最弱無敗の決闘機竜   作:caose

71 / 378
 前半色々とネタが沢山あります。


そして再開

 第六遺跡『ガーデン』で一夜を明かしたルクス達一向は黒パンと干し肉を使って

作ったサンドイッチ(ルクス作)を食べた後三人は徒歩で祭壇にへと向かった。

 三人とも機竜を使う事は出来るが何時アビスが襲来するか分からなかったので

体力温存の為歩いている。

 現在ルクスを前にしてその後ろにノクトとクルルシファーがいた。

 暫くするとクルルシファーの息遣いが荒くなっているのに気付いたノクトが

クルルシファーにこう聞いた。

 「クルルシファーさんどうしたのですか?顔色が悪いようですが?」

 「大丈夫よノクト、今は祭壇を目指しましょう。」

 そう言っているがノクトはクルルシファーを見ると首筋に僅かではあるが汗が

浮かんでいた。

 恐らくまだ回復していないんじゃないかと思っていたがクルルシファーの顔を見るとそうは言えなかった。

 辛そうに見えても決して歩き続ける彼女を見るとそう言えなかったのだ。

 無論ルクスもクルルシファーの様子をちらっと後ろで見ることがあるので体調が

万全ではないことに気づいている。

 そして十数分後・・・。

 「ここが祭壇。」

 ルクス達は白い円柱が立ち並ぶ円形の床の中心にある銀の玉石があるのを見つけた。

 それはほんのりと光り輝いていているのを見たルクスは持っていた角笛をその玉石に掲げるが・・・。

 「・・・反応無しか。」

 ルクスは『鍵』とは何なのかと考えている中クルルシファーがその玉石に手を当てると突如何か音がした。

 『≪鍵≫の存在を認識しました。』

 すると何か声が聞こえた。

 「何だ?」

 ルクスが何事かと思いノクトをその床から離れるように言おうとするとその声は

こう言った。

 『特殊コードを解除。転送します。』

 その瞬間床が光り輝いた。

 「これはー!?」

 「一体ー?」

 ルクスとノクトは目を瞑ると次の瞬間景色が一変していた。

 そこは青白い金属の板で囲まれた無数の瓦礫がある部屋に着いた。

 「ここは・・・遺跡の内部か?」

 「ルクスさん、見てください!あれ!!」

 ルクスはノクトが指さした方向を見るとそこには無数の『ボックス』が所狭しと

置いていた。

 ボックスとは遺跡内にある機竜やその関連部品、古文書などが収められている箱だがこれは継ぎ目が固くて機竜の装甲並みに硬い為箱ごと持ちかえって時間をかけて

壊さないと開けれないものなのだ。

 その中でクルルシファーは奇妙な箱型のオブジェに手を当てるとまたあの声が

聞こえた。

 『鍵の認証を確認。レベル権限に基づき第二管理室のロックを解除します。』

 そしてクルルシファーはルクス達が持っているボックスの端に手をかざすと・・・。

 「「・・・え?」」

 ボックスが独りでに開いたのだ。

 その中にあったのは無数の汎用機竜の武器と部品が出た。

 「・・・違うわ。」

 そしてクルルシファーは他のボックスにも同じことをした。

 出てきたのは・・・。

 「古文書だ!」

 「違う。」

 カランと出てきたのは・・・

 「ハリセン?」

 「・・・違う。」

 コロンと出てきたのは・・・。

 「・・・カツラ!?」

 「・・・違う。」

 そして一際大きく光るとそこにいたのは・・・。

 「・・・惜しいのかしら?」

 白いスーツを着て片手に杖を持った白髪と白い髭と眼鏡がトレードマークな人形。

 「カー○ルーー!!」

 ルクスが大声でそう言うとまたボックスが開いたのでそれを見たクルルシファーは

ノクトに向かって投げた。

 「対象外。」

 それは黄色い体と赤い頬がチャームポイントのギザギザの尻尾をしたぬいぐるみ。

 「ピ○チュウーーー!!!」

 ・・・何考えてたんだ古代人はと心の底からそう思ったルクスであった。

 

 

 

 そしていろいろとルクスがツッコム中クルルシファーは何重にも折り重なった

金属の扉に手を触れると自動的に開くとそれはさらに続く階段があった。

 「もっと・・・もっと探さないと。」

 そう言った瞬間クルルシファーが倒れかけた。

 「「クルルシファーさん!!」」

 ルクスとノクトが駆け寄るとクルルシファーはこう言った。

 「・・・大丈夫よ・・・まだ・・・私には・・・・・・。」

 「誰だ?」

 「「「!!!」」」

 その声に三人はそれぞれ驚いていた。

 ここには自分たち以外にも来ている人間がいるのかと思った。

 然も声からして男性だったので全員は万が一に備えてソード・デバイスを構えると

声の主が階段から昇ってくるのが分かった。

 「ここに人間が来るのは三年ぶりだな。」

 「!!」

 ルクスはその声に聞き覚えがあった。

 「何で・・・どうして・・・。」

 「どうしたの?ルクス君?」

 「どうしましたか?ルクスさん?」

 クルルシファーとノクトがルクスの顔色を見てそう聞くとその人間のシルエットが

明らかになってきた。

 見たこともない形状の靴。

 黒の差し別れの服。

 色素の薄い天に差すような金髪の髪型に青い三本槍のような前髪。

 「!!・・・」

 ルクスはそれだけで分かり涙した。

 もう二度と会う事も出来なくなった仲間。

 異世界の月でその命を散った友達を・・・。

 「あああああ・・・・。」

 そしてつり上がった青い目。

 そして全体が明らかになると男はこう聞いた。

 「お前・・・ルクスか?」

 「・・・カイト・・。」

 共に世界を救った人間の一人。

 天城 カイトとの再会であった。




 ・・・やっとここ迄来たぞーーー!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。