最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 雑用仕事は本当に大変。


雑用は大変だ①

シングレンが立ち去った後ルクスは先ほどの会話についてを思い出していた。

 「(あの副隊長が言ってたことを纏めるとフギルと出会ったのは20年前って言ってたけどあり得るか?見た感じ僕よりも少し年上程度、つまりは20台前半に始まった位だと思うと見た目のつり合いが合わない。となるとあの副隊長の様に若作り・・・嫌無いな、

年齢特有の感覚をまるっきり感じられないしそれでこそトロンの様の何かしらの力が働いて年齢が実年齢と合わなくなってる?そうだとすると№以外で何かがあるって・・・いやある一つだけ!だけどそうなると一体いつから帝国と関わってたんだ!!一体・・・

どれだけ生きてたんだ?)」

 となると手掛りはルインだなと思いながら模擬店に辿り着いて準備を終えると今度は

別の依頼であった。

 「ルクッチーー!!今度は中庭のステージで王子様役だってーー!!」

 「はああ!台本読んでないよ僕!」

 「何かさあ、その場の雰囲気でアドリブOKだそうだよ?」

 「軽いなおい!」

 ティルファーからの依頼報告を聞いてそう言いながら取りあえずはこなしていくと今度は別の所であった。

 「ええと・・・今度はリーズシャルテ様の所で機竜の展示部屋の手伝いって

クランリーゼ達は・・・駄目だなあれは、何時何処に他国の連中が来ているかどうか

分からないからな。」

 面倒だなあと思いながら向かって見ると意外に男性陣には好評であった、よく見たら

クロスフィードの人達だなと思っているとおおいとリーズシャルテがルクスに

手を振るとこう言った。

 「これから実演するから手伝ってくれないか?私一人だとどういう物か

分かりづらいからな。」

 「・・・透流は何処です?」

 ルクスは透流の居場所知っているのか聞くとああそっちなとルクスに向けてこう答えた。

 「あいつならアイリの所だぞ?人手が欲しいとかって理由でノクトと一緒に

連れてかれてたぞ。」

 「・・・あの野郎・・・。」

 ルクスの静かな怒りに対して待て落ち着けとリーズシャルテはルクスに向けて

こう続けた。

 「あいつの場合は本当の意味で手伝いだろう、其れにデートするんなら態々

ノクト迄連れて行くことは絶対にないだろうしそれに今どこもかしこも人手不足だ。

ソレデこそ夜架の国のことわざにアル『猫の手も借りたい』状態だから仕方ない、それにこっちも人手が欲しかったから暫く手伝え。」

 ほら行くぞと言ってルクスを引きづる光景を見てクロスフィードの面々は

こう思っていた。

 『(ルクスもお兄ちゃんなんだなあ・・・)』

 そう思いながら実演が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「では皆よく来てくれた、わが国のドラグライドの運用が始まって既に10年弱。

当時生まれた子供は其処ら辺で遊んでいるくらいの年頃であろう、だがそれ程経っても我々はドラグナイトについて未だ未解明な所が多くその多くは民間利用できてない始末。だが技術とは日進月歩、常に進んでいるのだ。私が皆に見せるのは・・・これだ!」

 リーズシャルテが全員に向けて見せたのはとある機竜・・・ワイアームに見えるが

これは何だと思っているとリーズシャルテがソードデバイスを使うと何と・・・

ドラグライドがひとりでに動き出してルクスを抱えたのだ。

 おおおっと歓声が響く中リーズシャルテは更にこう続けた。

 「こいつの名は『アームド・ワイアーム』、見ての通りの遠隔操作型のワイアームだ。これを使う事で人や物を運ぶことが出来れば遠隔操作でしか出来ない危険な場所における作業を行う事が出来るのだが・・・生憎現在の状況では最大半径1メートル40cmが

限度でそれ以上になると動かすことが儘ならん・・・だが私は皆に誓いたい!必ず私は

遠隔操作におけるドラグライド稼働を実現して見せよう!!そしてこの新王国をより

豊かで民に優しき国にする事を誓う!?」

 其れを聞いてクロスフィードの人達が・・・拍手喝采してリーズシャルテを

褒め称えているとリーズシャルテはありがとうと言ってその場を離れて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お疲れだったなルクス、次はティルファーお前だ。さっきのデ人増えそうだから

パンチらサービスさせて更に増やさんといかん。」

 「嫌何言ってるんですかリーシャ様!嫌ですよ私って・・・そうだルクッチを

女装させて」

 「・・・・・」ギラリ

 ティルファーが何か言おうとしていたのをルクスが視線を鋭くさせて止めらせると

ティルファーは其れを見てアハハと言って・・・泣く泣く了承する事となってしまった。

 するとそう言えばとルクスはリーズシャルテに向けてこう聞いた。

 「そう言えばですけどリーシャ様一つ良いでしょうか?」

 「?」

 「遠隔操作何ですけどカイトのパソコンに無人機のデータがあったはずですよね?

あれを参考にしないんですか?」

 ルクスがそう聞くとあああれなと言ってリーズシャルテはこう返した。

 「あれを使うには先ずは通信技術を確立させなきゃいかん、ドローン兵器とかあったしあれを国外に出させると各国がうるさくなるし旧帝国派の連中が未だいる状況で

あれを出したらまたあほな事言いかねんからな。先ずは民生利用できる通信機を一先ずはクロスフィード内で浸透させて徐々にとなるから国全体ともなればそうだなあ・・・

20年近くは時間を置かせたい、技術はちょこちょこ出しにしないと

其れに着いて行けずに下手したら国家転覆になりかねんからな。」

 さじ加減が大変だよと言いながらもその時のリーズシャルテの顔は・・・

輝いていたのをルクスは知っている。




 次回はクルルシファーから。
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