「ありがとうございました。クルルシファーさん。こんなに高い物を買わせて
もらって。」
彼氏役として情けないけどねと冗談交じりであるが少し浮かない顔でそう言うと
クルルシファーはルクスにこう言った。
「気にしなくても良いわよルクス君。試着した限りだけど礼服結構似合っていたしそれにあれくらいどうってことないわ。私が自由に使える範囲の金額だったからね。」
そう言っているがルクスは心の中で顎を大きく落としながらこう言った。
「(ぼ、僕の3か月分の生活費が自由にって・・・やはりお金持ち、
何て恐ろしい子。)」
ルクスは心の中で電流と一緒に少女漫画さながらの顔になっていた。
「そうだわ。折角街に来たんだから食事でもしない?私未だ余裕あるから。」
夕方ぐらいの時間帯なのだろうか人通りが少なく薄暗かったのだ。
するとルクスとクルルシファーは気づかれないようにソード・デバイスを持つと
ルクスはこう言った。
「イヤー。悪いですよ彼女にそこまでさせるなんて。」
「あら、割と好きよ。そういう普段は女の子みたいな顔をしているのにたまに男の子らしい事言うところ。」
するとルクスはクルルシファーに笑顔(内心怒っている)でこう返した。
「イヤーーー。冗談キツイですねぇ。クルルシファーさん・・・は!」
するとルクスはソード・デバイスを抜いて起動させた。
「ー飛翔せよ、ー逆境の中で研ぎ澄まされし爪を上げる翼竜よ。反逆の翼翻せ、
≪ライズ・ワイバーン≫!」
ルクスは機竜を起動させると空高く飛翔した後≪フォース・トリニクス≫から
継承されたレーダーを使ってサーチし始めた。
すると下からブレスガンを撃ってきたのだ。
それを基に位置を割り出したルクスは竜声でクルルシファーにこう伝えた。
『クルルシファーさん。敵は5人!!』
『分かったわ。』
するとクルルシファーは機竜を召喚すると≪ファフニール≫の特殊武装を相手に
合わせる・・・のではなくその少し先を狙って打った。
すると着弾した所から例の機竜が現われた。
「な、・・・何故居場所が・・・。」
男の一人が声を振り絞って聞くとクルルシファーはこう返した。
「ルクス君が貴方達の居場所をサーチしてくれたからな。それに彼にやらすと貴方達全員死ぬまではいかないと思うけどそれなりに重症の体になってしまうからね。」
因みに町の被害を考えるとねと付け加えた。
そしてクルルシファーは建物の壁側に向かってこう言った。
「いい加減に出てきたらどうかしら?」
そう言った後壁側から一人の人間が現われた。
「ご無沙汰していますお嬢様。」
するとルクスはクルルシファーにこう聞いた。
「お嬢様って・・・まさか!!」
「ええそうよ。彼女が報告を聞きに来た従者『アルテリーゼ・メイクレア』よ。」
その執事服を着た細身の女性こそエインフォルク家から様子を見に来た従者で
あった。
するとアルテリーゼはルクス達にこう言った。
「ここでは話をするには不向きですので別の場所で。」
そして警備隊が襲撃者を引き渡した後ルクス達は別の所にへと向かった。
ルクス「僕ってそんなに女顔ですかねー?」
作者「いやお前原作で女装したじゃん。」
ルクス「そうだったーーー!!!」