「ふぁあああ。よく寝た・・・ナニこれ?」
ルクスが起きた時自分の布団の中に何かが入っていた。
「またフィーちゃんかな。・・・起きてフィー・・おわああ!!」
ルクスは又フィルフィが入っているのかと思って布団を剥がすと
そこにいたのは・・・。
「あ、おはようございますルクス様。」
スリープ状態から目覚めたクランリーゼがそこにいた。
「何で僕のベッドに入っているの!?」
ルクスがそう聞くとクランリーゼはこう返した。
「今日はクルルシファーさんと一緒にアルテリーゼさんに今回の顛末を報告する
予定なので起きれなかった時に備えて待機していたんです。」
「・・・アアそう。」
ルクスは恐らく決闘の時のように遅れることが無いようにと思っていたようだが
それならベッドに入らなくてもよくねと思いながらもルクスは顔を洗いに言った後
クランリーゼにこう言った。
「ごめんけど着替えるから部屋の外に出ておいてくれないかな?」
「分かりました。」
そう言ってクランリーゼが部屋から出たのを確認したルクスはクルルシファーから買ってもらった礼服を着てチェックした後外に出ると校門近くで薄水色のドレスを着たクルルシファーと制服姿のノクトとティルファーがそこにいた。
「あれ二人ともどうしたの?」
ルクスはティルファーとノクトにそう聞くと二人はこう返した。
「いやさあ。リーシャ様が『クルルシファーの執事に会うのならあの二人の
護衛を頼んでくれないか?私は新たに発掘された機竜のパーツの確認と
≪ギャラクシーアイズ≫の調整をしなければいけないからな』ってな感じで。」
「それに私達もルクスさん達のことが気になりますし・・・彼女も行きたがって
いますしね。」
そう言って後ろを向くとじ~~とこちらを見ているクランリーゼを見つけた。
するとクルルシファーはこう言った。
「良いんじゃない?彼女の服を買いがてらと思えば良いし今回の調査で
彼女の所有権は当面の間貴方がすることになったんだから。」
「あははははは。」
クランリーゼはバルゼリットを逮捕した後本人の意思と今回のルクスの功績に
伴い学園で面倒を見ることとなりその責任がルクスとなったのだ。
バルゼリットについては逮捕する際にクルルシファーの股間蹴りの事を聞いた
軍の人間すらも後ろ屈みになるほどであった。
如何やらバルゼリットは私兵を使って遺跡の盗掘、対立関係者の圧力などを父親や一族に内緒・・・いや彼らも関係があると思い調査を行うこととし、内容次第では
クロイツァー家の没落もあり得るのであった。
然し調査の過程で角笛が見付からないことから黒幕がいるんじゃないかと言う
説が浮上した。
それがいったい何者なのかと知る者はいない・・・。
その当人はと言うと・・・。
「ふぁ~~~。親父、どれくらいで着くんだ?そのなんたら学園って。」
荷馬車の上で胡坐をかいて欠伸をしていた。
「もうすぐでアレイシアだけどあんたもしかして精霊使いかい?」
その剣がそうなんだろうと言うとその人間はこう言った。
「残念だが俺はそうじゃなくてね。これは護身用だよ。」
そして空を見ながらこう言った。
「精霊剣舞祭(ブレイドダンス)ねえ・・・。」
その人間がいくところでは帝国初の機竜同士の戦闘が行っているとはまだ誰も
知らない。
自分が制作している作品のもしかしたらネタバレが含まれています。