ゲルダフの下匪じみた笑みをしながらルクスに対してさあて次は何だろうなあと言って
賽子を振ろうとして・・・ぎぎぎぎと軋みが起きた。
「な・・・何だ・・・何故賽子が動かない!」
ゲルダフが大声でそう言うと成程ねとルクスはゲルダフに対してこう答えた。
「其の賽子は一度使うと制限がかかるんじゃないのかな?多分・・・時間とか。」
「な!」
ゲルダフはそれを聞いてふざけんなと思っていた、時間が掛かるのかよと思っていると
ルクスはパラディンを構えるとゲルダフは畜生と言って武器を出そうとするも・・・武器が出なかったのだ。
「な・・・何故だ!俺の武器が出ないだなんて何故!!」
「大方何かを犠牲にする事で発動していたんだろうけど・・・無駄だったね。君じゃあ№を使いこなせないようだ。」
それを聞いてゲルダフは・・・ふざけんなと言ってこう続けた。
「何故手前みてえないい子ちゃんが戦えて俺には力が何一つねえんだよ!俺は今迄
裏の仕事をして成し遂げてそしてやっと・・・ここ迄やれたのに何故だ!!何故俺は
お前には勝てねえんだよ?!」
そう言うとルクスはゲルダフに対してこう答えた。
「驚いたね・・・まだ何も分かってないんだね。」
「な・・・何がだ。」
ゲルダフはルクスを見て・・・後ろ向きに下がろうとするとルクスはこう言った。
「今迄裏の仕事とかって言ってたけど其れですら君は他の人の手助けで
成し遂げてたんじゃないの?」
「な・・・何!」
「お前が其れだけ成し遂げるために多くの人間が頑張ってたんだ、情報収集に敵地調査、そして何よりも君の事を信頼してくれた人がいるはずだ。お前はそれを
自分一人でやったように思ってただけだよ、可哀そうだねお前は・・・其れですら
分かってなかったなんてね。」
「お前みたいな・・・お前みたいな・・・お前みたいに陽の光を浴び続けていた
お前におれがあああああああああ!」
「だからお前は・・・・『僕達』によって倒されるんだ。」」
ルクスがそう言った瞬間にパラディンで・・・2方向同時に切裂かれたと同時に賽子が回り出たのは・・・
・・・・・『1』であった。
「私はずっと!貴方を!!ウエイド先生を!?憧れの貴方に追いつこうと
頑張っていました!」
「ならばお前はその我に・・・憧れと言い抜かす貴公を我が討とう!」
ロンゴミニアトはセリスに対してそう言うとその槍が輝きを増して・・・
貫こうとした。
「ディバイン・ゲー・・・何故起動しないんですか!」
セリスティアは何故神装が発動しないのかと思っていると・・・ロンゴミニアトは
こう答えた。
「我が戦う限り、あらゆる物は使う事は出来ん。出来るのは己の武器只一つ。」
「特殊武装も・・・神装も・・・何方も使えないという事ですね、何故それを。」
「我は・・・貴様が憧れた者の思考に従っただけだ。」
「ウエイド先生・・・ありがとうございます!」
セリスティアがそう言うと同時に身構えようとして・・・ロンゴミニアトは
セリスティアに対してこう言った。
「『聖蝕』から・・・命令・・・カノ者・・・救済・・・せよ。」
そう言うと同時に『聖蝕』の形が崩れると其処から・・・1枚の№が出てくると
セリスティアはいったいと思っていた。
「さてと・・・後は№を回収してお前は・・・何だあれ?」
ルクスは倒れ伏したゲルダフから№を回収しようとして・・・虹色の液体が出てくると其れがゲルダフに纏わりつくと・・・ゲルダフの機竜が変貌を始めたのだ。
賽子が禍々しい黒に染まり脚部や腕部が無くなった代わりに背面脚部が6本になって
巨大化してまるで雲の如き見た目になるとゲルダフが・・・嘗て魔人化した
ディルウイと同じ瞳になると逆さまになったゲルダフはルクスを見てこう言った。
「ひゃははははははははは!これは付いてるぞ!『聖蝕』が俺に力を貸してくれた以上俺は主の使命を果たせれるぞ!!これで新王国をずたずたにしてやれば残された
連中の失望が拝められる・・・ぎゃははははははははは!」
「とんだ屑野郎だなお前、他人の幸福を呪って貶める事で自身の幸福に
変えようとする・・・自分から現状を変えようともしないお前はここで僕が倒す!」
ルクスがそう言うとゲルダフはルクスを見てこう返した。
「正しい事をして幸せになるなど俺は認めない!蒼の死神よ、そんな格好つけの
偽善者は己の善行に裏切られたまま人間の悪意に晒され絶望し・・・死ねエええええ!」
ゲルダフはそう言って多脚部となったクレイジー・ドレイクを走らせると・・・賽子が動き出したのだ。
出た目は・・・『4』
すると分身していたルクスが全員消えたのだ。
「糞が!武器だけじゃなくて神装まで無効化しちまうのかよ!!」
ルクスはそう言いながらも・・・戦闘を再開するしかなかった。
そんな中他でも・・・戦闘が起きていた。
「マギアルカ隊長!火急の事態発生です!!クロスフィード周辺に大量のアビスが
近辺まで進軍してると報告が」
「話は聞いてオルガ儂の機竜は巨大すぎて街を破壊しきれぬから・・・
あいつがやっとるわ。」
殆ど下着姿のマギアルカはそう言って外を眺めていると・・・其処ら辺で巨大な
水の音が聞こえた。
「さてと・・・俺様を楽しませろよ・・・アビス共。」
シングレンはそう言って蒼の機竜・・・『リヴァイアサン』でアビスを
相手取っていた。
次回も戦闘です。