魔王のヒーローアカデミア 作:匿名希望
今回は残酷な描写が有ります。
ご注意ください。
俺がこの世界に転生して15年たった。
普通に考えれば義務教育が終わる時期だが俺は学校に通わなかった。
前世での知識は勿論の事、この世界における知識はウォズが教えてくれた。
そして俺がこの世界で4歳の誕生日を迎えた時だ。
俺はついに「個性」を得た。
それは前世でオーマジオウと呼ばれたキャラが持つ能力に似ていた。
その能力は複数のパターンが存在する個性だった。
1つ目の能力はライドウォッチと呼ばれるストップウォッチのような物を作り出す個性だ。
ただ、オーマジオウと違い、俺は個性の持ち主に触れる事でその個性を宿したライドウォッチの用な物を作り出せた。
しかし、俺の個性はこれで終わりではなかった。
俺がそのライドウォッチを身に付けると俺はその個性の持ち主と同じ個性を扱うことが出来た。
更にそのライドウォッチを身に付けている際は個性の持ち主の個性を無効にしてしまう事も解った。
そして誕生日会を終え部屋に戻ると俺はできるだけ沢山ライドウォッチを作り出した。
すると中にはライダー以外にもスーパー戦隊、と呼ばれたヒーロー達の物や伝説の戦士と呼ばれた女達の絵柄が描かれた物等が大量に出てきた。
そしてそれ以外にも怪人などが描かれた物まで合った。
俺はその中の1つを使用してみたが姿は変わらないものの、その能力を扱えた。
しかも、身体能力まで上がる事が分かったがそれでも、体を鍛えるとその分上乗せできるので体を鍛えるのに越したことはないと思った。
この事にウォズは喜んでいた。
そして、ウォズの個性も半年後明らかになった。
その個性はカードだそうだ。
詳しく説明するとカードに描かれた怪人などを召喚したりできるらしい。
カードは3種類あり、使用の違いがあるらしい。
1つ目はファイターカードと呼ばれ、そのカードに描かれた人物や怪物に変身したり召喚できたりする。
2つ目はウェポンカードでそのカードに描かれた武器を装備できる。
3つ目はサポートカード。
そのカードに描かれた魔法や能力を発動する事ができる。
ただ、使い放題という訳でも無い。
カードにはコストと呼ばれるものがあり、自信に存在するマナが足りなければ使用できないようだ。
ただ、このコスト以下で使う事も可能だが、その分効果は減少してしまう。
しかし逆にコストを多めに使えばその分、強力な効果を得る事ができる。
そしてマナは毎晩深夜零時に回復する。
ただ回復するだけではなく、その日に使った分のマナが加算される。
つまり、マナ40の際にマナを30使うと40-30+30×2という計算になり、次の日からはマナ70として使える事になる。
しかし、この個性を発動するといくら部屋が広くても埋まってしまうかも知れないが俺達の使用するライドウォッチやウォズの使用するカードは異空間に仕舞う事ができ、俺達が必要とする時に自由に望んだ物を取り出すことが出来た。
しかし、俺達が個性を発動した事が気に食わない者が現れた。
それはこの世界での俺の5歳上の兄、椿だ。
兄は9歳になったにも関わらず、個性を持っていなかった。
その為、俺に刃物を持って向かって来たが個性に目覚めた俺の相手ではなかった。
兄は呆気なく俺に敗れ、そして俺の手で殺した。
だが俺は殺したという感覚が無かった。
その後、俺は屋敷の使用人、及び両親の個性をライドウォッチにすると事故に見せかけ、殺した。
ウォズの奴も殺してやろうと思ったが奴の個性はライドウォッチに出来なかったので生かしておく事にした。
どうやら俺のこの個性は忠誠心が高いものほど効きにくいらしい。
俺は孤児になるのだが俺は養子縁組の制度を受けていない。
俺の家は経済的に裕福だし、何より家事はウォズ一人で事足りるからである。
そんなある日、ウォズは俺に1つの提案をしてきた。
「雄英高校に通え、だと」
ウォズの作った朝食を食べつつ俺はそう答えた。
「ええ、その通りです」
「彼処は確か数多くの
「いいえ、そうではございません。逆ですよ。数多くのヒーローを排出しているのなら、逆にそこから
「なるほどな。しかも雄英は狭き門だからこそより強力な個性を集めれるというわけか」
「流石、我が魔王。理解が早くて助かります」
「後の手筈はお前に任せる。俺を楽しませろ」
「御意」
雄英高校、実に楽しみだ。