屋根から落ちていくルクスは走馬灯のようにこう思っていた。
「(ごめんねアイリ。僕の代わりに借金返済よろしくね。特許で得たお金で老後は
大丈夫だから。ああ、後デッキはそのまま持ってくれると嬉しいな。・・・
遊馬約束守れなくてごめんね。)」この間0,5秒
そしてルクスはそのまま・・・着水した。
バッシャアアアアンンン!!!と
「ブッハー!!」
ルクスは死ななかったことにホッとすると上からデュエル・ディスクが落ちてきたのでそれをキャッチするとそれがお湯である事に気が付いた。
「え、ここって温泉!?・・・それにしては・・・。」
ルクスは労働者用に銭湯を作ることもしておりそれなのかと思っていたが場所そのものが違うことと周りの雰囲気が違うのだ。
「(高級感漂う大理石製の柱と壁、ランプも見たところ高そうだから
高級宿かな?)」
ルクスが現状を把握しようとしたとき天井のまだ落ちていない塊が
湯煙の向こうにいる人影に向かって落ちてきたのを見てルクスは慌ててその人影目掛けて突き飛ばして覆い被ったのだ。
「危ない!!」
そしてルクスが助けた人間の場所に天井が落ちたところを見てほっとした後
こう聞いた。
「大丈夫です・・・か・・・。」
ルクスが覆い被った人影は・・・少女だった。
鮮やかな金髪と赤い瞳の少女は引きつった顔でこう聞いた。
「おい変態・・・。死ぬ前に言い残すことあるか?」
裸を見られたことに対し怒り心頭であったためルクスは出来るだけ穏便に済まそうと慎重に言葉を選んだ。
「えっと・・・。まだ幼い雰囲気があるのに胸は結構あってその割に腰回りは
細くて・・・めちゃエロ可愛いです!!・・・あれ?」
選んだ言葉がそれかよという感じになりルクスは心の中でこう言った。
「(うわーーー!!!何言ってんだ僕は変態か!!!
ってこれヤバくない!!??)」
それを聞いた少女は改めてバスタオルを体に纏うと笑顔でこう言った。(蟀谷に
(# ゚Д゚)マーク添えて)
「その痴れ者をとっ捕まえろ!!!!」
「すみませんでしたーーー!!!!」
「「「「「きゃああああああああ!!!!!!」」」」」
少女とルクスと浴場にいた・・・少女達の悲鳴が同時に鳴り響いた。
ルクスが大浴場から出ると脱衣所にも少女達がおりその中を走り去るとルクスは
持っていたポシェットを見て閃いた。
「え、えっとですね。ここに来てしまったのはポシェットを咥えた野良猫を
追っていたら屋根が壊れて・・・。」
するとポシェットの口から一組の・・・女物の下着が出てきたのだ。
「・・・ふっ。・・・」
誰かわからないが鼻で笑うと・・・こう言った。
「下着ドロだ!!誰か衛兵を呼べ!!それと剣と槍も持って来い!!!」
「なんでさーーー!!!!」
ルクスはそのまま走り去ると周りにあるものを見ていた。
廊下に敷かれている高級感のある赤絨毯。
パーティー会場のように広い食堂や遊戯室、客室。
所々に置いてある上品な絵画や調度品。
「この建物・・・なんか変だな。」
そしてそのままエントランスにまで逃走するとそこにいたのは黒髪短髪の少女と
茶髪のポニーテールの少女、青髪のボーイッシュな少女達が帯剣していた。
そして青髪の少女が静かな声でこう言った。
「王立士官学園〈アカデミー〉校則第18条、『学園の内外に問わず上官の許可なしに機攻殻剣(ソード・デバイス)を抜刀すること許さず。だが現行犯の確保又は自身の身の危険の際は抜剣と装甲機竜(ドラグライド)の使用を許す』」
それを聞いたルクスはここがどこなのかについて顔を真っ青にして思っていた。
「(アカデミーってことはここって・・・!!!)」
「やるぞティルファー!!ノクト!!」
「おっけー!」
「YES MY ROAD。ですが彼も機竜を持っている可能性が高いので
気を付けてください。」
「-来たれ、力の象徴たる紋章の翼竜。わが剣に従い飛翔せよ≪ワイバーン≫!」
「ー来たれ、不死なる象徴の竜。連鎖する大地の牙となれ≪ワイアーム≫!」
「-来たれ、根源に至る幻想の竜。幾重にも瞬いて姿を為せ≪ドレイク≫!」
それぞれが機竜を召喚すると青髪の少女が床を蹴って飛翔すると1階のエントランスの端から二階の吹き抜けにいたルクス目掛けていきなり手刀を叩きつけようとした。
「ヤバい!!」
すかさずルクスは腰に差していた2本の内奇妙な紋章の入った剣を抜剣すると
こう言った。
「ー暴け、真実をその眼に映す猛禽よ。その鋭き爪で栄光を掴み取れ≪フォース
・トリニクス≫!」
すると手刀が落ちた場所から噴煙が立ち込めるとそこにいたのは・・・
大型の盾を持ち右手に西洋剣を持った青と灰色の機竜がそこにあった。
決闘機竜「フォース・トリニクス」
見た目は原作版のルクスが良く使う「ワイバーン」と同じ。
種類(飛翔機竜)
この機竜はルクスがこの世界に帰ってきた時に一緒に現れた機体。
他とは違い探索(レーダー)を持っている希少型でありルクス以外には反応すら
しない機竜である。
武装は西洋剣と大型の盾とそれに内蔵されている機竜息銃だけであるが守れば守るほど強くなれるよいうこともあり長期戦に適した機体である。