最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 やっとセリスです。


悪意の再開

 「はあ・・・私は一体何をしているのでしょう・・?」

 セリスはそう呟きながら外を彷徨っていた、ここ最近はルクスと面と向かって

顔を合わせると不意に目を逸らしたり件の約束のせいで悪化の一途であった。

 無性に胸の鼓動が高まったり落ち着かなくなって力が抜けたりし今迄の様に自分を

律する事が出来なくなっていた。

 だがそんな状態でもルクスを守るという使命を投げ出したくないというある意味の

仕事病に近いがそれを他の女生徒たちが聞いたらこう言うだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「「「「セリスティアが女の顔になってる!?」」」」」

 

 

 

 

 

 

 そう言う事は間違いないであろうがそれを知らないセリスティアはそれでもと思い

遠くから見ている中ティルファーと共にあの占いの館に入るのを見て内心落ち着かなくなりこうやって教室の外から見ているしかなかったがこれ他の人からしたら完全に

こう見えるであろう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ママ~~?あの人なあに。」

 「しっ!見ちゃ駄目よ!!」

 完全にストーカーでしか見えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ウエイド先生・・・私は一体どうしたら・・・如何すれば良かったのでしょうか?」

 セリスティアはそう言ってルクスの祖父の事を思いだしながら嘗て彼から貰った

指南書を眺めながらこう呟いた。

 「私は先輩として・・・信頼できる彼の力になる為にここにいるのに・・・此の儘では私は・・・!」

 セリスティアはそう呟きながら歩いていると何かを感じたセリスティアは一瞬で

真顔になってソードデバイスを抜いた。

 校舎裏近くの林の人気のない外壁の近くからナニカ・・・視線の様な物を感じた

セリスティアは其処から現れる人間を見て・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・へ。」

 目が点になってしまったのだ、現れたのは初老の男性

 灰色がかった髪色

 長身瘦躯で鍛え上げたのが分かる肉体

 そして何よりも・・・ルクスと同じ感じをする優しい感覚

 するとその男性はセリスティアに対してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・久しいなセリス、又儂の言う事を聞かず・・・いや、聞きすぎて

無茶をしてはおらんだろうな?」

 厚みのある典雅な声を聴いてセリスティアは・・・こう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「貴方はまさか・・・ウエイド先生・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「生きていたのですかウエイド先生・・・で・・・ですが何故ここに」

 「どうしたセリス?何か聞きたいことが有るんじゃなかったのか??勉強熱心で

努力かな君ならばすぐにでもモノにできるだろう?」

 そう言ってセリスに近づこうとすると・・・ルクスが現れるとこう言った。

 「お久しぶりですね・・・お爺様。」

 「おお・・・久しぶりだなルクス、又私に黙って機龍の本を読んで」

 「お爺様お久しぶりのところ悪いのですが・・・貴方は本当に当人何でしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ルクスの言葉にセリスが慌ててこう言った。

 「な・・・何を言っているのですかルクス・・・ウエイド先生は現に目の前に」

 「例え生きているとしても可笑しいですよセリス先輩。」

 「えっと・・・一体何が可笑しい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「だってお爺様が生きていると仮定するなら・・・何で革命の時に

出なかったのですか?」

 「!」

 セリスはそれを聞いて目を大きく見開いてそう言えばと思っていた、ウエイド先生・・自身が知っている彼であるならば例え死を偽装したとしても絶対に革命には

賛同していたであろう。

 だが革命が終わり自身にとって孫であるルクスやアイリが雑用で働いているのに

知らないふりをするのは・・・其れは無理があると考えたセリスティアは

ウエイドに向けてこう言った。

 「貴方は一体・・・何者ですか?」

 そう聞くとウエイド・・・いや・・・其れはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これはこれはこれは、騙されなかったとは意外でしたね。」

 そう言うとウエイド・・・いや、人型の液体がこう答えた。 

 「私の名前は『聖蝕』・・・そう呼ばれる存在だ。」

 「「!!」」

 それを聞いてルクスとセリスティアは互いに目を大きく見開いて驚いていると

聖蝕はこう言った。

 「私はまた出会う・・・その時が楽しみです。」

 そう言うと其の儘・・・蒸発して消えたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今のが聖蝕・・・ですが目的は一体?」

 「さあ分かりませんね・・・けど分かった事があります。」

 「?」

 それは一体と思っているとルクスはセリスティアに向けてこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今回の演舞戦も一筋縄ではいかない事です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夕方。

 ルクスとセリスティアはアリーナに来ていた、するとそれと同時にローザと

カレンシアが姿を見せるとあらあといってこう続けた。

 「流石貴族様ねえ、時間ぴったりとはこれはまたどうして・・・優等生は嫌ねえ。」

 「ああはいはい、安い挑発は僕達は買う気すらないのでさっさと始めましょうよ。」

 ルクスがローザに向けてそう言うとあらあそうなのおと言って・・・にたりと

三日月の如き笑みを口いっぱいに広げてこう言った。

 「今日は嬉しい日だわあ・・・貴方みたいに図の高い奴をボコるのって

私好きなのよねえ。」

 「じゃあこっちは叩き追ってやりますよ・・・その得意満面な自信をね。」

 そう言って互いにソードデバイスを抜いて開始時刻を今か今かと待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あ・・・ぐ。」

 軍の独房にて倒れている看守がそこにいた、背後から襲われて意識が

朦朧しているようだ。

 そして襲った人間・・・いや・・・人型の液体である聖蝕がとある場所に向かうと

こう言った。

 「我が主からの命令だ・・・お前を利用しろとな。」

 そう言って目の前にいる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ルクスとグライファーがボコって拷問した男に対してカードを見せた。




 次回は戦闘です。
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