ルクスとクルルシファーの偽恋人生活から三日が経ちドラグナイトの練習や
昼食などを二人一緒に過ごしている中同級生の女生徒達はこう言っていた。
「クルルシファーさん。羨ましいですわ。」
「まあ、争奪戦を制したのは彼女なんだけど。」
「--見た目も実力も良い二人がお似合いすぎて何だか。」
「「「妬ましい!!!」」」
そんな状況であると同時に次に備えて牙を研いでいる中クルルシファーは授業が
終わったばかりでまだクラスメイトが大勢いる中でいつもの調子でこう言った。
「ねえ、ルクス君。これからデートに行かない?」
するとルクスは平然とこう返した。
「良いですよクルルシファーさん。でもこんな所で言うのはやめてくれないかなあ?皆がびっくりしちゃうから。」
するとクルルシファーは周りを見た後小首を傾げてこう言った。
「そうね、考えておくけどーーーいけなかった?」
するとルクスはさらにこう返した。
「そんなことないよ。こっちも嬉しいよ。」
そう言いながら笑顔で返すと周りがきゃあきゃあ言っているのが分かる。
ただ一人を除いては・・・。
「(いや待てお前達、あれ見えないのか?あの二人の背中に何か別な感じの二人が
見えるんですけど。)」
そう・・・リーズシャルテである。
リーズシャルテは興味なさそうに見ている中二人に何か変な物が見え始めているのが分かるからである。
「(ほら見てよ。クルルシファーはトランプみたいのを持って相手に見せるとルクスが凄い得意満面な顔で何か出したよって・・。)」
さらにこう言う音が聞こえてきた。
「(ほら聞いてよ!何か『ざわざわ』って人の声がしてるんですけどーー!!)」
某高層ビル越しで鉄骨綱渡りする危険なゲームをする最底辺者たちが見える
リーズシャルテであった。
そう思いながらもリーズシャルテを含んで全員が退室した後ルクスは溜息つきながらこう切り返した。
「はーーっ・・・全く驚いましたよクルルシファーさん。今のってわざとでしょ?」
するとクルルシファーがこう返した。
「デート自体は本当のことよルクス君。でもね、ちゃんと皆にアピールしなきゃ
いけないでしょ?もう直にエインフォルク家から偵察してくる従者に備えてね。」
「でもクルルシファーさんを疑って裏を取ろうとしませんか?」
僕なら確実にしますよと言うとその疑問にこう答えた。
「だからこそのデートじゃないの。先ずはあなたの服をどうにかしなきゃ
いけないから二十分後に校門の前で待ち合わせね。」
遅れないでねと付け加えるとルクスははーーっと溜息つきながらも身支度を整えるために部屋に戻っていった。
果たしてこの戦い誰が勝つのか!!??