彼女が長距離型機竜息銃を撃つとルクスは大型の盾で止めると盾の着弾箇所が大きく凍り付いた。
「うそ!!」
ルクスが驚いている中も彼女は寸分違わず同じ個所に集中砲火した。
ルクスは盾の状況を見ると凍り付き方でこのままどうなるか最悪な方に絞った。
「(このままじゃ盾の耐久性が落ちて粉々になるのは目に見えている!!
だったら・・・)うおーーーー!!!」
突如ルクスが盾を障害物にして突進してきたのだ。
「!・・・へー。」
クルルシファーは一瞬驚くも冷静に対処した。
そして盾を何発か当てて砕かれた瞬間・・・ルクスが機竜を解除した。
「何ですって!!」
「うおーーーー!!!かっとビングだ!!僕!!」
そしてルクスは彼女と機竜の僅かな隙間にある扉に向けて飛ぶと流石の
クルルシファーも対応できずそのまま扉から脱出させられたのだ。
そしてルクスはスピードを殺すため持っていたソード・デバイスで道を刺すと
柄をそのまま手放し、新体操の床のように鮮やかに回転しながら着地した。
「「「「「おおおおおおおお!!!!!!」」」」」」
流石に少女達もルクスの大立ち回りに拍手を送った。
ルクスは恥ずかしながらも丁度校門の手前だったためそのまま立ち去ろうとした瞬間ある少女がいた。
ルクスがその裸を見てしまった少女が・・・・。
少女がにこやかに笑うとルクスが笑顔で「ハロー。」と言うと少女は右手をグーに
してこう言った。
「歯を食いしばれ。」
「ですよねー。ぷぎゃっ!!!」
少女の拳がルクスの顎にダイレクトに当たりそのまま吹き飛んだのであった。
「連れていけ。」
「了解!!」
そのままルクスは連れ去られていったとさ。
おわり・・・。
「まだ終わってないでしょ!!」
又もやルクスは地下室に閉じ込められていた。
・・・作者に大して文句を言いながら。
今回は枷こそはついてはいなかったが腰に差していたソード・デバイスと
デュエル・ディスク、デッキ、使い込んだナイフ、工具一式、ポシェットも
取られていた。
正確な時間は分からないが天窓から差し込む光から朝食頃だろうと推測していた。
「参ったなー。今日も仕事の予約があるのに。」
ルクスは唯一没収されなかった手帳(大抵はデュエル・ディスクに書き込まれているがディスクの太陽電池が切れた時に備えて予備として持っている。)
に書き込まれている膨大な予定表を見てぼやいていた。
因みに一度約束した仕事をすっぽかすとその分借金が増えるという罰ゲームもあり。
どうしようかと項垂れている中誰かが入って来たのが聞こえた。
「お目覚めかな?王子様。」
「ああ!!」
ルクスがその少女を見て驚いた。
何せ金髪の左側を黒いリボンで括っていたがあの時の少女だった。
「さてとお前には死・ぬ・ほ・ど・!!言いたいことがあるがその前に学園町から話があるから着いて来い。」
その少女の言葉の後ルクスは少女にこう聞いた。
「あのー。もしかして学園長って・・・〈レリィ・アイングラム〉じゃないよね?」
「そうだが何だ?」
「やっぱりここか。・・・借金云々よりも厄介ごとがあるなー。」
ルクスはそれを聞いた瞬間確信した。
何故機竜を少女達が保有しているのか。
この学園の調度品が豪勢なのかも合点がいったのだ。
すると少女ルクスの前でこう言った。
「そう言えば私の名を言ってなかったな。」
そして一呼吸置くと目付きを鋭くしてこう言った。
「新王国第一王女にして朱の戦姫〈リーズシャルテ・アディスマータ〉だ。お前の帝国を滅ぼしたこの国の姫だからよろしく頼むぞ。王子様。」
「うそ~~~ん。」
半ば笑ってない顔でその顔で言った少女の目の前でルクスはOrzした。
世の中諦めが肝心。