「これで勝ったと思ったら・・・大馬鹿だなお前は。」
「何?」
リーズシャルテの言葉にベルベット・バルトは顔を踏みつけながら聞いた。
「それはどういう事かなお姫様?」
ベルベット・バルトはニャッと笑いながら聞いた。
「もう直に王都に援軍が到着する!!そうすれば残ったアビスだけでは太刀打ち
できまい!!」
リーズシャルテは未だ王都からの援軍が来るという可能性を賭けていたのだ。
例え来ずともベルベット・バルトの意識をそちらに向かすことが出来ると思っていたからだ。
「ククククク・・・ハハハハハ!!呆れて笑いしか出ないとはこのことだよ
リーズシャルテ!!」
突如ベルベット・バルトがリーズシャルテに対して侮辱しか言いようがない
言葉を吐きかけてこう言った。
「お前、あれが王都の援軍と見えるなら相当・・・馬鹿だな!!」
それを聞いてリーズシャルテはベルベット・バルトが向いている方向を見た瞬間顔を青くした。
ベルベット・バルトの背後の地平線から百機近くの機竜が向かっていたのだ。
然もすべて旧帝国の塗装と同じ赤色であった。
「これが現実だよリーズシャルテ王女様・・・いや・・・只の肉奴隷の
リーズシャルテだったなあ!!」
そう言いながらリーズシャルテの装衣の下部分を剥ぎ取った。
「きゃあああ!!!」
リーズシャルテが悲鳴を出し刻印を隠そうとするもそれを両手で押さえつけ身動きを抑えると足でリーズシャルテの下半身の間を擦った。
「ひゃあん♡♡」
リーズシャルテは艶めかしい声を出した。
するとベルベット・バルトがリーズシャルテの体を嘗め回すように見ながら
こう言った。
「懐かしいなおい、お前の体をあの地下牢でさんざん堪能した時よりも
成長しているな。」
「え・・・。」
リーズシャルテは何故それを知っているのかが分からなかった。
するとベルベット・バルトはこう言った。
「覚えてないのかリーズシャルテ?お前の腹にこれを入れたのは誰だった?」
「あ、ああああ・・・。」
リーズシャルテは思い出し始めた。
あの地下室に誰が何をしていたのか・・・。
「忘れたのか?お前の純潔を奪ってお前を奴隷として調教した人間を?」
「あああああああ・・・・・・。」
リーズシャルテの心が壊れそうだった。
地下牢で誰が自分の体を犯しつくしたのかを・・・。
「そうさ・・・。」
「あ、あ、あ・・・。」
顔を思い出し始めた。
忘れようにも忘れられず医者の催眠治療によって蓋をされた人間の顔を。
「俺だよ。」
「イヤアアアアアアアアアア!!!!!!」
リーズシャルテは全てを思い出し大声を出した。
忘れようとした記憶が一気に蘇り心のバランスが取れなくなり始めたのだ。
するとベルベット・バルトはリーズシャルテの耳元でこう囁いた。
「哀れだなお前は、クーデターが成功して跡取りように残していた妹が死んだら代替えとして王女にされたからなあ。」
「イヤ・・・イヤ・・・イヤ・・・。」
最早リーズシャルテは抵抗も出来なくなっていた。
周りにはガーゴイル型のアビス十一体と≪ワイバーン≫と≪ワイアーム≫、
≪ドレイク≫合わせて百機が周りを取り囲んでいた。
「だがそれもお終いだ。このまま王都を攻め落として王女の目の前でお前を
犯してやるさ。そしてお前は永遠に帝国の奴隷として使用する。」
「アアアアアア・・・・・。」
リーズシャルテは最悪の未来を予測して涙した。
「その前にもう一度犯してやろう・・・今ここでな。」
ベルベット・バルトがリーズシャルテの装衣を破り始めた。
するとリーズシャルテは心の中でこう思った。
「(ああ、また犯されるんだ。もう逃げ切ることも・・・こいつに逆らうことも出来ないんなら・・・いっそあの時のように心を閉ざしてしまえば・・・
どれだけ楽か。)」
ベルベット・バルトがリーズシャルテの体の装衣を剥ぎ終えて自身の装衣を脱ごうとした時何か音がした。
「なに」
「?」
ベルベット・バルトが声がした気がして周りを見ると
「してるんだ・・・。」
「・・・何だ?」
上空で何か黒い点が見えた。
「この・・・。」
「ま、まさか!!!」
ベルベット・バルトが驚いた瞬間それが訪れた。
「変態オヤジがーーー!!!」
「ぐふっ!!」
運よく障壁が起動するも何かが顔に当たってベルベット・バルトが吹っ飛んだ。
「な、何者だ!?」
反乱軍の一人が言うとその人はこう言った。
「只の・・・。」
それを見た瞬間リーズシャルテは驚いていた。
「あ、あああ・・・。」
通常よりも多くの装甲を持ち・・・
「クラスメイトですよ・・・。」
灰色に近い銀髪の・・・
「ル・・・ルクス・・・。」
仲間を・・・
「リーシャ様のクラスメイトだ!!」
ルクス・アーカディア参上!!
遂に主人公参戦!!