この日アノスは魔王学院『デルゾゲード魔王学院』にある第二教蓮嬢にてアノスは
サーシャとミーシャと共にいるとそう言えばとサーシャはアノスに対してこう聞いた。
「そう言えばあんたあの後から一緒の班になろうって言う人がいたはずなんだけど・・・何でいないの?」
サーシャはそう言って自身の周りにいる班員を見てそう聞いた、
何せあの戦いの後からアノスに対して色々と声を掛けられたようだが・・・アノスはああ
あれかと言ってこう続けた。
「断った。」
「はあ!何でよあんた!!班別対抗試験は人数が多ければ多い程有利なのよ!?
アンタの魔力だったら同じ人数だったとしても相当の実力になるはずでしょ!」
そう言うが其れも確かである、拠点となっている魔王城をその握力だけで持ち上げて
振り回したどころか破壊できたのだ。例えサーシャの様に自身と同じ面々がなったとしてもその振り分けられる魔力の大きさで正に最強の軍隊になるだろうと考えているが
アノスはこう返した。
「気分では無いしな、其れに俺とお前達2人がいれば十分に勝てるだろ?」
そう言うがもう一つの理由が有る、班になる際にミーシャ以外は誰も
関わろうとしないどころかサーシャを相手取る際には嘲笑の対象であったのに勝っただけで掌返しで誘いに来る程度ならば・・・いないほうがまだマシだと言う事もあるだろう。
まあ中には誘わない人間もいるが其れはまた別の時だと考える中サーシャはあんた
聞いて無いのとこう聞いた。
「あんたねえ・・・班別対抗試験だったら私達で良いかもしれないけど
クラス対抗試験とかは5人以上、学年別対抗試験だったら7人以上はいないと
参加できないって知ってたの?」
それを聞いてアノスは暫くして・・・こう答えた。
「其れは知らなかった。」
「知らないんかい!って・・・あんたどうするのよ?今更集めるの??」
サーシャがそう聞くとアノスはさらっとこう答えた。
「まあまだ時間はたんまりとあるんだ、その間に方法を考える。」
「悠長ね・・・呆れたわね?」
サーシャはそう言いながら頭を抱えていると授業開始の鐘が鳴ってドアが開くと2人の姿が現れた。
一人は眼鏡を掛けたなんとまあ高慢ちきな感じを漂わせ更に言えば神経質そうな女生ともう一人は・・・法服と外套を纏って帽子を深く被っている男・・・いや人と
言って良いのかどうか分からないが出てきたのは骸骨であった。
然し骸骨が入ってきた途端に普段は騒がしくしている教室が・・・突如として
静かになったのだ。
だが原因は分かっている・・・アノスは成程なとこう思っていた。
「(奴の魔力に押されたな、だがそれが普通だ、今迄と違う。間違いなく奴は・・・
俺の部下の一人『アイヴィス・ネクロン』だ。まさか奴がアンデッドになってこうやって俺の前に姿を見せるとはな、だが奴の魔力・・・以前とは何か違うのを感じるが
これは・・・覚えがあるがどことなく違うこれは・・・。)」
そう思っていると『エミリア』は生徒達に向かってこう言った。
「今日はこの間話した通り大魔法教蓮を行います、七星皇老
『アイヴィス・ネクロン』様における今後二度とはあり得ない魔法の深淵に迫る
授業になるから心して聞くようにな・・・特にアノス・ヴォルディゴート君、くれぐれも失礼のないようにお願いしますね!」
そう言って『エミリア』はアノスに対して釘をさすが心外だなと思いながらも
こう答えた。
「言われなくてもそれぐらいは分かっている。」
「分かってない・・・分かってないだろ貴様・・・!」
「『エミリア』先生・・・頑張って。」
サーゼクスがそう言って『エミリア』を慰めていると・・・さてととアノスは
『アイヴィス・ネクロン』に近づくとこう言った。
「よう、『アイヴィス』。久しぶりだな。」
「!!?!??!?!?!?!?」
『エミリア』はその光景を見て顎が外れそうなくらいに口を開いて
ギャグ漫画の様な顔になりながらこう言った。
「あ・・・ああ・・・あああ・・・アノス・ヴォルディゴート君!
貴方『アイヴィス』様に・・・何と言う気安い口の利き方を!!」
「やばいな・・・あいつ今度こそ死んだぞ?」
「ああ・・・流石に七星皇老は遣り過ぎだろうが。」
「って言うかアイヴィス様が起こったら俺達迄巻き込まれるんじゃ」
「勘弁してくれよあの不適合者のせいでこっち迄巻き込まれるなんて御免だぜ?」
生徒達がそう言う中アノスは『アイヴィス』に目を向けて確かに当人だなと
思っていると『エミリア』はアノスを押し退けて速攻で・・・頭を下げてこう言った。
「申し訳ありません『アイヴィス』様!アノス・ヴォルディゴートに関しては除名・・いえ貴方様の手で煮るなり焼くなりお好きになって下さい!」
そう言う中『アイヴィス』は良いと言ってこう続けた。
「久しぶりと言ったな・・・何時だ?」
そう聞くとアノスは二千年前だと言うが『アイヴィス』はふむと言ってこう続けた。
「・・・済まないが私はその時の記憶が欠落しておるようだ。だが覚えているのは一つだけ・・・。」
そう言う中『アイヴィス』は懐かしむかの様にこう答えた。
「我が主にして暴虐の魔王と呼ばれた我が創造主只一人の名前だ。」
次回はその後。