最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 試合が始まります。


試合開始

「それではこれよりルイン・タワー攻略の為の演舞戦を執り行う!」

 フギルはそう言って演舞戦の執り行いと説明を始めた。

 「先ず今回の演舞戦だが2対2のタッグマッチ、機竜及び精霊の使用は自由としている。」

 「ちょっと待って欲しいわあ~~?精霊が無い私たちはどうするのかしら~~?」

 ローザがそう聞くがフギルはこう返した。

 「無いのだから出来ないと言うのなら今すぐ消えろ、ルイン攻略に於いて無いから

出来ないと言うのは諦めたのと一緒だ。七竜騎聖に選ばれたのならばその位のハンデは

克服して見せろ。」

 「・・・言ってくれるじゃないの。」

 ローザはそれを聞いてニヤリと・・・糞がと言う黒い笑みを浮かべたローザはじゃあ

仕方ないわねと思いながらルクスの方に目を向け直すと次にとルクスはフギルの言葉を

聞いた。

 「互いに戦いどちらか1体でも立っていればその国の人間の勝利である、

そしてここからが重要・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・例え何があったとしても試合外での戦闘が起きた場合その事態を

収束させた国が優勝とする!」

 「「「「!」」」」

 その言葉を聞いてルクス達は目を大きく見開いていた、試合外・・・つまり

何かあるんじゃないかと考えたルクス達であったがまさかと・・・ルクスはソフィスが

言っていたこの試合に妨害が入ると言うあの占いってまさかそう言う事なのかと

思いながらルクスはソードデバイスを・・・ギャラクシー・アイズのソードデバイスを

構えると・・・イセリアが出てきてこう言った。

 「マスター、如何やらこの戦は勝たなければいけないようですね。」

 「まあそうだねえ、ここで勝てなかったらタワーが攻略される恐れがあるし

後々面倒なことになりそうなんだよねえ。」

 「今回は私の力を使っても文句はないという事ですのでマスター・・・

勝ちましょう。」

 「うん・・・そうだね。」

 ルクスはイセリアに対してそう答えて・・・イセリアが紋章の中に戻るとではと

フギルは全員に向けてこう言った。

 「それでは演舞戦・・・開始だ。」

 そう言うと同時にルクスとセリスティアは互いにギャラクシー・アイズと

リンドヴルムを展開するとカレンシアは陸戦のリーダータイプである

エクスシリーズの一つ、エクス・ワイアームを召喚するとローザは禍々しい模様の入ったソードデバイスを抜いた。

 「姦悪なる術策の煤、沈み潜んで騙し打て。悔い改めざる宿世の竜ヨ、

『ゴルィニシチェ』。」

 パスコードを唱えて現れたのは・・・全身刃と言わんばかりに物々しい機竜であった。

 光沢のある鈍色

 黒と灰色が入り混じった鋼色の装甲

 各部から突き出た鋭利な茨

 頑強さの具現である陸戦型特有の分厚い装甲

 「コネクト・オン。」

 ローザがそう言って纏った機竜『ゴルィニシチェ』を見たルクスはこう思っていた。

 「(でかいな・・・普通よりも大きい・・・恐らく出力もだけど防御力も通常の

ワイアームの神装機龍・・・フィルフィのテュポーンよりも倍近くは性能ありそうだな、だったらあれ相手にやる事は・・・一つ!)」

 ルクスがそう思っているとライグリィ教官が現れてこう言った。

 「それではこれより演舞戦を執り行う!制限時間なし、フギル・アーカディアが

提示した条件を満たしたものが勝利とする・・・互に相違はないな?」

 それを聞いてルクス・セリス・カレンシアは問題なしと言うとローザはにやりと笑ってこう答えた。

 「問題ないわ~~?寧ろさっさと・・・あいつを倒したくて倒したくて

うずうずしているわあ。」

 ローザの言葉を聞くと同時にルクスは精霊語で唱えた。

 

 「儚くも慈しみを持ちし水の王!数多なる命の始まりを告げし女王よ!!

今ここに顕りてわが力となれ!?」

 そう言うとイセリアが姿を見せると其の儘弓矢に変貌するのを見てへえとローザは

ぎとりと嫌な笑みを浮かべてこう言った。

 「其れが精霊王のねえ・・・どれほどの力なのか・・・見せてもらうわあ!」

 そう言ってローザは鎌状の武器である『竜角曲刃(サイス)』を構えると

ライグリィ教官は準備出来たと考えてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それでは・・・バトル・スタート!」

 その言葉と同時にセリスはではと言って前に出るとカレンシアとローザがドライブで

距離を詰めようとして・・・ルクスは弓矢を放ったのだ。

 「「!」」

 2人はそれを見て身構えると何と足元が・・・凍り付き始めたのだ。

 「これは・・・!」

 「へえ・・・だけど!」

 ローザはそう言ってドライブの出力を上げて氷を破壊するがそれと同時に・・・

ルクスが前に出てパラディンを右手に、弓矢を左手に持って現れると其れに対して

ローザは『竜角曲刃(サイス)』で反撃すると・・・ルクスの背後からダガーが

現れたのだ。

 「ダガー!」

 だけどこんなものと言って自身の装甲で弾き飛ばして・・・ルクスの背後からセリスが姿を見せると同時にその槍が『ゴルィニシチェ』の肩部に突き刺そうとする・・・

その手前でカレンシアがブレスガンで攻撃しようとするのが見えて・・・

『ゴルィニシチェ』が砕いた氷を使って小さな礫としてブレスガンに命中した。

 「!」

 「『雷閃』!」

 セリスがそう言うと同時に機龍のエネルギー機関に関わる肩部に放つとローザは

糞と言いながら・・・弾き飛ばされていった。




 次回へと続く。
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