投票と聞いてお願いです着替えさせてくださいとセリスティアが言っているが邪魔する
司会者役の少女があらゆる方向から行く手を塞ぐその光景は正に台所にいる
Gの如き速さにうわあとフィルフィ以外の全員がキショいと思いながら見ていた。
「人間ってあそこ迄我欲で力を発揮するのだな。」
「ええ、執念が成せる技って奴ね・・・真似したくないけど。」
リーズシャルテとクルルシファーは互いにそう言っているとルクスと透流も確かにと
思っていた、あれだけ力があるのならば騎士団でも結構いけるところまで
いけるんじゃないかと思っていると暫くして・・・ノクトが投票を集計していて
持って来てくれたのだ。
ふむふむと司会者役の少女がそう言うと・・・こう言った。
「それでは結果発表!投票の結果選ばれた第一位は・・・セリスティア選手でした!!」
「・・・・・え?」
セリスティアは其れを聞いてきょとんとしているが壇上にいる殆ど全員が
こう思っていた。
「「「「ああ・・・あの水着だな。」」」」」
エロの力ってある意味凄いなあと・・・冷めた目で見ていたがそれを見ていない
司会者役の少女がティルファーに向けてこう言った。
「それではティルファーさん・・・あれを。」
「('◇')ゞラジャアー、ええっと確か・・・ああこれこれ。」
そう言って持って来たのは・・・2枚の封書であった。
「其れではセリスティア選手、この中から一つを選んでください。」
「あああああの・・・これは一体何でしょうか?」
変なのではないですよねと聞くと司会者役の少女はこう言った。
「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪、この二枚の内一枚はこの学園祭中、誰にでも命令を出すことが
出来る命令権限書!もう片方は異性に対してアプローチするという奴です!!」
「い・・・異性・・・!」
それを聞いてセリスティアはルクスの方に視線を向けると近くにいた透流が
ルクスに向けてこう言った。
「あれってルクスさんを見てますよね?」
「あはは透流・・・其れは(ヾノ・∀・`)ナイナイ。」
そう言うのを聞いてええっとと思っている透流であったが尚と司会者役の少女は
こう続けた。
「この異性へのアプローチですが内容を知っているのはレリィ学園長で~ス。」
「最も考えちゃいけない人が考えてるのって最悪じゃん!」
ルクスがそう言っているとええとそれではと言って・・・2枚の内の1枚に手を
差し伸ばして取ってみるとではと言って封書を開いて出てきたのは・・・これだ。
「おおっとこれは・・・異性へのアプローチだああああ!内容は・・・
異性への口づけだああああ!」
「なんつうもん書いてるんだあの馬学園長!」
ルクスはそう言いながら倒れ伏すのを見て透流は大丈夫ですかと聞こうとして・・・
ノクトが制止させてこう言った。
「NO、大丈夫です透流。恐らくレリィ学園長はフィルフィ先輩が勝つんだろうと
思い込んでこれにしたのですが・・・読みを誤りましたね。」
あの恰好では誰もが投票する事位目に見えていますと言っていると
ああそうなんですかと言うとノクトは透流に向けてこう聞いた。
「そう言えばですが聞いて良いですか透流?」
「?」
「・・・もし・・・もし私がキスすると聞いたら・・・OK・・・ですか?」
「・・・・へあ?」
ノクトの言葉を聞いて透流はええ何で俺に聞くのと聞こうとするもノクトは
透流に対してじっと見つめているのを見てええとと言って・・・こう答えた。
「OKとかそう言うのじゃなくてそうだなあ・・・ノクトさんは
その人の事好きなんですか?」
「・・・・・//////」
それを聞いてノクトは赤面しながら俯いていると透流はじゃあと言ってこう答えた。
「良いんじゃないんですかそれでも?」
「・・・・・・へ?」
「自分が相手をどう思ってんのかが大切なんですよ?俺だってもしかしたら
そう言う人に出会うかもしれないしそうじゃなくても自分の気持ちをぶつけてやれば
良いと思いますし・・・俺応援してますよノクトの事。」
それを聞いてノクトの心の中がポカポカする感触を感じてああそうかと思って・・・
透流に向けてこう言った。
「ありがとうございます透流、これで決心は固まりました。」
「そうですか・・・じゃあ俺ソイツヲ」
見つけてと言いかけてその口が・・・塞がれたのだ。
『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』』
突如として歓声が巻き起こる中で全員が目にしたのは・・・透流に口づけしている
ノクトであった。
そして暫くすると・・・ノクトが唇を離してこう言った。
「透流、私とアイリは貴方の事が好き・・・LOVEです。何れは貴方と共にいる事を
賭ける事になるかもしれませんが言います・・・ゼッタイニ貴方を虜にして見せます。」
「な・・・・な・・・・!」
透流はいきなりの事で驚いているが・・・更に災難は続いた。
「ノクト・・・!」
アイリが笑顔で・・・何やら憤怒の顔で出てくるとノクトはアイリに向けて
こう言った。
「アイリ、宣戦布告です・・・私が一歩リードですね。」
くすりと笑みを浮かべるノクトを見てむむむと頬を膨らませているアイリの光景は
新たに生徒達と民衆を搔き立てた。
「うわあ・・・修羅場よこれ。」
「凄いな今時の子は、俺もああいう青春がしたかったなあ。」
「元王女VSメイド・・・これは中々妄想が膨らむわね。」
互いにそう言うのが聞こえる中・・・司会者役の少女はこう呟いた。
「あの・・・こっちにも目を向けてってああセリスティア先輩逃げやがったな
畜生がーー!」
次回は・・・ルクス仕事に戻る。