「はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・もう嫌だ・・・。」
ルクスの体力は精神および肉体的にもう限界であった。
「ノクトには例の質問と手で僕のを揉むし、フィルフィなんかあの大きいのが
当たって僕のソード・デバイスが性的に起動しそうだったりこのままじゃー・・・
色んな意味で僕狂っちゃいそうだよ。」
ルクスよ、よく言うだろう。
・・・楽になっちまえという悪魔の声に耳を傾けろと・・・
「そこは傾けちゃダメだろ!!」
こいつホントに性欲あるのか疑いがあるなあ、それだからホモ疑惑が
浮上しちゃうんだろ。
「それ別世界って現在の僕じゃないだろごら!!」
まあどうでもいいとして
「よくない!!」
さてさて最早体力が底を尽きかけたルクスはある事を思い出した。
「(そういえば授業が終わっている今ならあそこ開いてるよな・・・?。)」
そう思ってルクスは演習場の控室にへと向かった。
演習場に入ったルクスはそっとドアを開けると誰もいないことを確認してから自分の着換え用の仕切り板の向こう側(普段はリーズシャルテが使っている)へと移動した。
「やっと・・・休める。」
ルクスは溜息をついてそこに座った後そこにある時計を確認した。
「あと十分で終わる・・・ふふふ・・・レリィさん・・・覚えてろよ~~。」
僅かな希望を確信したルクスは皮算用をしていると・・・ドアが開き始めた。
「やば。」
すぐに隠れたルクスは少し覗き込むと女子生徒が入ってきたのだ。
「はあ・・・本当に嫌になるわね。ルクス君を捕まえるチャンスが水の泡。」
「あはは、まあ仕方ないよ。機竜の修理が終わってるからちゃんと試運転しないと危ないって。」
どうやら彼女たちはこの間のアビス及び反乱軍騒動の際に小・中破した機竜の試運転をしに来た『シヴァレス』のメンバーであろう。
この時ルクスは最早ここ迄と思った。
「(もうこうなったら大人しく投稿しよう。)」
ルクスは覚悟を決めて出ようとした瞬間・・・彼女達が服を脱ぎ始めたのだ。
「(よしやめよう!!)」
直ぐに仕切りの向こう側に戻ったルクスはできれば音を聞かないように耳を塞ごうとすると一人の女生徒がこう聞いた。
「そう言えば例の男の子のルクス・アーカディアって実際どんな子?」
すると他の女生徒がこう言っていた。
「ううん・・・話してみるとね物腰低くていい人ですよ。ほらこの間の演習だって
先輩達も評価してたでしょ?」
「それに顔は可愛いしね。」
「(そこ余計だろ!)」
聞き耳立てていたルクスはその女生徒にツッコミをした。
「まあ確かに腕はいいしそれにこの間の件については評価し甲斐があるけど・・・
セリス様がなんて言うやら。」
ここの女生徒全員が知っていることだが団長であるセリスティア・ラルグリスは
男性嫌いで有名なのである。
それについてどうするかで意見を言い合っている中ある少女が入ってきた。
「あれクルルシファーさんどうしたの?」
「ちょっと訓練しようかなっと思ってね。」
「あ、じゃあマニュアルどこにあるか知りませんか?この部屋にあるはず
なんだけど?」
「ああそれなら日に当たると傷むから奥に入れてあるわ。」
するとクルルシファーの声が近くなっていることに気づいた。
「(不味い!)」
ルクスはさらに奥に行こうとした。
「確かこの辺に・・・え?」
「あ」
ルクスとクルルシファーはお互い目があったのだ。
当然クルルシファーは下着のみでルクスはそれを見た瞬間こう思った。
「(オワタ。)」
ルクスは覚悟を決めて出ようとした瞬間クルルシファーはマニュアルをもって
そのまま戻っていった。
「へ?」
「やっぱりやめておくわ。今日は≪ファフニール≫の点検していたの忘れてたわ。」
「あ、じゃあ私達は行くね。」
そう言って女生徒達が出るとクルルシファーは制服を着直してルクスにこう言った。
「もういいわよ。可愛い覗き魔の前科持ちさん。」
するとルクスは苦笑いで出てこう言った。
「まだそのネタ引っ張るんですね。・・・それとありがとうございました。
でもなんで助けたんです。」
そう聞くとクルルシファーはこう返した。
「あなたはまだ私の依頼を達成してないのが一番だし、それにここに来た理由は恐らく例のイベント絡だと分かってるしね。」
「・・・そうなんです(´;ω;`)。」
ルクスは涙目でそう言うとクルルシファーはこう言った。
「(泣く程ってどういう目にあったのかしら?)安心しなさい。さっき終了の鐘が鳴ったみたいだから。」
クルルシファーは心の中でちょっと同情する中イベント終了を告げるとルクスは
笑いながらこう言っていた。
「ふふふふふふふ・・・レリィさんめ・・・どうお返ししてやろうか・・・。」
不気味な笑いに流石のクルルシファーも少し後ずさりするほどであった。
するとクルルシファーはルクスにこう聞いた。
「そ・・・そういうことで依頼書を出しておいたら。後で捨てておくから。」
「何から何までありがとうございます。」
そう言ってルクスは依頼書を出すとクルルシファーはこう言った。
「はい・・・ありがとう。」
「終了ーーー!!今依頼書を持っている人がルクス君を一週間好きに
できますよーーー!!」
係員らしい女生徒の声が鐘の音と共に告げるとルクスはそれに驚いた。
「ええっ!!もう終わったはずじゃあ・・・!!!」
ルクスはクルルシファーの方を向くとクルルシファー時計の針を・・・弄っていた。
「いろいろと気を付けたほうが良いわよ・・・ルクス君(^_-)-☆。」
それに気づいたルクスは手を頭に乗せてこう絶叫した。
「騙されたーーーー!!!」
今までの苦労が一気に襲ってきてそのままOrzした。
そしてクルルシファーはルクスにこう言った。
「それじゃあ依頼してもらうわね、早速。」
「・・・はい・・・。」
最早返事する気力も湧かないルクスは僅かな力を振り絞って言うとクルルシファーはルクスに近づいてこう言った。
「今日から一週間、私の恋人になってほしいの。」
「・・・はい?」
『『『『『きゃーーー!!!』』』』』
ルクスの返事は周りにいた少女達の悲鳴でかき消されるもクルルシファーはルクスにこう言った。
「これからよろしくね。ルクス君。」
又ひと騒動が起きるなと直感したルクスであった。
次回はアイリの説教から始まるよ。