ブロローグ
聞いたことの無い不思議な音がする。擬音にすると《ザザーン》なんて音だ
何か柔らかくて暖かくて湿ったものが私の頬を舐める………舐める?
「ん………んん………?」
私は呻き声を上げながら首を横に大きく振った。すると、真横から『キュ!!??』なんて鳴き声が聞こえてきて、顔の横にいた気配がどこかにいくのを感じた。目を開いて、辺りを見渡す。その時初めて私は砂の上に横になっている事に気がついた
「…………どこよここ」
上半身を起こして周りをよく見る。そこは森の様だった。そして一番近くの木の上に、さっき私の頬を舐めたであろう小動物を発見する。狐の様な顔に、リスの体躯の変な動物がだった
首をごきりと鳴らして立ち上がる。ここがどこか解らないが、見覚えは全くといっていいほどに無い、●●の●はもっと●気が蔓延してたし、●いの竹●には広葉樹はない…………
「……………………あれ?」
私は今何を考えた? 何と比べて場所を判別しようとした? ここはどこだ? なぜ私はここにいる? 私にはやらなければいけないことが有った筈だ。それは●●と●●のバラ●スを守るために●●●の管●●の一人として
「お、おい!! お前誰だ!! 何処からこの島に入った!!??」
壊れたと言うか、抜かれた?? そんな記憶を無理矢理ひねり出そうとしてる所に、そんな声がかけられる。そちらに目を向けると、凄まじく珍妙な男がそこにいた。なにやら宝箱の様な物から頭だけが飛び出している、ファッションのつもりならあまりよろしくはない。ドン引きの部類だ。そんな男が、銃を構えてこちらを見ていた
「………………いや、あんたが誰よ。つーか何よ?」
「人を物呼ばわりするんじゃねぇ!!」
「むしろなんて種類の動物か聞いてるんだけど?」
「もっとひでぇよ!! っち、こっちには銃が有るんだ!!
この島に密猟に来た連中ならそうはいかねぇ………。すぐに出ていきやがれ!!」
「………………めんどくさいわね。ここはどこよ? こんな森………ってか島? 知らないんだけど、教えてくれない?」
「お前……、もしかして遭難者か?」
「かもしれないわね」
「オイオイ……随分と落ち着いてるな……。そんな他人事みたいに」
そう言って、彼は銃を下ろした。
「随分簡単に信用するのね?」
「遭難する心細さは解ってるつもりだからな。警戒はさせてもらうが」
「ふぅん? で?ここはどこなの?」
「あぁ……ここは東の海の小さな島なんだが、………悪いな、20年もこの島にこもってるせいで、場所とかは解らねぇんだ」
「使えないわねぇ……」
「うぐ、つーか態度でかいなお前は。………そう言えば、名前は何て言うんだ?」
名前……あぁ、名前なら解る
「私の名前は……………
博麗 霊夢よ」
スタートはルフィが海に出る直前くらいです。霊夢ちゃんの運命やいかに