最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 続きです。


仮装大会②

司会者の言葉と同時に姿を見せたのは・・・黒の礼服・・・詰まる話が執事服に

身を包んだクルルシファーがその姿を見せたのだ。

 男装の麗人として登場した彼女を見て女生徒たちはうっとりとしていて息を呑んでいた。

 あまりの似合いっぷりに見惚れているようだ、無論司会者役の少女ですら

そう思っていると・・・おっとと司会者役の少女が意識を集中してこう続けた。

 「それでは次に見えますのはかの有名なアイングラム財閥のご令嬢

『フィルフィ・アイングラム』のご登場です!」

 そう言って現れたのは・・・薄布と紐で構成された際どい衣装・・・カミト達側の

精霊演舞の時に使われる衣装であった。

 フィルフィ自身の独特なぼーっとしている雰囲気に加えて白髪である為か神秘的に見えたそれに呼吸を忘れて見つめ続けているのを見てこれは不味いかもなと思っていた。

 「これは・・・どうするんだクルルシファー?」

 「まさかあんな大胆な衣装で攻めてくるとはね。」

 意外ねとクルルシファーはそう言いながら次は誰なのかしらねと思って舞台袖を見ると

何やらドタバタと音が聞こえてる中出てきたのは・・・2人のメイドであった。

 「ええ、では次に出てきたのは我がアカデミーの男子2名をご紹介!

九十九・A・ルクス君とトオル・ココノエ君ですって・・・え?」

 司会者が2人を見て・・・えっと言っていた。

 黒を基調とした丈の短いスカートと清楚なエプロン、そして頭頂部にはホワイトブリム。

 ルクスの方は短く透流の方は長いスカートだが・・・互に違いがあった。

 透流の方は黒の長髪のウイッグを付けており年齢から見て少々背が高い少女と見えるが

ルクスの場合は・・・そのウイッグが無かった。

 「ちょっと待ってよいやマジで!何で僕だけ中途半端なのさ!!」

 「いやさあ、ルクッチがウイッグ付けたら優勝間違いないじゃん?公平性を出すためには仕方ないじゃん??」

 「ティルファー・・・後で覚えておいてよ?」

 「うひぃいいいいいいいい!」

 ティルファーはルクスの言葉を聞いて内心史上最悪のピンチだああと思っているが

観客側はそうではなかった。

 メイド服姿を着せられた女顔の生徒であるルクスに対して全員こう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーこれはこれで・・・有かな?

 完璧な女装ではない分童顔の少年らしさが強調させられて無理やり着せられている

背徳感が辺りを覆いつくしていた。

 更に言えば透流の方は完璧であった、女顔ではないが未だ少年と言うラインから

出ていない透流は黒のウイッグを付けている事から完璧な女装であった。

 ルクスには及ばないであれどその見た目は完全に少女であった、そんな事は露知らずにルクスと透流は其の心中を悲嘆で満ち溢れていておまけに

こんなの死刑レベルじゃないかと思っているとフィルフィがルクスの前に来ると

こう言った。

 「ルーちゃん可愛い。」

 「フィーちゃんちょっと待って!僕この完全に羞恥心で

どうかなっちゃいそうなんですけど!!」

 薄布で包まれた少女とメイド服姿の少年が何やら語り合うのを見てうおおおと

生徒や民衆たちが拍手を送っていた。

 「な・・・何だがいけないものを見ている気分なんだけどけどこれ・・・

目が離せないわね?」

 「ああそうだな・・・まあ良いだろうけどな。」

 クルルシファーとリーズシャルテが互いにそう言っているとこれ完全に一気に

優勝候補がこの2人で決定じゃないかと思っていると更に司会者役の女生徒が

こう言った。

 「それではここでクライマックス!我が新王国の大物にして騎士団団長であり

学園最強のドラグナイト・・・セリスティア・ラルグリスさんのご登場です!!」

 そう言ってゆっくりとだが出てきたセリスティアであったがその恰好が・・・

大胆であった。

 ウオータードレス・・・つまりは水着であるがその上に

上着を羽織っただけの姿だが全員が息を呑んで見ていた。

 だがその恰好は強化合宿の時よりも露出が激しくて後ろ姿では尻の面積も前よりも

大きく背中はぱっくりと開いていた。

 するとセリスティアは全員に向けてこう言った。

 「ちょ!な、なんなのですかこれは!話が違いませんか!!私は全員が

水着だと聞いて・・・まさか・・・シャリスーー!」

 セリスティアがそう言うと舞台袖にてシャリスがてへと言いながら舌を

ちょっと出しているのが見えてまたかとルクスはそう思っていた。

 だが観客たちはそうではなかった、気品があり男嫌いの堅物の公爵令嬢が着るとは

思えないそのギャップに・・・喜びの悲鳴を上げていた。

 それを聞いたリーズシャルテとクルルシファーはこいつらはと言う目で見ていた。

 「・・・結局男なんて皆エロの塊ばかりか。」

 「そうね、さっきまでのあの綺麗な空気があっという間に吹っ飛んだわよ。」

 最低な意味でねと思っているとセリスティアが出ようとするとちよっと待ったと

言わんばかりに司会役の少女が遮るとこう言った。

 「イイじゃナイデスカセリスティア騎士団長?皆大好評ですよ??」

 「ちょっと待ってください通してください私この格好のママなんですか?!」

 通してくださいというこの光景にホンワカとしている中司会者役の女生徒が

こう言った。

 「それでは皆さん・・・投票どうぞ!」




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