青髪の少女はルクスの纏っている機竜を見てこう言った。
「ほう機竜を持っているのか?然も私と同じ汎用機竜で飛翔型なら・・・断然負けるわけにはいかないな!」
そして青髪の少女は2人にこう言った。
「ティルファー!私が陽動するからお前が前に出ろ!!ノクト!お前は迷彩で
隠れながら援護!!3人がかりで落とすぞ!!」
「りょーかーい。」
「YES 」
そしてノクトはドレイク特有の迷彩能力で姿を消すとティルファーはワイアームの
内部にある車輪を使ってルクスに突進しつつ剣を出してルクスが扉に行こうとすると
青髪の少女がそれを妨害してルクスの動きを制限しようとした。
屋内での戦闘では空を飛ぶ飛翔型は動きが限定されるため陸戦型のワイアームの方が有利に働くのだ。
更に言えばノクトのドレイクは迷彩で姿を消しているため出た時には攻撃態勢が
整っているというオチが付くのだ。
3種類の機竜の攻撃を同時に喰らえば何もできずに終わるのが普通だ。
そう・・・並大抵ならば。
ルクスは突如何もないほうに目を向けて剣を振るとそこに迷彩で隠れていたノクトが姿を現したのだ。
「なっ!!」
そしてそのままルクスはノクトを掴むとティルファー目掛けて投げ飛ばしたのだ。
「え、ちょ!!」
ティルファーはノクトを掴み取ると青髪の少女の振りかぶった剣を盾で防ぐと
そのまま流れるように軌跡を変え、さっきと同じ方向に投げ飛ばしたのだ。
「どわっ!!」
ここで種明かしだが何故ルクスがノクトの居場所が分かったのかと言うと
ルクスの左目には嘗ての戦友でもあるカイトと同じようにD・ゲイザー型の紋様が彼にも入っているのだ。(周りの人間にはわからないが)
それによりこの機体は索敵することが出来るからこそノクトの居場所が
分かったのだ。
そしてルクスが扉を開けようとすると勝手に扉が開きそこには細身の体と
端正な顔立ち、腰にまで届く水色の髪の少女がそこに立っていた。
まるで妖精のような出で立ちにルクスは呼吸が一瞬止まると彼女の腰に差している
細剣を見て警戒すると少女はそれを抜いてこう言った。
「-転生せよ。財貨に囚われし災いの巨竜。偏く欲望の対価となれ、
≪ファフニール≫」
すると少女の周りに光が走るとそこには水色の機竜がそこにいた。
「今度は神装機竜!!」
神装機竜とは汎用とは違い伝説のドラゴンをモチーフにした名前で単一しか
存在しないのだ。
すると青髪の少女は水色の髪の少女にこう忠告した。
「クルルシファー気を付けろ!!そいつは『最弱無敗』だ!!」
「(やっぱり知ってたのねー。)」
ルクスの戦闘スタイルは自分から攻撃せず専守防衛を主とした戦法の為
その2つ名が付いたのだ。
すると少女クルルシファーが少し笑顔でこう言った。
「あらあなたの防御力は王国一と言われてたわね。」
「いやーそんな王国一って大袈裟ですよ。」
「ならその防御力・・・試させてもらうわ。」
すると彼女は持っていた長距離型の機竜息銃を構えた。
まだまだルクスの戦いは終わらない。
ルクス「え、まだ続くの?」
続きます。