最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 続きです。


雑用は大変だ②

ルクスはその後次はと言って習練場を改造したダンスホールに向かうと

そこで目にしたのは・・・周囲を天幕で覆っており光源は天井にアル仮設式シャンデリアで照らされたその場所には既に大勢の生徒達や一般客が参加していた、公の其れも

貴族がやるような煌びやかなドレスに着替えずとも参加できるこれに対して責任者である

クルルシファーがよく来てくれたわねとルクスに向けてそう言うとじゃあと

クルルシファーは相手を見繕うとしていた。

 ルクスのダンスパートナーを誰にしようかと考えて暫くすると・・・一人の女性に目がいった。

 長身金髪で目元を追うほどの白い仮面を付けた綺麗なドレスを身に纏った女性を見つけてあれはと呟いて・・・はあと溜息付いてルクスに向けてこう言った。

 「ルクス君、貴方彼女をダンスパートナーにしなさい。」

 「ええと・・・あの人ってまさか」

 「ルクス君其れは言わないほうが良いわよ?言わないほうが幸せって事も

あるのだから。」

 クルルシファーはため息混じりでそう言うとはあとルクスは其れじゃあと言って

向かって行くと仮面を付けた女性がルクスを見て何やらびくりとなって

下がろうとすると・・・はいは~いと女性の背後からメルが現れてこう言った。

 「相手に指定されているんだから速く行きなさい。」

 メルがそう言って女性の逃げ道を塞ぐとええととルクスは仮面を付けた女性に向けて

こう聞いた。

 「ええとその・・・良いでしょうか?」

 そう聞くとあうあうと仮面を付けた女性は暫く逡巡してこう答えた。

 「ではその・・・宜しくお願い致します。」

 其れを聞いてルクスはダンスを始める中一般客の男性人からの嫉妬の視線が

ぐさりぐさりと矢が刺さったように痛いなあと思っていると一部の男性人からの声が

聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ちぃい!あの野郎普段から一人学園に通っているくせに見せつけやがって・・・

俺だって・・・俺だって・・・俺だって美女と踊りたいよおおおおおおおおお!」

 「顔の良い奴は得だよなあ、己ルクスめえ。」

 「そうだな、ちょっとだけドジを踏ませたやろうぜえ?なあに怪我までは

させねえよ。」

 そう言って適当な人間を相手取ろうと考えて辺りを見回す柄の悪い男たちに対して・・夜架とサニアが現れてこう言った。

 「では・・・私たちとはどうでございましょう?」

 「我々には相手がいない身でな、寂しいからお相手を。」

 そう言うとへへへと男たちの内2人はルクスを転ばせようとして近づいた瞬間に・・・夜架とサニアが互いにこう言った。

 「「主に対する不敬は許しませんわよ(許さないぞ)。」」

 「「へ・・・ぎゃあああああああ!」」

 2人の言葉と同時に夜架は足を、サニアがその腕を捻って転ばせると其れを見たメルはあ~あと言ってこう続けた。

 「あいつら憐ねえ、お兄ちゃんの部下には滅茶苦茶強い人がいるんだからねえ。」

 そう言いながらさてとと言ってダンスを再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はあ・・・結構時間かかっちゃったなあ。」

 ルクスはそう言いながら何でも屋の仕事を熟していた、無論昼休みも兼ねて

サンドイッチや串焼きなどを食しながら歴史展に向かった。

 アイリの様子を見に来たルクスはどれどれと思いながら見てみると司書役として

活動しているアイリと雑用をしている透流の姿がそこにあった。

 「はい、こちらの資料は旧帝国時代からの物になります。ドラグライドが最初に

発掘された第一遺跡『バベル』はですね。」

 「アイリちゃん!古代文学の資料って何処だっけ?そっちを見たいって言う

お客さんが」

 「はいそっちは入って右奥の書架ですよ、足元には気を付けて下さいね。

あ、その蝋燭は奥には持っていかないで下さいね?中は火気厳禁ですので・・・

透流宜しくお願い致します。」

 「ああはい!案内しますので・・・こっちです。」

 透流はアイリの言葉を聞いて案内する姿を見て何事も無くて良かったなあと

思っていると・・・アイリがルクスに向けてこう言った。

 「何さっきからニヤニヤ私を見ているんですか兄さん・・・滅茶苦茶

気持ち悪いです。」

 「酷い!妹の毒が身に染みて体がぼどぼどだーー!」

 様子見に来ただけなのにいいと思っているとアイリはルクスに向けてこう続けた。

 「兄さんは何処に居ても目立つのですから用があるのだったらさっさと本題に

入ってください、私が皆から冷やかされるじゃナイデスカ?」

 だからさっさと言えと言うとルクス慌てながらこう言った。

 「べ、別にこそこそしてたわけじゃなくてだね!アイリの邪魔をしたくなくて」

 「変な気は無用です、私が兄さんを邪魔になることとなれば・・・

透流と2人っきりになれない事ですね。」

 「あははは・・・男の人と2人っきりとか僕は絶対に認めないからねえ。」

 ルクスがそう言うとはあと溜息をつくとノクトが出てきてこう言った。

 「おやルクスさん、こちらにお手伝いでしょうか?」

 「ああまあね、そっちはどうだい?」

 手伝いとかあるとか聞くとノクトはこう答えた。

 「NO、こちらは手は足りていますので。」

 そう言うとそれじゃあと言って立ち去る中・・・そう言えばとルクスはこう呟いた。

 「セリス先輩・・・どうしてるんだろうなあ?」




 次は休憩です。
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