ルクス「違いますよーー!!」
「ええと・・・大丈夫ですか?リーシャ様。」
ルクスはリーズシャルテにそう聞くと当の本人はと言うと・・・
「うううううう~~~~~////」
≪ティアマト≫の後ろでルクスに睨みつけていた。
顔を真っ赤にして・・・。
何せ二度も裸を見られたため恥ずかしさと言うよりも怒りが強かったのである。
するとルクスはこう考えていた。
「(さてどうしたものか?リーシャ様の体力を回復させるまで待っていると
王都からの援軍が来ちゃうからリーシャ様の刻印がばれるしなあーー。
でも予備の装衣と言ってもなあ・・・ん?)」
ルクスは装衣の代わりになりそうなものがないかと探していると死体の中には
まだ綺麗な部分の装衣があることに気づくとそれを脱がして機竜のパーツ破片から其れを切りとって廃屋に残されていた服から糸を抜き取って何かを編み始めた。
そして暫くするとルクスはそれをリーズシャルテそれをに届けた。
「はい、リーシャ様。これ着て下さい。」
リーズシャルテがそれを受け取って一分後・・・。
「ど、どうだルクス?」
ルクスが作ったのは腹回りを隠すために編んだスカートと胸を隠すための
水着のような物であった。
「うん。我ながら完璧です。」
ルクスは自分が作ったのは間違いじゃなかったと確信するとリーズシャルテはある物を思い出した。
「何かこれって町で流行している水着(ウオータードレス)みたいだなあ。」
「ウオータードレス?」
「ああ海とか河で遊ぶ時とかで民が着る潜水用の服らしいんだが知ってるかお前?」
「・・・いやあああ・・・僕にはわかりませんねえ。・・・(それ僕が言い出しっぺなんて・・・言えないよね。)」
ルクスが異世界に帰って最初の夏の時、珍しく暇が出来たため水着を着て海を泳いでいる中偶然それを見たレリィが根掘り葉掘り聞いたことから始まったことなのだが
女性用に関しては色々と向こうのファッションセンス等で四苦八苦したという
逸話があるほどだ。
そんなこととはつい知らずリーズシャルテから聞いた事に背中に冷や汗が
垂れるという珍事が起きたほどである。
そしてルクスはリーズシャルテにこう言った。
「さてと・・・リーシャ様、今機竜を使うのって大丈夫ですか?」
その問いにリーズシャルテはこう答えた。
「ううむ・・・≪ティアマト≫は論外、≪キメラティック・ワイバーン≫は・・・
≪ワイバーン≫は駄目だが≪ワイアーム≫の方はぎりぎり使えるかな。」
「分かりました。それじゃあ・・・帰りますか王都に。」
「ああそうだな・・・。」
そしてルクスとリーズシャルテが機竜に搭乗するとリーズシャルテは小さい声で
ルクスにこう言った。
「ありがとうなルクス。私を仲間と認めてくれて。」
「え?何ですか、リーシャ様。」
ルクスはそれを聞こうとするとリーズシャルテは≪ワイアーム≫の車輪を
最大出力で走らせた。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ・・・リーシャ様!!」
夕焼けの大地に二機の機竜が走った。
その時の少女の顔は・・・年相応ににこやかだった。
リーズシャルテ「お前女子力高すぎるから見ろ・・・生徒だけじゃなく
教官迄・・・。」
生徒と教官「「・・・ま・・・負けた・・・。」「」
ルクス「・・・今度教えましょうか?」
生徒と教官「「・・・ぐはっ!!」」
リーズシャルテ「お前は鬼か!!」