ドラゴンボールad astra 作:マジカル☆さくやちゃんスター
普段はBGM推奨とかやらないんですけど、今回は『究極の聖戦( Off Vocal Ver.)』推奨です。
歌ありだと文字を追いかけるのにあんまり適さないのでOff Vocalの方が作業用に適している気がします。
勿論強制ではないので、貴方はBGMを流さなくてもいいし『ブロリーでおどるポンポコリン』を流してもいい。
悟空が一度目を閉じ、それから静かに瞼を開けてジレンを見る。
その瞳は銀に輝き、先程と同じ白銀の光が全身を覆っている。
身勝手の極意『兆』。それを彼は自らの意思で発動してみせたのだ。
しかし任意だろうとそうでなかろうと、このままでは先程と同じで未完成だ。
いかにジレンが激しく傷付いていようと、それでもまだ届かない。
ならば完成させよう。
この一戦で……闘争に身を委ねて身勝手の極意を真に極めよう。
そうする事が先に倒れたリゼットへの手向けになる。
「……行くぞ、ジレン」
静かに告げ、悟空が一瞬で距離を潰した。
身勝手の極意は勝手に身体が動く。したがってそこに予兆はなく、前動作はなく、気配すらない。
完全なノーモーションから成る攻撃は予測不可能だ。
悟空の拳が弾幕となってジレンを襲い、しかしジレンも負けじと拳で迎撃した。
二人の拳が幾度となく衝突し、その余波だけで武舞台が崩れていく。
決して気を抜けない激闘の中……悟空はおもむろに目を閉じ、己の中の闘争本能のみに心を傾ける。
余計な事は考えない。ただ身体の動くままに。
これまでに培ってきた全てが悟空を支え、悟空を動かす。そこに最早迷いは要らない。
ここに来るまでに多くの師と出会い、学んできた。
祖父である孫悟飯からは武術の基本と、優しさを教えて貰った。
亀仙人からは得た力で何をするか、その心構えを教わった。
カリン様からは無駄のない身体の動きを学んだ。
リゼットは常に超えるべき壁として前を歩き、模範となってくれた。
先代神様からは気の操作を。
界王様からは様々な技を。
ウイスからは思考よりも早く身体を動かす為の基本を。
その全てが悟空の中で生きている。どれ一つとして軽んじる事など出来ない、孫悟空の強さの源だ。
『武道は勝つ為に励むのではない。己に負けぬためじゃ』
これは亀仙人にいつか教えられた言葉だ。
そう、孫悟空はいつだって敵に勝つためではなく負けない為に戦ってきた。
だから彼は負けないのだ。
そして己に負けまいとする心が何度も限界を破り、彼を強くしてきた。
自分に負けなければ――可能性は、無限だ。
故に孫悟空に限界はない。この戦いでもまた、彼は一つの限界を超えて先へ往く。
いままで通り……そして、これからも。
故に――更に高みへ!
「はあああああァァ―――ッ!!」
悟空の頭髪が完全な白へ染まり、今まで以上の速度でジレンを打ちのめした。
ジレンもそれに必死に食い下がるが、攻撃がまるで当たらない。
身勝手の極意、ここに完成……その事実に破壊神達が次々に立ち上がり、ビルスは歓喜に顔を歪めた。
あらゆる攻撃を避け、一方的に悟空の拳が入る。
ジレンの拳を透り抜けるように掻い潜って、彼の巨体を軽々と蹴り飛ばして壁に叩き付けた。
「ぬううう!」
ジレンが気弾を連射し、悟空を近付けまいとする。
だが悟空は右に左にフットワークを刻み、まるで気弾がすり抜けているかのようにジレンへと接近した。
そしてジレンの腹に蹴りを放ち、反撃の拳を掻い潜って腹に拳をめり込ませる。
『世の中上には上がいるもんじゃ。まだまだつよいやつはゴロゴロおる。
これしきで満足するほど武の道は甘くないぞよ。ほんとうの修行はこれからはじまるんじゃ』
悟空の動きの中に一瞬、亀仙人の虚像が混じる。
リゼットの模倣と同じだ。悟空の中に息づいた師の動きが、あたかもそこに本当にいるかのように
亀仙流を卒業して長い時間が経ったが、それでも亀仙人の教えは悟空の中で今も生きている。
悟空はもう亀仙流ではない。だがそれでも、今でも亀仙人は尊敬出来る師匠だ。
師の言う通り、世界は本当に広い。どんなに強くなっても次から次へと強い奴が現れる。
だからこそ、悟空の道はいつまでも続くのだ。
「おのれ!」
ジレンが拳の連打を放つ。
だが悟空には当たらない。
身体がジレンの動きを先読みし、あらゆる攻撃を空ぶらせる。
『そんなんじゃ一生かかってもつかまえられんわい。おまえは相手の動きをぜんぜん読んでおらん。ただガムシャラじゃ』
避ける最中、カリンの虚像が悟空と共にジレンの拳を避ける。
動きは最短最小限で。ただガムシャラに動くのではなく、読み切った上で動く。
これも、幼い頃に師から教わった事だ。
避けようとするジレンの先を読んで蹴りをぶつけ、更に拳を叩き込む。
『空のように静かに構え、雷よりも素早く動くのだ』
Mr.ポポの虚像と共に回避から今度は攻撃へ。
空のような静けさから一転、雷の如き乱打がジレンを襲う。
静から動への急激な転換にジレンは対応し切る事が出来ない。
『どうせ目指すなら天下一じゃ! 肉体も、そして心もだ! よいな!』
今度は、界王の虚像が悟空の背後に浮かぶ。
強さとは何だろう。
ずっと目指し続けているが、それでも悟空に明確な答えはない。
ただどこまでも強くなりたい……強くなって、その先にあるものを見たい。
そこに至るにはただ身体が強いだけでは駄目だ。
心も強くなければならない……そう、教えてくれた師がいた。
その強い心があるからこそ、勝手に動く身体だって制御する事が出来る。
いかに身勝手の極意といえど、身体が動くままに任せるのでは、ただ身体に使われているだけだ。
そんなのは武ではない。
心と、身体と、そして技。この三つが高次元で備わってこそ、身勝手の極意を極める事が出来る。
『なら私は、頑張って悟空君の前を歩き続けなければなりませんね』
そして、追い続けてきた背中があった。
ジレンと戦いながらも悟空はその背中を幻視し――そして追い越してジレンへ拳打の乱舞を放つ。
その光景を見てリゼットは思わず微笑を浮かべた。
幻視したのは悟空だけではない。
リゼット自身もまた、後ろから追いかけてきた少年が青年を経て大人となり、そして今この瞬間に自分を追い抜いて行ったのがハッキリと感じられたのだ。
亀仙人を超え、カリンを超え、Mr.ポポと先代神を超え、界王を超え、そして今、リゼットを超えた。
全ての師匠の教えを宿しながら抜き去り、皆の信頼を背負って悟空は更なる高みを目指して武道を走る。
「ま、だだァ……俺は……俺は!
俺は、俺の強さを証明する為にも! 負けるわけにはいかんのだあああ!
信頼など……無意味だ! ここで負ければ俺の今まですべてが無意味になる……俺は、勝たねばならんのだあァ!」
悟空の覚醒に対抗するように、ジレンもまた己の潜在能力を開花させた。
彼にも譲れないものがある。譲りたくないものがある。
今までずっと一人の力で戦ってきた。一人で守ってきた。
トッポ達など、ジレンから見れば弱者の集まりでしかない。
自分だけでいい。俺だけが強ければいい。
この力で、全ての悪を一掃すればいい。己だけが戦って勝ち続ければ平和を守る事が出来る。
それがジレンの信念だ。
仲間など要らぬと切り捨てて、そうして得た力だ。
だから負けるわけにはいかない。絶対に負けてはならない。
でなければ、切り捨てた者達に顔向けが出来ない。
ジレンが咆哮し、真紅の炎となって悟空へと飛び掛かる。
悟空は即座に反応し、白い炎となって彼を迎え撃った。
仲間を切り捨てる事で強くなった男と、仲間と共に強くなってきた男。対極にある二人の戦士が互いを高め合いながら幾度もぶつかる。
白と赤の輝きが武舞台の上を駆け巡り、その場にいる全ての者が置き去りにされた。
「みっ、見えん! この破壊神の目にも!」
悟空達の速度はビルスの感知すら振り切り、どこまでも高みへ飛翔する。
完全に別次元のレベルへと移行してしまった悟空を見ながらベジータは悔しそうに、しかし認めるしかないという笑みを浮かべた。
「カカロット……すごい奴だよお前は。
あのジレンは俺にはとてもかなう相手じゃなかった……。
あいつと戦えるのはお前だけだ」
ベジータは今、この時をもって理解した。
何故天才であったはずの自分が勝てなかったのか。
最初は守りたいものがあるからだと思っていた。
守りたいという強い心が得体の知れない力を生み出しているのだと……そう思った。
確かにそれもあったのだろう。だがそんなものは今のベジータだって同じだ。
ブルマを、トランクスを。そして地球を、第7宇宙を守る為に戦っている。
その心は確かにベジータを強くし、高みへと押し上げてくれた。
だがベジータの戦いはどこまでいっても勝つ為の戦いであった。勝って、己のプライドを守ろうとしていた。
だが悟空は違う。敵にも……そして何より自分自身に絶対に負けない為に限界を責めて戦い続けるのだ。
それを認めた今だからこそ、清々しくすらある気持ちでこの一言を口に出来た。
「頑張れカカロット……お前がナンバーワンだ……!」
リゼットを超え、破壊神を超え、ジレンを超え……。
そしてきっといつか、彼は大神官すらも超えていくだろう。
それが孫悟空なのだから。
「はああああ……かああああああーーーーッ!」
そしてほら。もう限界を超えた。
また一つ、限界の壁を突き破った。
身勝手の極意を発動したままに髪が逆立ち、黄金に輝く超サイヤ人へと変化する。
あろうことか彼は、身勝手の極意を使ったまま超サイヤ人へと移行したのだ。
ゴッドを吸収した時と同じだ。
黄金のオーラの中に身勝手の極意の白銀のオーラが混ざり合う。
その姿にウイスが思わず立ち上がり、そして唇を釣り上げる。
その頬には珍しく汗が流れ、手は歓喜に震えていた。
「……遂に……遂に超えたかもしれませんねえ……この私すら……!」
全く、なんて人間だ。
何て面白い男だ!
悟空の動きはもはやウイスですら完全には追い切れず、神々すら超えた頂きを走破している。
白銀に輝く拳が、蹴りが。次々とジレンを打ちのめし、彼を武舞台へとめり込ませた。
それでも尚、ジレンが最後の抵抗として紅蓮の気功波を解き放つ。
だが悟空に恐れはない。ただ静かに、それでいて力強く。
この戦いを終わらせるべく構えを取るだけだ。
「か」
――最初は、小さな少年だった。
世界の広さを知らない、幼い子供でしかなかった。
「め」
だが一つのドラゴンボールから物語が始まり、多くの仲間達と出会って来た。
今武舞台にいる皆だけではない。
ブルマも、ウーロンも、ヤムチャも。亀仙人や牛魔王、クリリンに天津飯、餃子にランチ。
他にも数えきれないほどの、全ての出会いが彼を強くした。
「は」
多くの敵と戦った。
最初はピラフ一味にすら苦戦していた少年は進化を続け、レッドリボン軍を倒し、ピッコロ大魔王を倒し、フリーザを倒した。
それでも尚止まらず、彼は今、神々すら驚かせるほどに成長を遂げている。
「め」
そしてこれで終わりではない。
この戦いもまた、孫悟空が歩く道の一つ。
彼の道にゴールはない。
どこまでも強く、どこまでも高く――!
仲間達の期待と信頼を背負い、そして悟空は決してそれを裏切らない。
いつだって彼は、皆が想像するよりも先の世界を見せてくれる。
「波アァーーーーーッ!!!」
青白い気の奔流がジレンの気功波を一瞬で飲み込み、彼へと迫る。
この瞬間にジレンは見た。
今までに悟空が積み重ねてきた道を。戦ってきた敵を。出会ってきた仲間達を。その影を。
……自分が振り払ってしまった、大事なものを。
悟空は決して一人ではない。
一人で戦っていても、彼の後ろにはいつだって仲間がいる。敵がいる。
その全てが彼を支え、強くし続けているのだ。
ジレンは残る力を振り絞ってかめはめ波を受け止めるが、掌が焼けて身体が押し込まれる。
そんな彼を見ながら悟空は心からの敬意を込めて言った。
「ジレン……おめえは凄えよ。たった一人でそこまで強くなってよ……。
おめえとはまたいつか戦いてえ……今度はオラももっと強くなるからよ。
だから……次は一人じゃなくて、おめえを支えてくれる仲間と一緒にかかってこい。
そうすりゃあおめえは今よりもうんと強くなれる。
だから――またな!」
ジレンは一人で戦っていた。
たとえ他の仲間と合わせて10人で大会に出ていても、それでも彼はトッポ達と一緒に戦ってはいなかったのだ。
しかしそれがジレンの限界だ。一人で届く場所には限度がある。
だから次は本当の意味で仲間達と一緒にかかってこいと、そう悟空は言う。
その時はきっと、今よりもずっと楽しい戦いになるだろうから。
「はああああああーーーッ!!」
最後の駄目押しとしてかめはめ波の出力を上げ、ジレンを呑み込む。
その力の奔流の前にジレンは静かに力を抜き、そして微笑を浮かべた。
敗北したというのに、妙に清々しい。
こんな男に敗れるならば悔いはない……そんな思いすら抱いてしまう。
(これが信頼……第7宇宙の……力……)
そして彼は、光に呑まれて武舞台から落ちた。
これにて、ほぼ勝敗は決した。
第7宇宙はベジータと四星龍が落ちたものの、それでもまだ八名が残留。
リゼットも戦闘不能で実質的に脱落しているようなものだが、それでもまだ武舞台から落ちていない。
第2宇宙は気絶していた事で無視されていたザーロインだけが残り、ほぼ壊滅状態。
第3宇宙は防御力自慢のビアラが残っているが、こちらはリゼットのファーストアタックのせいで満身創痍だ。
ほぼ戦闘不能と見ていい。
第4宇宙はキャウェイのみ。驚く事に未だ彼女は無傷だが、残念ながら実力がなさすぎる。
キャウェイなど、今のリゼットでも念力だけで落とせてしまう。敵ではない。
可愛さだけが武器の彼女にここからどうしろと言うのだ。
第6宇宙はヒット一人を残し、全滅だ。
しかし流石というべきか、ヒットはまだ十分な体力を残しており、その脅威は失われていない。
だが、いくら彼でもここからの逆転は不可能に等しいだろう。
何より、今の彼はミラ一人に追い込まれている状態だ。
第9宇宙はベルガモのみが残っているが、悟空に手酷くやられた彼に戦闘力はもうない。
第10宇宙はオブニが残ったが、悟飯との戦いに敗れるのも時間の問題だろう。
第11宇宙はまだトッポが残っているので希望がないわけではない。
しかし彼もターレスとの戦闘のせいで疲弊し切っている。
対し、第7宇宙は全員がダメージを受けているものの、リゼット以外はまだまだ戦える。
何ならセルがピッコロを回復させてもいい。
ターレス、悟飯、ミラはそれぞれ強敵と戦っていたので消耗しているが、それでもまだまだ余裕がある。
リゼットは戦闘不能だ。しかしこれもセルがいれば復帰可能である。
そして身勝手の極意を極めた孫悟空が第7宇宙にはいる。
今の悟空ならばトッポとヒットを同時に相手にしても遅れを取る事はないだろう。
――勝負あり。
試合を見ていた誰もが、第7宇宙の勝利を確信した。
「トッポォ! 頼む、もうお前しかいないんだ!」
「ヒット! 最後まで諦めるんじゃねえ!」
「オブニ! 望みを捨てるでない!」
第11宇宙と第6宇宙、そして第10宇宙の破壊神が最後の一人に望みを託し、叫んだ。
それに呼応するようにトッポとヒット、オブニの気が高まり、最後の戦いに挑むべく前へ踏み出す。
「もう、正義など……否。
ジレン! お前が守ろうとした正義を守る為に、私もこの力を受け入れよう!
捨てるのではない……大事なものを、捨ててしまわない為に!」
トッポがプライドを胸の奥に仕舞い込み、それよりも大切な正義を守る為に黒いオーラに染まった。
その気の性質は破壊神と同質であり、今までと比べて圧倒的だ。
しかしそれを以てしても、今の悟空と比べれば見劣りしてしまう。
「最後まで、俺の仕事に付き合ってもらうぞ」
ヒットが外套を脱ぎ捨て、構えを取った。
危機にあってこそ爆発的に成長する彼の潜在能力は留まる所を知らない。
敗北の瀬戸際に立たされた今の彼は、今までよりも更に鋭く強い。
「ゴワス様……貴方から学んだ広い心を以て、この最後の戦いに挑みましょう……いざ、第10宇宙ここに極まれり!」
オブニが不退転の覚悟を決め、生涯最高の力を発揮する。
「面白え! ならこっちも、全開で行かせてもらうぜ!」
ターレスが超サイヤ人4の力を全開にし、力を一気に高めた。
身体を紅蓮のオーラが覆い、筋肉が増量する。
「お前達のような戦士と戦える事……嬉しく思う!」
ミラもまた、力を更に高めてヒットと向き合った。
彼もまたヒットと同じく、成長する戦士だ。
「……行きます!」
最後に悟飯がありったけの力を解放し、更にその力を上昇させた。
彼の潜在能力に限界などないかのように、その力は天井知らずだ。
六人が最後に力の限り衝突し、眩い閃光が武舞台を覆う。
直後にトッポ、ヒット、ターレス、ミラ、悟飯、オブニの六人が同時に吹き飛び、武舞台の外へと消えた。
結果は相打ちだ。しかし第7宇宙はまだ五人残しているので、個人戦では相打ちでも試合では第7宇宙の勝ちである。
更に唯一ノーダメージのヒルデガーンがザーロイン、ビアラ、ベルガモを次々と叩き落していく。
「ウワアァアァァァオオォォォォッッ!!」
そして最後に一人だけ残ってしまったキャウェイは泣きながらグルグルパンチを発動し、ヒルデガーンへ突撃した。
勿論そんなものが効くわけもなくヒルデガーンに摘ままれ、ポイと落とされた。
これにて、試合は終了。
五人残しての第7宇宙の勝利であった。
【ダークドラゴンボール】
赤い神龍「リゼットよ……お前は力の大会に勝つには私の力が必要だと思っていたようだが……別になくても勝てる」
リゼット「な、なんですって!?」
赤い神龍「そして願いの使いどころはちゃんと次回にあるので、後は次回に願いの内容を判明させるだけだな、フッフッフ……」
【身勝手の極意+超サイヤ人】
捏造形態。身勝手の極意の力を持った超サイヤ人。
見た目はただの超サイヤ人だが、オーラに銀色の輝きが混ざっている。
やはり外見的には普通の超サイヤ人が一番締めに相応しいと思ったので、そうした。
ちなみにここからのブルーとか界王拳とかは絶対無理。
というか今回限定の変身。多分もうならない。
【戦闘力】
・ジレン:130兆
フルパワー(半裸):140兆
・孫悟空(身勝手の極意『極』):132兆
※強さそのものはジレン以下。動きの差で実質的に互角。
身勝手+超サイヤ人はこの戦い限定の捏造形態なので特に設定していないが200兆くらいじゃないかなと思われる。
・破壊神トッポ:30兆
まあキュアベジータに負ける程度だし、こんなものだろう。
破壊神といっても、ビルスには遠く及ばない。
・オブニ:1兆5000億
究極悟飯と互角だったが、技込みで互角でありパワーでは負けている印象だったのでこのくらいとした。
一応『オブニがいれば優勝間違いなし』と言われるだけの強さはあった。
漫画版だと明らかにアニメより弱い。
(アニメだとオブニと究極悟飯は互角だが、漫画だと究極悟飯とケフラが互角で、オブニは合体前のケールに一撃で落とされる程度)
・Mr.ポポ&先代様
悟空の師匠抜きのシーンにいなかったので追加しました。
・次回で最終話です。