最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 第二巻これで終了です。


そして捻じれにねじって・・・・

 「そろそろ着くわよ。」

 「あ、はい。」

 クルルシファーとルクスはティルファーとノクト、クランリーゼを連れて

本来ならバルゼリットとの婚約で使用される筈であった高級レストランに来ていた。

 既に貸し切りとしており店内に入るとアルテリーゼしか客がおらず後は女性の

店主しかいなかった。

 「ようこそおいで下さいました。お嬢様。ルクス・アーカディア様。それと・・。」

 アルテリーゼは少し困った様子でルクスの隣にいるティルファー達を見ると

ティルファーが代表でこう言った。

 「ああ心配しないでいいよ~~。私達ルくっちの護衛だから。」

 「YES、万が一の為我々は外で、クランリーゼは店内の護衛をしておきます。」

 ノクトがそう言って外に出てクランリーゼはルクスの後ろで待機していた。

 アルテリーゼは席に着く前にルクス達に頭を下げた。

 「この度の件。バルゼリット卿の謀略を見抜けなかったばかりに一歩間違えば

エインフォルク家の名に傷をつける惨事にへとなり兼ねたことについてお嬢様と

ルクス・アーカディア様には、謝罪の言葉もない事も重々承知しております。

 此度の事はエインフォルク家で厳罰を受けることとなりますのでこの場はどうか、

ご容赦のほどを・・・。」

 「「・・・。」」

 ルクスとクルルシファーはそれを見て暫く口ごもっていた。

 彼女は只エインフォルク家の為にと思った事だがそれが裏目になっただけなのだ。

 「ねえアルテリーゼ?知ってるでしょ。私の事。」

 「は、・・・はい。」

 クルルシファーはアルテリーゼにある事を聞いた。

 自分の正体についてを。

 「私とあなた同じ境遇を持っていたわ。孤児でエインフォルク家に迎えてもらって、努力して今がある。貴方はそんな家の為に頑張っただけ。それをバルゼリットが

悪用しただけだから今回の事は水に流す。それに・・・。」

 クルルシファーはアルテリーゼにこう続けた。

 「私とあなた、これからお互い知ればいいだけだしね。」

 そう言ってクルルシファーはアルテリーゼに笑顔を見せるとアルテリーゼは

「はい。」と答えた。

 然しアルテリーゼはクルルシファーにこう言った。

 「然し私の使命は最早解決されました。ルクス様のおかげで。」

 「「はい?」」

 ルクスとクルルシファーはそれに何故と思うとアルテリーゼは爆弾を落とした。

 「ルクス・アーカディア様のドラグナイトとしての実力とバルゼリット卿の

謀略を見破ったその叡智、新王国の王女や多くの領主や貴族との繋がりを鑑みた結果

エインフォルク家の婚約者として相応しいことが分かりましたから。」

 「「・・・え?」」

 その言葉を聞いてルクスとクルルシファーは後ろ向きになって小声で耳打ちをした。

 「クルルシファーさん。これはドウイウコトカナ?」

 ルクスは目が笑っていない様子で聞くとクルルシファーは慌てた様子でこう返した。

 「えーーと・・・なんかゴメン。」

 「おい。」

 ルクスはクルルシファーの対応に後で抗議しようとしてアルテリーゼの方向を向くとアルテリーゼはこう返した。

 「ご安心ください。我が主であるエインフォルク家の当主にも貴方を婚約者に

するように全身全霊を懸けて推挙させてご覧に入れますから。」

 「いやちょっとま・・・!!」

 「では私はこれで。料理の会計は終わってますので後は追二人でごゆっくりと・・・それでは!!」

 ルクスが制止する間もなくアルテリーゼは脱兎のごとき速さで去って行った。

 「・・・行っちゃったわね。」

 「ええええ・・・。」

 クルルシファーの言葉にルクスはえらいこっちゃと思い頭を抱えたまま机に

突っ伏した。

 「今回の契約についてありがとう、ルクス君。」

 クルルシファーはルクスにお礼を言うとルクスはクルルシファーにこう聞いた。

 「それで、どうでした。恋人についてですが。」

 そう言うとクルルシファーはルクスの問いにこう答えた。

 「そうねえ・・・貴方と一週間一緒にいて分かったことと言えば・・・

友達としてなら付き合えるわね。」

 顔は女の子っぽいけどねと言うとルクスはクルルシファーにこう返した。

 「ハハハハハ、助けてもらってよく言えるなあんた。」

 ルクスは黒い笑みを浮かべながらそう言うとクルルシファーはルクスの事でこう

続けた。

 「最初は夢見る人って思ったけど、実は頑張り屋で積極的、そして・・・。」

 クルルシファーはルクスの頬に手を伸ばすとこう言った。

 「愛した女性の事を思い続ける優しい人ってことが良く分かったわ。」

 するとクルルシファーはルクスの頬に唇を当てた。

 「へあ?」

 ルクスは頬に温かい何かが当たったことに茫然すると暫くするとクランリーゼがこう言った。

 「これがキスですか。」

 それを聞いてルクスは顔を真っ赤にして口をパクパクさせているとクルルシファーはルクスに向かってこう言った。

 「いつかあなたよりもいい人見つけて後悔させてあげるわ。」

 そして指をライフルの射撃ポーズをとってこう言った。

 「ぱあああん♡」




 クルルシファー「あら次回予告ってこの作品暫く休むんでしょ?え?それでも
いいからってしょうがないわね。」
        「学園内で現れる謎の人影にルクス君が・・・へーー。女装ね~~。
 そんな中見かけた謎の女性徒。それは『シヴァレス』の団長であった。
ルクス君の事である催しを行うこととなったがそこに魔の手が。」
        「次回『最弱無敗の決闘機竜』第三章『最強帰還!!黄金の少女の
過去と暴かれし英雄!!』」
        「ドラグナイトデュエル!!アクセラレーション!!」
 ルクス「機竜に乗りながらデュエルって無理だろ!!」
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