「ぎゃははははははははは!手前だけは絶対に俺がコロシテヤルーー!」
「いい加減に成仏しやがれ・・・この糞が!」
ルクスはゲルダフに対してそう言いながら攻撃するがその攻撃にゲルダフは・・・まるで何もないかのような感じであった。
すると賽子が回り始めて出たのは・・・『3』であった。
「糞が・・・最期の武器が!」
ルクスはそれを見た瞬間にギャラクシーが砕け散って嫌な顔をするとゲルダフは
フハハハハハと高笑いしてこう続けた。
「これで手前は丸裸だ!後はゆっくりと甚振って女どもの前に連れ出して」
「『ディバイン・ゲート』。」
その声と共に上空から・・・セリスティアが姿を見せたのだ。
「ほお・・・あの女も来たのか。」
「セリスティア先輩・・・そっちは?」
どうしましたかと聞くとセリスティアはこう答えた。
「コチラハ戦っている最中に何処かへ移動しました、虹色の液体になって。」
「虹色の液体・・・セリスティア先輩多分その行き先は・・・あれですよ。」
ルクスはゲルダフに目を向けると成程と・・・ゲルダフの変貌を見てこう言った。
「成程そう言う事ですか・・・あれはディルウイさんと同じ」
「あれはまだマシですよ、動機がちゃんとしているけどあいつは腐った根性しか
ないですからね。」
ルクスがそう言うとゲルダフはセリスティアを見てこう言った。
「へへへへ・・・手前みてえなお偉い奴を甚振れるとは俺は・・・
ついてるぜえええええええ!」
セリスティアを見て下種な笑みを浮かべるゲルダフはセリスティアに近づこうとするとルクスはセリスティアに対してこう言った。
「気を付けて下さい、あいつは戦った後に賽子が回ってその目に応じて能力が
変わります。『3』は武器破壊、『4』は能力無効化です。」
「そうですか・・・でしたらこれですね。」
セリスティアがそう言った瞬間に・・・神装で移動してゲルダフの真上・・・賽子
目がけて大槍で貫こうとするも・・・貫くことが出来なかったのだ。
するとゲルダフは笑みを浮かべて・・・賽子が回り始めたのだ。
そして出たのは・・・『5』であった。
するとルクスは・・・ギャラクシーアイズの力が無くなるのを感じると同時に
セリスティアが大槍を構えて其の儘・・・技を放った。
「『雷閃』。」
その声と共に・・・セリスティアが再び賽子目がけて攻撃して賽子に罅が入ったのだ。
「ああああああああああああああ!」
何でだあと言いながらゲルダフはもう一度賽子を振ろうとした瞬間に・・・
賽子が回った瞬間に更に罅が広がり始めて・・・クレイジー・ドレイクが
壊れ始めたのだ。
「あああ・・・何故・・・俺の・・・俺の・・・俺の力がーー!」
何故だと言っているとルクスはゲルダフに対してこう言った。
「お前は何も見ていない。」
「・・・・あああ!」
「お前はずっと人の悪意しか見ていない哀れな奴だ、だからこそお前は
見て見ぬふりをしていたんだ。」
「・・・・人の優しさと思いやりを・・・。」
そう言った瞬間に賽子が砕け散って・・・其れと同時にクレイジー・ドレイクが
砕け散ったのだ。
「な・・・何故・・・。」
ゲルダフは何故と言って空を見上げていた、今迄影の戦いでうまく行っていたのに
何故と思っているとゲルダフはルクスとセリスを見て・・・こいつらと思った。
「(こいつらだ・・・こいつらと出会ったから俺は・・・俺は・・・
俺はあああああああああ!)」
そう思いながらゲルダフは懐からある物を取り出した。
其れはとある人間から貰った物。
ーーそいつは私からの贈り物だ、もし負けそうになったらそいつを使うんだ。
だがそれを使えばお前はこの世界から永遠に消えるだろうがな。
「(ああ構わねえ・・・こいつら全員・・・道連れだーーー!!)」
そう言いながらゲルダフは懐から取り出した巻物・・・精霊側では
『スクロール』と呼ばれる簡易的な魔法陣が描けれる其れをルクスとセリスティア
目がけて・・・放ったのだ。
「これは・・・?」
「一体何だ?」
セリスティアとルクスは互いにそう言って手に取ろうとすると・・・イセリアが
ルクスに対してこう言った。
「マスター!其処から魔法術式が見えます!!其れは魔法を持った巻物です!?」
「!・・・セリス先輩離れて!!」
「え?」
セリスは一体何故と思った瞬間に魔法陣が浮かび出て・・・ルクスとセリスを覆った。
「これは!」
「セリス先輩!」
ルクスはセリスの手を掴んだと同時に光に包まれて・・・2人は消えて行った。
ゲルダフと共に・・・
・・・・・2000年の時を経て転生した魔族の王であるアノスと呼ばれる
王がいる世界に。
次回からは『魔王学院の不適合者』の世界に参ります。