最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 機体の検分です。


検分

ルクスとグライファーはその悪漢(と名を騙った犠牲者)は

オハナシ(と名を騙った拷問)によって色々と判明したのだが・・・

これがまた面倒事であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まさかヘイブルグ共和国の工作員だったとはなあ。」

 「本当だよねえ・・・然もあのローザからの命令で僕を

おびき寄せようとしていたとはねえ。」

 「・・・僕は其れよりも彼の断末魔の様な叫びが未だ耳に残ってんだけど。」

 「「其れは仕方ない(ねえ)、悪を根絶するのに必要な犠牲だよ(だ)。」」

 「ちょっと待って何でそんなにぴったりシンクロできるんだよおおおおお!」

 納得いかないよとコーラルがそう言う中ルクスとグライファーはぴゅ~~と

口笛鳴らしていた。

 現在彼らは学園にアルアトリエで待機していた、目的は今回手に入れた

エクス・ドレイクについての検証であった。

 ドラグライドには他国毎に国籍である国旗と同時に認証として操縦者の名前または

軍証明コードが刻まれており暗部等には通常のコードが肩部に刻まれているのに対して

脚部又は武装に刻んでいるのが多い。

 これらは他国との軋轢を避ける為のものであるが竜匪賊等はそれを消しているのが多い。

 暫くして検分していたリーズシャルテがやってくると3人に向けてこう言った。

 「お前達が捕まえたその工作員が使っていたと思われるドラグライドだが・・・

見てみるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3人はリーズシャルテに着いて行くとそこである人間が見えるとルクスはあれと言ってこう続けた。

 「何でここにサニアがいるの?」

 ルクスがそう聞くとサニアはルクスに頭を下げてこう答えた。

 「私はリーズシャルテ様に呼ばれましてこちらに来ました、先ほどルクス様が

ヘイブルグ共和国の工作員を拘束したという報告を聞きましてこうして参りました。

何やら見たこともない武器だと聞かれまして恐らくヘイブルグ共和国が発掘した

機体ではないかと言う疑いがあったので。」

 それを聞いて成程ねと思っていた、サニアはヘイズがヘイブルグ共和国から送り込んだ工作員の一人。

 ならば同じ工作員として何か知っているんじゃないかと言う事だろう、

こうやって来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これがそうだ、見た形恐らくだがブーメラン形状の武器に見えるが射出能力が

ある事から見てブーメランの様に戻って来るのではなく相手に食い込むかのように

切り裂く兵装だろうがこの武器・・・使いこなすとなるとそれ相応の実力が

必要となるぞ。」

 リーズシャルテがそう言って今度はサニアに目を向けるとこう言った。

 「サニア・・・お前はこの武器に見覚えはあるか?」

 それを聞いてふむと思っていると・・・サニアは恐らくですがと言ってこう続けた。

 「これはルインで発掘された特殊兵装だと見てとれます、これを使うともなれば

間違いなく上級のドラグナイトと思われますがここ迄の人間が工作員・・・まさか。」

 「まさか・・・何か心当たりがあるのサニア?」

 ルクスがそう聞くとサニアは暫くして・・・こう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ルクス様、『六刑士(サーヴァンツ)』と呼ばれるのを聞いたことありますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『六刑士(サーヴァンツ)・・・聞いたことねえなコーラルお前は?」

 グライファーがコーラルに対してそう聞くとコーラルは嫌と言ってこう続けた。

 「僕も初めて聞くよ?其れって何ですかサニアさん?」

 コーラルがそう聞くとサニアはこう返した。

 「『六刑士(サーヴァンツ)』・・・其れはヘイブルグ共和国に於いて暗部の中でもトップランクの6人で構成されたワンマンアーミーです、裏社会においても

名が通った面々ですが・・・何故その一人がルクス様を狙っておまけに

ローザ・グランハイドが依頼したなどと?」

 「大方タワーのルイン調査権が欲しかったんじゃないのか?ルクスとセリス・・・

どちらか2人を倒して置けば攻略が楽だからじゃないのか?」

 リーズシャルテがサニアに対してそう言うがいいえと言ってこう続けた。

 「ローザ・グランハイド・・・奴は確かに悪い噂は絶えませんが戦闘関係で

その様な事はしないのです、ヘイブルグ共和国に於いてですが奴は常に向かう相手を

叩き潰す事に関しては天下一品です。ですからこのようなことに関しては間違いなく奴は関与していないと思っております。」

 それを聞いてルクスはふむと思っていた、何せ確かにローザ・グランハイドが

自分とセリスティアを見る目が間違いなく自身の手で叩き潰すという感じであった。

 そんな人間がこんな裏工作をするのかと考えているとそれととサニアは

全員に向けてこう言った。

 「これは私が娼館にいた時ですが客の中にこういう人間が言っているのが

聞こえました。」

 「「「「?」」」」

 それを聞いて全員が何だと思っているとサニアは全員に向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『ローザ・グランハイドはあのお方の操り人形にしか過ぎない、本当の悪は

別におられるんだよ!』と言っておりましたが・・・其れを言った人間は客と娼婦が

それぞれ別の日に死んでいたことが分かりましたが・・・もしかしたらそれと何か。」

 それを聞いて全員が考えているとまあそれよりもだと言ってルクスに向けて

リーズシャルテはこう言った。

 「明日は余興みたいな感じで試合が執り行われるんだ、お前はセリスと共に休んで

明日に備えろ。」

 良いなと言うとルクスも分かりましたと言って立ち去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何やら・・・喉の奥にツッカエタナニカを感じながら。




 次回はセリスに対して。
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