシス』と言われてあ奴はと言ってこう続けた。
「あ奴はあの時あの遺跡にいた・・・成程な、既にロードはあの時から
活動しておった訳か。」
マギアルカはそう言って自身の腰にアル『ヨルムンガンド』を見て成程なと思っていた、そしてあの時ジオ・インザーギが化け物になったのがノクターンなのならば全てに
合点が行くが一体何の目的でとマギアルカはそう思っていると更に背後から2人の
人間が姿を見せた。
片方は黒の長髪で妖艶な雰囲気を放つ女性
そしてもう一人の姿を見て・・・ルクスとリーシャは目を大きく見開いて驚いていた。
灰に近い銀髪
矢印みたいな模様の白衣
右腕はこの世界ではあり得ない機械の腕
そしてそのまるで蛇の如き見た目を見て・・・ルクスとリーシャは互いにこう言った。
「お前は・・・ハルカ・シーマイヤ!何でここに!!」
「貴様・・・こんな所にいたとはな・・・!」
ルクスとリーシャは互いにそう言うと目の前にいる男性・・・ハルカ・シーマイヤは
2人を見てこう言った。
「おやおや~~?お久しぶりだねエあの時イースター島で見かけた・・・
僕の実験の邪魔をしてくれた糞ガキどもじゃないですかあああ!」
そう言っているとセリスがルクスに向けてこう聞いた。
「ルクス、あのお方を知っているのですか?」
そう聞くとルクスはこう答えた。
「ええ、ハルカ・シーマイヤ・・・僕とリーシャ様と夜架と一緒に別世界に
飛ばされた時に見た・・・マッドサイエンティストですよ。」
「マッドサイエンティストなんて酷いなあ、僕は只科学者としてやるべきことを
やっただけなんだけどなあ?」
「其の為に貴様は仲間を実験体として次元転移装置にぶち込んで多くの人間を
死に至らしめた癖にか!」
リーシャの言葉を聞いてセリスは自身のソードデバイスに
手を掛けようとした瞬間に・・・女性が足元から幾つもの茨を出現させてセリス目がけて襲いかかりそして・・・
・・・・・その手前でイセリアが水のシールドを展開して防ぐとへえと女性はローブの頭部分を取ってこう言った。
「私の攻撃を防いだ・・・其れも5大精霊が男に仕えてる・・・ふふふ、
面白い事になってるわね。」
そう言うとその女性の耳が長くとがっているのを見て一体何なんだろどよどよと言う中イセリアはルクスに向けてこう言った。
「主様、あれは恐らくエルフィム族です。」
「エルフィム族?」
「はい、魔法や精霊召喚の使い手としてはトップランクです。」
其れを聞いてあっちは精霊側と呟く中あらあらと『リステルカ』は2人に向けて
こう聞いた。
「貴方方は彼ら・・・確か・・・新王国でしたかしら?お知り合いで?」
そう聞くと2人は互いにこう答えた。
「まあ私は一方的だわ、何せヘイズ様経由でしたから。」
「僕は今言った通りだ、あいつらのせいで僕の研究はおじゃんだったよ。」
マブチ・キョーマと一緒にねと言うとそうですかと言うと『リステルカ』はこう言った
「でしたらこれからは仲良く協力しないといけませんね、其れとですが皆様私の突如の名乗りと要望にお応えしてもらい更に対話の場と機会を設けさせて頂き誠に
ありがとうございます。」
其れを聞いているが全員は身構えを解除しない事から仕方ないですねえと言うと
『リステルカ』は全員に向けてこう言った
「今回はお礼として皆様にドラグナイトを・・・各国に200機程と精霊使い無しでも
使えるように調整したこの・・・
・・・・・『エレメンタルコイル』を提供いたしましょう。」
そう言って『リステルカ』は懐から嘗てルクス達が持っていた小型のコイルよりも
大型で然も何か意味不明な言語が描かれたそのコイルとドラグナイトと言う目に見える
それらにそれぞれがこう言った。
「そ・・・其れは真であるのか『リステルカ』殿!」
「凄いです、ですが各国に200機とはまた」
「信じられぬ!1年間でルインの調査をして得られるのは年間十数機しか発掘出来ないドラグナイトを一度にそれ程とは!」
教皇ニアス、ミルミエット嬢、グニウス大臣がそれぞれそう言うが無理はない、
汎用機竜の値段は並の家屋一軒分以上。
だが各国が時と犠牲を支払ってルインからかき集めたドラグナイトは未だ全員分
集めきってない事から戦力としては貴重となるドラグナイトは各国からすれば
喉から手が出る程の物なのだ。
そして『エレメンタルコイル』・・・恐らくは精霊とコイルの技術を併せ持っている
それらは一体どれ程の価値なのかをルクスは考えている中・・・
『リステルカ』を見てルクスは背筋がぞっとした。
まるで深淵の奥底にて人の暗い感情を糧に生きる魔物を見ているかであった。
次回は会議の内容。