IS Infinite Stratos 《炎翼》の輝き   作:クレイモア地雷

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基本即興で書いているのでそのうち矛盾や齟齬やら沢山出てくるでしょう。
僕はこっそり直して知らんぷりするでしょう。


Ver.4 会話と睡眠/疑惑ばっか

IS学園 1年1組は開始早々驚愕に包まれていた。その様な報道は一片たりとも聞いていなかったし、前もって聞かされてすらいなかった。その驚愕に応えるように織斑千冬は話を再開する。

 

「あー、諸君たちの混乱もわかる。何しろ急すぎたものだったし、彼個人を守るためにも情報操作を行わせてもらったのだ。どうか彼もこのクラスの一員として迎え入れてほしい。」

 

 

「そういうことです。恐らく一年間、宜しくお願い致しますね。」

 

 

 

 

 

...嘘はついていない。しかし彼女は本当のことを言うつもり毛頭はなかった。

 

数日前、IS学園全教員に急遽緘口令と共に聞かされた「2人目の男性IS操縦者が見つかった。」というニュース。更に後輩の新人教師、山田真耶と共に学園長室にて言われた、彼を私に託すという意向、そしてさらに続けられた真実として、この少年は稀代の天災にして行方も知らぬ親友、篠ノ之束がこの学園に織斑一夏の私的な護衛として寄越して来た、ということ。

 

 

数時間後、彼女はどう見ても寝顔の盗撮写真だろ、という写真を調査書に貼った少年と向き合っていた。彼の名は雪村悠一。埼玉県のとある市出生、とある公立小学校及び中学校卒業。という()()()()()()()()()を見ていた。聞けば彼はとある地方で虐待を受けていたところを()()()束に拾われたのだとか。生まれた時から親に虐待されていたため、戸籍や名前すらなかったのだ、と。

 

確かに筋は通っている。しかしながら彼をどうしても信頼することが出来なかった。それは女の勘として、嘗て世界の頂点に立ったブリュンヒルデとして、人間の本能として、全てが警鐘をならしていた。

人は生きていく故に少しは隠し事をするものである。しかしこいつは何かを()()()()()()()。運悪く今年はあんなにもISから遠ざけていたにも拘わらずISを動かしよった愚弟が入学してくる。彼自身は温和で飄々とした性格をしているだろうが、彼の背中に背負っているだろうものが、彼女の不安をどうにも駆り立てた。

 

 

 

 

 

 

 

織斑一夏はいたく感動していた。いきなり前人未到の地に放り出された様な感覚だったのに、頼れるガイドが現れた様な気分だった。休み時間、早速彼の下に行き、人混みを掻き分け話しかけてみる。

 

 

「初めまして!俺は織斑一夏!これから宜しくな!」とシンプルイズベストな挨拶を試みる。すると彼は読んでいた「現代の日本とその行く末」と書かれていた新書から目を上げ、女子に絡まれ、若干疲れたような顔を見せながら

 

 

「ああ、俺は雪村悠一。クソ兎からお前の名前だけの護衛とやらが入っている。まあ好きにしてくれ。無視するでも分からないことがあれば聞きに来るでも。出来ればあまり付き合わないでくれ。」と、彼の声からは女子の熱気と好奇の視線に晒され、もっと疲れた様子が浮かんできた。

 

ん?クソ兎?名前だけの護衛?と思う暇もなく「ちょっと、いいか?」と突然昔良く聞いた声が聞こえる。もしかして箒、箒か!?と思う前に横から飛んでくる声。「積もる話でもあるんだったら外で話してきなさいよ。俺は寝るから。」と、どこまでもゴーイングマイウェイな性格を貫いていた。

 

 

 

 

 




束としては彼がIS学園に入って自分には出来なかった普通の生活を送ってほしい、という願いも一割くらい入っています。九割型はISを通じて≪炎翼≫及び「超能力」のデータを採取したい、ですけどね。
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