「うううん・・・ふぁーあ。」
ルクスが目を覚ますと既に外は暗くなっており星が煌めいていた。
「え・・・今何時!?」
「21:00です。」
「うぎゃ!!」
ルクスが時間を確かめようとするとクランリーゼがルクスのすぐ近くでそう言うのでルクスが驚いた。
そしてルクスが用意をしようとするとクランリーゼがこう聞いた。
「彼女がこう言っていました。『以上ルクス君を巻き込むわけにはいかないわ。』と言って一人で行きました。」
「!!・・あの石頭が!」
ルクスがそう言ってベッドから飛び起きようとするとクランリーゼが持っていた
ソード・デバイスをルクスに渡した。
「これって・・・。」
「はい、カイト様から託されたソード・デバイスです。」
そう言うがルクスは使う気にはなれそうになかったのだ。
それは・・・
「残念だけどこの機体は未だ調整が終わっていないしそれにこの決闘は
大切な戦いなんだ。」
だから御免と言ったルクスは正しいであろう。
未だ調整が行っていない機体を使うなど自殺行為も良いところなのだ。
然しクランリーゼは尚もルクスに食い下がった。
「いいえ使って下さい。ルクスさん。この機体自身がそう願っていますから。」
「その機竜が?」
はいと言うがどういう意味なのだろうかとルクスはそれを聞くとクランリーゼは
カイトのデッキからあるカードを見せた。
「ギャラクシーアイズが貴方と共に戦いたいと願っているからです。」
するとそこには光が点滅していた『ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン』が
そこにあった。
「『ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン』が・・・。」
ルクスはそれを手に取るとそれはまるでカイトがそれを願っているように
感じたのだ。
そしてルクスはクランリーゼを見てソード・デバイスをもう一度見て決心したのだ。
「・・・分かった。一緒に戦おう。」
ルクスはそう言うとソード・デバイスを取って医務室から出て行った。
そして暫くするとアイリが呆れたような口調で入ってきたのだ。
「全く兄さんはいつもいつも無茶をするんですから困りものです。」
そう言うがその顔はまるでそれが誇らしく思っていると感じたのだ。
そしてアイリがクランリーゼを見ようとすると既に窓から出て行った様子が
見て取れた。
「・・・逃げられましたーーー!!!」
アイリが大声でそう言うとルクスはソード・デバイスを掲げてパスコードを唱えた。
「ー降臨せよ、闇に輝く星々よ。光の力を身に纏いて迷える者達の希望となれ。
≪ギャラクシーアイズ≫!!」
するとルクスの後ろで『ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン』の姿が現われると青と白の機竜が現われた。
そしてルクスは決闘場所まで飛翔した。
新たな翼と友との思いを身に纏って。
次回は決闘再会!!