ある少女はずっと動けなかった。
後ろからいきなり襲われ・・・壊された。
何年も経ちニンゲンニ怒りが募りに募ったある日全てが変わった。
「・・・システムの修復はもう少しかかるがこれなら・・・。」
ダレダ?
「関節その他はあのガラクタを幾つか回してボディーは・・・。」
ナニヲイッテイル?
「後は起動に必要なエネルギーを・・・。」
ナニヲシテイル?
「これを繫げてエネルギーを流せば!」
その瞬間ナニカが入ってきた瞬間私は目覚めた。
「( ,,`・ω・´)ンンン?ここは・・・?」
私はあの時目覚めた。
「私は確か・・・!!!」
自分の最後を知った瞬間体が強張った。
大型の剣で切り裂かれる寸前の自分が・・・。
然し何故自分が目覚めたのか気になったがそれは簡単な理由だった。
「!!・・・これは・・・。」
周りにあるのは機竜のパーツと見たこともない板状の物だった。
そして自分の耳がそれに繋がれている状態だった。
「一体だれが・・・?」
こんなことが出来るのは古代人しかいないと思ったがそれにしては変な
感じであった。
何せ彼らなら例の技術で直ぐに直すと思ったのです。
然しこれはどちらかと言えば手探りで私を直したような感じであった。
すると誰かが来る気配がしたので私は寝たふりをした。
「・・・まだ起きないか。」
この声は男かな?
すると何かカタカタと音がした。
「システムの問題はなし。各関節機構の異常は見当たらないのだが何が
足りないんだ?」
この人が直したのか?
「・・・仕方がない。もう一度腹を開いて中のシステムを・・・。」
「はい起きました!!」
「どわっ!!」
男性が何故かビックリしてましたがそんなの関係ありません。
またバラバラは嫌ですから。
そしてその声の主を見るとさらに驚きました。
何せこんな若い人が私を直したのかと疑いたくなるからです。
薄い金髪と変わった前髪。
どう見ても私よりも少し年上程度の人間の男であった。
「やはり起きていたか。」
・・・どうやらばれていたようです。
「お前が何故あれほどバラバラだったか知らんがまだ動かないほうが良い。
関節の微調整をしたほうが良いしな。」
よく見ると私の関節部分の色が何故か肌と違っているからです。
「足りなかったパーツとかは外のロボットを分解して組み立てたから不揃いかも
しれんが我慢しろ。」
いやいやここまで修復するだけでも幸運なのでそんなこと言いませんよ。
そして私は彼に聞いた。
「あの・・・貴方は?」
そして男性はこう答えた。
「俺の名はカイト。天城 カイトだ。・・・お前は?」
そして私はこう答えた。
「私はこの第六遺跡『ガーデン』の統括者(ギア・リーダー)クランリーゼです。」
それがカイト様とのファースト・コンタクトであった。
それから私はカイト様に遺跡についての話をしつつこの世界の話をするが最初は
信頼されませんでした。
ですがあの人は私が持っている知識を聞きながらも理解し、それを基に新たな技術を生み出していった。
その反面カイト様も自分の知識を私に教えてくれました。
まさか宇宙どころか別世界のゲートの開け方まで知っているとは思いも
よりませんでした。
更に機竜の機構の部分的解明と技術流用等も教えてくれました。
そしてなによりもデュエル・モンスターズを教えてくれたときは嬉しかったです。
一人だった私にとって最高の楽しみでした。
ですが誰かがこちらに通ずる階層を開けたことが分かるとカイト様は様子を
見に行っていきました。
そして暫くすると耳元からカイト様が通信してきました。
それは自分に万が一があった場合、銀髪の青年に自分が使っていた
ぱそこんと言う物を託してほしいと頼んだのです。
私はコッソリとその人間とカイト様のデュエルを見ていました。
・・・圧巻でした。
相手の数手先迄読むその読みの深さ。
本気で挑むその戦いっぷりに心が昂ぶりました。
そしてカイト様が負けた時私の耳元に通信してきました。
それはたった一言でした。
「ありがとう。」
それは私の言葉だと思いました。
貴方が私を直してくれた。
私にあらゆることを教えてくれた。
・・・もっと一緒にいたかった・・・。
そして私はカイト様の隠れ家に行くとぱそこんと同時にある物が目に入った。
「これは・・・。」
それは蒼い柄と鞘で納められたソード・デバイスだった。
私はそれを見て直感した。
「・・・彼と共に居たいんですね。」
私はその正体を知って彼の所に向かった。
約束を果たすために・・・。
ルクスは泣き止んだ後腰のデッキからあるカードを出した。
「・・・僕と一緒にいたいのか?」
璃緒のバリアン時のエースモンスター「No103 神葬零嬢 ラグナ・ゼロ」
ルクスは璃緒の思いがこのカードに宿っていると思いそう呟いた。
そしてそれをデッキホルダーに収め直すとルクスはやっとリーズシャルテ達に
気づくと少し照れてこう言った。
その目は赤く腫れていたからだ。
「すみません。何か見苦しい所見せてしまって。」
するとクルルシファーがこう返した。
「良いのよ。私でも同じことがあったらそうしていたわ。」
そしてノクトもこう言った。
「No、気にしないでください。私達は仲間ですしそれに・・・。」
一端言葉を切るとノクトはこう続けた。
「アイリのいい土産話が出来ましたしね。」
「それだけはやめて下さい。お願い致しますノクト様。」
流石に妹にこんな話をした日には一生弄られること間違いないと悟りルクスは
ノクトに土下座で懇願した。
「さてと機竜のパーツや何か用途が思いつかない物から人形迄幅広くあるから
持ち帰るのも一苦労だぞ。」
要はルクス達も手伝って欲しいという事なのでルクスは≪ライズ・ワイバーン≫を
召喚した後リーズシャルテにこう言った。
「ああそれとクルルシファーさんが少し疲れているから誰か肩を貸して
くれないかな?」
ルクスは今日の夜に始まる決闘に備えて少しでも体力を温存させたいと考えたのだ。
するとティルファーがこう答えた。
「良いよ。私それほど疲れたないしね。」
そう言ってクルルシファーを機体の腕に掴まる様に指示してクルルシファーが
掴まった後全員が扉に向けて引き返そうとした瞬間
カイトのデュエル・ディスクを持ったノクトが≪ドレイク≫のレーダーが何かを
捕らえた。
「皆さん気を付けてください。何かが来ます。」
全員が武器を構えるとそれが現われた。
銀色のショートカットの髪
装衣のような服
そして何よりも耳についている機械みたいな耳当て
クランリーゼがソード・デバイスとパソコンを持ってやってきたのだ。
それが人間なのか気になる所だがそれはルクスに向かって一直線に歩いてきた。
全員が気を張るとクランリーゼはルクスに向けてこう聞いた。
「貴方がカイト様に勝った人ですね?」
「!!カイトを知っているの!?」
ルクスはカイトを知っているようだったのでそう聞いた。
「はい。私は第六遺跡『ガーデン』のギア・リーダー クランリーゼと申します。
自動人形(オートマタ)です。」
「オートマタ?」
リーズシャルテがなんだそれはと思って聞くとクランリーゼはこう返した。
「ええと。カイト様曰く『さいぼーぐ』だと言っていました。」
「サイボーグ!!??」
ルクスはまさかそれまでいることに驚いた。
「「「「「?????」」」」」
ルクス以外の全員は何がなんやらとはてなマークが出ているがクランリーゼは
ルクスにある物を渡した。
「これは?」
「これはルクス様にと託されたぱそこんとソード・デバイスです。」
「パソコンってカイト、ここでも研究していたんだ。」
ルクスは流石研究者と呆れながら貰うとクランリーゼはルクスにこう言った。
「そのソード・デバイスはルクス様にしか使えないようになっていますから
他の人間が使う事はありません。」
するとティルファーがこう言った。
「え?それってルくっち専用って事!?」
いいなあと言っているとクランリーゼはルクス達にこう聞いた。
「あの・・・まだこの遺跡は稼働してるんですか?」
「?それってどういう事?」
クランリーゼの問いにクルルシファーが何故と聞いたのでクランリーゼは
こう答えた。
「ええとですね。・・・本来『ラグナレク』を倒すと『グランフォース・コア』が
手に入るんですよ。」
「うんうん。」
それにリーズシャルテが答えるとクランリーゼはとんでもないことを口にした。
「それを最下層に収めるとここの稼働が止まって『アビス』も
出てこないんですよ。」
「「「「「「・・・・・・ナニーーーーー!!!!!!!」」」」」」」
それに全員が驚くのでクランリーゼは何でと慌てていた。
「あ、あのどうしたんです?」
「何でそんな重要情報を旧帝国は!!ああもおおおお!!」
「リーシャ様!これって一大事なんじゃあ!!」
リーズシャルテが大声で文句を言っているためティルファーが宥めると
リーズシャルテはノクトに大声で命令した。
「ノクト!!今すぐ王都に戻ってこの事を上層部にと女王陛下に報告ってああもお
調査権が丁度切れたって時にこんちっくしょおおおおがああああ!!!」
何やら悪態付けているリーズシャルテを余所にクランリーゼはルクスにこう言った。
「あ、あのルクスさん。」
「?」
クランリーゼの言葉にルクスは何事かと思うとクランリーゼはこう言った。
「カイト様とデュエルしてくれてありがとうございました。」
「!!」
クランリーゼがお辞儀をしてそう言ったのを聞いてルクスは驚いていると
クランリーゼはルクスにこう聞いた。
「それと私も外に連れ出してくれませんか?」
一人は寂しいですからと言うとルクスはニコッと笑ってこう言った。
「・・・一緒に行こう。」
「・・・はい!!」
クランリーゼはルクスに掴まると全員遺跡の外にへと向かった。
幸いにもアビスは現われることはなかった。
今回手に入れた物資
機竜のパーツ
ソード・デバイス
古代文書
カツラ
ハリセン
カー○ルさんの等身大人形
ピカ○ュウのぬいぐるみ
カイトのデュエル・ディスクとデッキ
カイト作成のパソコン
謎のソード・デバイス
オートマタ・クランリーゼ