最弱無敗の決闘機竜   作:caose

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 諸事情に伴い遅れてしまって・・・ごめんなさい!!


過去を見てさらに過去へ。

「早く来いよ、犯人・・・この恨みをぶつけたくてうずうずしてえんだよ~~~。」

 ヒヒヒヒヒヒと黒い笑みを浮かべながら校庭をうろうろとしているルクスであったが

その光景はまるで夜中の幽霊のようであった。

 「・・・こんな仕事、さっさと犯人半殺しにして連れて行かないと・・・

またなるのは嫌だ~~~!!」

 頭を抱えながらルクスはそう思っていた。

 もし妹のアイリに見られでもしたら・・・。

 『兄さん?なんですかその恰好は・・・去勢して出直してください。』

 「・・・・絶対言うな。」

 ルクスはそう思って下半身を隠すようなしぐさをしたまま移動していた。

 「それにしてもバルゼリッドのクソッタレめが、悪事働く脳みそあるならその時間を

機竜の操縦訓練に使えってんだ。」

 まったくモーとルクスはそう思いながら空を見上げてこの間のことを思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 今から数日前の機竜格納庫にて・・・。

 「ラグナレクとは厄介だなあ。」

 「ええ、全くあの阿保のせいで王都はしっちゃかめっちゃかですよ。」

 ルクスが口を尖らせて文句を言っている中ルクスが見つけた新しい機竜

『ギャラクシーアイズ』の調整をしていたリーズシャルテがこう言った。

 「全くだな。『グランフォース・コア』のこと然り、『ラグナレク』然り、

特にラグナレクは並みの機竜使いが束になっても勝ち目がないことから少数精鋭で

神装機竜で構成されたメンバーを募らせるようらしい。」

 そう言ってリーズシャルテは・・・カタカタとパソコンを操作して内部データの

最終調整をしていた。

 「よし、終わったぞルクス。」

 「ありがとうございます。リーズシャルテ様」

 リーズシャルテがそう言ってルクスに『ギャラクシーアイズ』のソードデバイスを

ルクスに渡した。

 「それにしても今までよりも早く終わりましたね?」

 ルクスがそう言うとリーズシャルテは配線を切り離しながらルクスにこう言った。

 「まあな・・・と言いたいところだがこの『ぱそこん』だったか?こいつがなければ

ここまで早く終わらせなかったぞ。」

 そう言ってリーズシャルテはパソコンをルクスに返した。

 「こいつを覚えるのは一苦労だったがその苦労に見合うだけの価値・・・いや、

それ以上の価値がそいつの中に眠っているからな。」

 わざわざ睡眠時間削ってまで覚えたのだぞとリーズシャルテはそう言った。

 何故リーズシャルテがパソコンを使いこなしているのかというと・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 さらに数日前のバルゼリットをぶちのめした後の談話室。

 「・・・カイトのやつ、何をしていたんだろう?」

 そう思ってルクスはクランリーゼにパソコンの解除キーを聞いて開いた。

 「それにしても解除キーが『ハルト』って、どんだけ弟好きなんだよカイト」

 そう言いながらルクスはパソコンにあるデータを見てみるとそこにあったのは・・・。

 「・・・あの科学者・・・なんつうもん作ってんだよ。」

 はーとルクスはため息交じりでそういったが理由がこれであるからだ。

 「機竜の内部構造と設計データでもやばいのに・・・機体の透明化を応用した

ステルスシステムと対応策である熱源探知システム、自動車の設計図に飛行機械の転用、オートマタをベースにしたアンドロイドまでまたまあまあと・・・。」

 もう嫌だと思いたい気持ちのルクスであった。

 「こいつ一つだけでも世界に流出したら世界のバランスが狂うじゃすまないよ。」

 そう思いながらルクスはさっさと忘れようと思いながらパソコンの電源を

落とそうとしようとしたら・・・。

 「何してるんだ?ルクス??」

 「リ、・・・リーズシャルテ様!!??」

 突如リーズシャルテが現れて来たのだ。

 「おい、なんだその鳩が豆鉄砲を食ったような表情は?」

 リーズシャルテは何だと思いながらルクスを見るとルクスの胸元にあるパソコンを

見た。

 「おい、それって確かあのオートマタが持っていた『ぱそこん』という奴じゃないか?」

 ギクッ!!

 ルクスはやばいと思っていたが時はすでに遅く、リーズシャルテは

何か隠してるのかという表情にルクスは諦めて説明した。

 

 

 

 

 

 

 「すごいじゃないかこれは!!王国の歴史が書き換えられるぞ!!」

 リーズシャルテはめをキラキラと輝かせながらそう言った。

 「機竜の内部構造から設計図どころかあらゆる転用までなされてる!こいつは私以上の天才じゃないか!!?」

 リーズシャルテはルンルン気分でいうが強ち間違いではない。

 「(別世界のゲート作っちゃうほどだからねえ。)」

 ルクスはそう思いながらリーズシャルテにこう忠告した。

 「リーズシャルテ様、この情報は一つ間違えば王国どころか世界中に混乱を招く

代物なのでどうかこれは内密に。」

 ルクスはそう言いながら頭を下げていた。

 それを聞いたリーズシャルテは少し考えていた。

 これを王国にルクスが報告すれば首輪を外してやれるのではと思ったがルクスはその後のことをじっくりと考えたうえでそう言っていると思いリーズシャルテはこう答えた。

 「わかった。これは私とお前だけの内密にしよう。未だ旧帝国がうろついている中での発表は混乱わ招きかねないしな。」

 「ありがとうございます!リーズシャルテ様!!」

 「その代わり条件がある。」

 「?何でしょうか??」

 リーズシャルテの言葉にルクスは何だと思っているとリーズシャルテはパソコンを

指さしてこう言った。

 「私にそれの使い方を教えてくれ。」




 続きは次回。
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