ドラゴンボールad astra   作:マジカル☆さくやちゃんスター

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パラガス「遂に来た……俺達親子の優秀さをこのSSにしらしめてやろうではありませんか!」
ブロリー「イェイ!」


第五十五話 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦①

 リゼットが精神と時の部屋から出ると、何やら妙に場が盛り上がっていた。

 一体何事かとも思ったが、その疑問はクリリン達に囲まれている孫悟空を見て氷解した。

 なるほど、どうやら自分が修行している間にようやく悟空が復帰したらしい。

 リゼットは悟空の近くまで歩くと、彼の復活を祝うように声をかけた。

 

「悟空君。心臓病は治ったんですね?」

「ああ、おかげさまでな。状況は大体分かってるつもりだ」

 

 悟空は床に臥せっている間にも寝ながらにして全てを視ていたという。

 それはリゼットと同じ気の感知を極めた先の領域、遠視だ。

 恐らくは一時的なものなのだろうが、その力を得てしまうとは流石というべきか。

 悟空は一度悟飯を見やり、それからリゼットへと尋ねる。

 

「早速で悪いんだけどよ神様。次はオラと悟飯が精神と時の部屋を使っていいか?」

「病み上がりであまり無茶は……」

「なあに、休みなら向こうで取るさ。何せ1年もあるんだからな」

 

 悟空と悟飯の修行は勿論リゼットとしては大歓迎だ。

 何せこの二人こそ、これからの戦いにおける主戦力となり得る存在である。

 特に悟飯が超サイヤ人2へと覚醒してくれれば、その戦力は計り知れない。

 この時代で残る敵はブロリーとハッチヒャック。ヒルデガーンやジャネンバの出現まではまだ時間があると考えても、今のままでは厳しい。

 だからこそ、この親子のパワーアップは願ったり叶ったりだ。

 

 

 悟空が病気から復帰してすぐにクリリン達は盛大な宴を開いた。

 季節は春まっさかり。桜が満開となる時期だ。

 ならば花見以外ないだろう、と皆が集まって桜の下で悟空の復帰を喜び合った。

 当の本人が息子と一緒に精神と時の部屋にいるのに何をしているのだ、と思うかもしれないが、それだけ嬉しかったという事だろう。

 クリリンは下手糞な歌を熱唱し、ターレスが「引っ込めヘタクソ!」と野次を飛ばしながらビールの空き缶を投げつける。

 トランクスとブルマの母子はそんな光景を少し離れた場所から見て笑い、亀仙人が裸踊りをする。

 ヤムチャや天津飯、ナッパなども揃って盛り上がり、本人そっちのけで花見は盛り上がった。

 この宴会に参加していないのは悟空家族とリゼット、ピッコロだけだ。

 悟空と悟飯は言うまでもなく修行。チチは戦いが終わった時の為に今から塾の予約などを取りつけに出掛け、ピッコロは花見に興味を示さずサボタージュ。

 そしてリゼットは何か思い当たる節があるのか、神殿に残って宇宙の監視に集中していた。

 

 ベジータは苛立っていた。

 クリリンのヘタクソな歌に苛立っているのではない。いや、それもあるが彼の怒りの原因はここ最近の己の戦績を振り返ってのものだ。

 超サイヤ人に覚醒して19号とかいう肥満を倒したのはよかったが、その後がよくない。

 超エリートである王子の己が宇宙最強のはずの超サイヤ人になった。ならばそれは疑いの余地なく最強のはずだ。

 だが人造人間16号に負け、精神と時の部屋の修行を経た後でもボージャックに負けた。

 いや、奴だけではない。気は測れないが恐らく相変わらず地球の神も自分の上にいるだろう。

 気に入らない、と心底思う。

 己は王子なのだ。あそこで馬鹿騒ぎしている連中とは違う。

 ターレスは下級戦士。ナッパもエリートを自称してはいたが、所詮は中級戦士止まり。

 だがここの連中はそんな事などまるで気にしない。

 下級戦士と超エリートの王子を同じ枠組みに入れ、同列に扱う。

 

「くそったれめ……!」

 

 ベジータの自尊心は崩れかけていた。

 かつてフリーザとの戦いで失ったプライドは超サイヤ人となる事で再構築されたが、それがまた罅割れている。己の強さに自信が持てなくなっている。

 外面では解り難いが彼はこれで結構繊細なのだ。

 つまりは、今のベジータはかつてない程に余裕がなかった。

 この上なく危うい状態であり、とても冷静ではなかったのだ。

 そんな彼の心境を察しているのはリゼットだけだ。他の誰も読み取る事など出来ない。

 だがまるでそれを察したかのように、この絶好のタイミングで宇宙船が地球へと降り立った。

 

「あ、あれは……あの宇宙船は!」

 

 真っ先に反応したのはトランクスであった。

 その宇宙船の形状に覚えがあったのだ。

 そうだ、忘れもしない。あの宇宙船こそ不吉の象徴。

 未来において何もかもを破壊し尽した悪魔が乗ってきた宇宙船だ。

 彼は確信する。

 来たのだ遂に。悪魔が! 伝説の超サイヤ人が!

 即座に剣を抜こうとするが、その彼を止めたのは脳裏に響いたリゼットの声であった。

 

『トランクス君、聞こえますか』

「リゼットさん! はい、今ここにブロリーの宇宙船が来たところです!」

『私の方でも感知しています。しかし中に貴方から聞いたブロリーは居ないようです』

「居ない? それは一体……」

『ブロリーは私が視たところ、数日前から南の銀河と北の銀河の丁度中間地点に位置する惑星から動いていません。

どうやらブロリーを操っている者……パラガスでしたっけ? 彼はその惑星を戦いの舞台に選んだようです』

 

 ブロリーがまだいない。朗報だ。

 ならば今こそパラガスを倒してしまうべきだろう、とトランクスは考えた。

 そうすればブロリーはその惑星に置き去りとなり、こちらに来る事もなくなるはずだ。

 だがその考えはリゼットによって否定された。

 

『それは駄目です』

「な、何故!?」

『パラガスをここで消してしまえばブロリーを制御出来る者がいません。

そうなれば制御を失ったブロリーがどう動くか予測出来ないのです。

最悪、周囲の惑星を全て壊してしまうかもしれません』

 

 それに、ブロリーは悟空に執着している、という事をリゼットは知っていた。

 更にこれまで遠視して分かった事なのだが、ブロリーはどういう理屈かは知らないがサイヤ人のくせに宇宙空間でも当たり前のように活動している。

 つまり制御を失ったブロリーは最悪、悟空を求めて地球まで来てしまう可能性があるのだ。

 否定出来る事ではない。実際映画二作目であの男は場所も知らないはずの地球まで単身乗り込んで来ているのだ。

 

『それよりもここはパラガスを泳がせましょう』

「泳がせる、ですか?」

『はい。彼はどうやらベジータを騙して新惑星ベジータなる惑星に連れ出す気のようです。

しばらくは彼の思う通りに行動させて、気が緩んだ隙を突いて制御コントロール装置を奪おうと考えています』

「制御コントロール装置を!? そ、そうか! そうすれば……」

『はい。上手くいけばあの恐ろしいブロリーを戦わずして無力化出来るかもしれません』

 

 ブロリーははっきり言って強い。強過ぎる程にだ。

 これと正面から戦うのは全く得策とは言い難く、全滅の危険が大きすぎる。

 また、場所の移動はもしもブロリーと戦う事になった場合を考えれば決してこちらにとって悪いものではない。

 少なくともブロリーが地球で暴れるよりは余程マシなはずだ。

 だから、とりあえずはパラガスの誘いに乗ってやろうとリゼットは提案したのだ。

 

「父さんにこの事は……」

『教えないほうがいいでしょう。彼に教えてしまうとパラガスごと制御装置を壊してしまう可能性があります』

「た、確かに……」

 

 トランクスがリゼットと念話をしている間に、宇宙船から大勢の宇宙人が現れ、ベジータの前へと跪いた。

 その中心に立つのはマントを付けた隻眼髭面の親父だ。

 どうでもいいがクリリンはいつまで歌っているのだろうか。

 

「探しましたぞベジータ王子」

 

 彼はベジータの前へ出ると恭しく頭を下げ、それを見たベジータが満更でもなさそうに笑う。

 彼を王子として扱う者は久しくいなかった。それだけでもこの男の印象はそう悪いものではないのだろう。

 

「サイヤ人だな?」

「パラガスでございます。新惑星ベジータの王になって頂きたく、お迎えに参りました」

「何ィ? 新惑星ベジータ?」

「もう一度、最強の戦闘民族サイヤ人の優秀さを全宇宙に知らしめてやろうではありませんか!」

 

 そう言い、パラガスは大仰な動作で立ち上がり、両手を広げた。

 

「貴方の手で最強の宇宙帝国を築き上げるのです!」

 

 パラガスがそう言うと、配下の者達が一斉に手を上げて歓声をあげた。

 しかしベジータはこれを下らないと考えたのだろう。

 小さく舌打ちをすると何も言わずに背を向けて歩き出す。

 だがパラガスはそれにも慌てずに、ベジータが確実に引っかかる餌を目の前へぶら下げた。

 

「伝説の超サイヤ人を倒せるのはベジータ王、貴方しかいません!」

 

 伝説の超サイヤ人。

 その言葉を聞くやベジータの足が止まった。

 かかった! パラガスはそう確信し、笑みを深くする。

 

「伝説の、超サイヤ人……」

 

 その存在はリゼットから聞かされていた。

 何でも未来の世界でターレスやピッコロを始めとし、ほとんどの戦士を殺してしまった最強の敵だという。

 最後にはリゼットと相打ちになったらしく、つまりこいつに勝てれば自分はあの神よりも上になるという事だ。

 未来の世界で自分はこいつと戦わなかったと聞く。

 だがもしも戦っていたならば必ず倒していたはずだ、という思いがベジータの中にはあった。

 

「南の銀河一帯をその脅威のパワーで暴れ回っております。

このままでは折角築き上げた新惑星ベジータも、伝説の超サイヤ人に……」

「父さん! 駄目です、そんな話に乗っては!」

 

 歩みを止めてしまったベジータの前にトランクスが立ち、彼を止めようとする。

 だがベジータはそんなトランクスをスルーし、パラガスへと向き直った。

 

「パラガス、案内しろ」

「父さん!」

 

 ベジータを止めようと走るトランクスだが、その前にパラガスが割り込む。

 そして彼は笑みを深くし、トランクスをも新惑星とやらに誘った。

 

「貴方もどうぞ。ベジータ王の血を引くトランクス王子」

「っ!」

 

 名前を呼ばれた事でトランクスの顔つきが険しくなる。

 未来から来た自分がベジータの息子だと知っている、という事は相当入念な事前調査を行っているという事だ。

 やはりこの男は油断ならない。改めてトランクスはそう考えた。

 警戒するトランクスを余所にベジータは足早にパラガスの宇宙船に乗り込み、酔っ払った亀仙人と、彼を止めようとするクリリン、ウーロン、ヤムチャも一緒に宇宙船へと入ってしまった。

 亀仙人が宇宙船のハッチ前で粘っていたせいで、閉まるハッチに全員揃って巻き込まれてしまったのだ。

 

「新惑星ベジータの王だなんて、馬鹿じゃないの?」

 

 ブルマが赤ん坊のトランクスを抱いたまま馬鹿にするように呟き、その横を大人のトランクスが走り抜ける。

 そして舞空術で閉まる寸前の宇宙船へと飛び込んだ。

 

「母さん、僕が必ず父さんを連れ戻します!」

 

 かくしてベジータ、トランクス、亀仙人、クリリン、ヤムチャ、ウーロンが新惑星ベジータへと向けて飛び立ち、残されたターレス達は揃って溜息を吐いた。

 あんなのはよく考えなくても罠であって誘いだ。よくもまああそこまでノコノコと付いて行けるものだな、と呆れているのだ。

 ベジータも普段ならばこんな見え透いた誘いになど乗らないはずだが、今は間が悪かった。

 

「で、どうする? 俺達も新惑星ベジータとやらに行くのか?」

「冗談だろ? 今更惑星ベジータになんざ用はねえよ。ましてやどこの星かも分からねえ新惑星なんてなあ」

 

 ナッパの問いにターレスが肩を竦めて答え、興味が全く無い事を示す。

 実際ターレスは故郷だの新惑星だのに微塵の興味も抱いていない。

 元より彼の気質は自由な旅人だ。

 今更失った故郷などに用はないし、バーダックもギネもいない名前だけの新惑星など心底どうでもよかった。

 

「で、そっちのハゲコンビは?」

「誰がハゲコンビだ。俺も今更惑星ベジータの復興なんぞに用はねえよ」

「とりあえず一度、神様の所へ戻ろう。彼女なら色々知っているだろうしな」

 

 ターレスの問いにナッパも興味がないと返す。

 そんな彼等の会話を遮るように天津飯が一度神殿へ戻る事を提案し、サイヤ人二人も頷く事で同意した。




【戦闘力】※変更のあったキャラと新規キャラのみ

・リゼット:3億5千万
バーストリミット50倍:175億

・カリン様:8000万
バーストカリン10倍:8億

・ブロリー:14億
伝説の超サイヤ人:1400億

・パラガスでございます:9000



【燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦】
ドラゴンボールシリーズの劇場公開作第11弾。
悟飯が超サイヤ人になっており、悟空が生存しているのでセルゲーム前の出来事とよく言われる。
しかしそれにしては地球に危機感が無さすぎる上に、セルゲーム前の悟空と悟飯は常に超サイヤ人にして慣らしているはずなので矛盾が生じてしまう。
かといってセルが現れなかった世界線と考えると、今度は悟飯を超サイヤ人にするまで鍛えるかという疑問が生じる。
なので個人的には悟空が瞬間移動かめはめ波でセルの上半身を消し飛ばした際に、セルの核まで消し飛んでしまい、うっかり倒してしまった世界線であると考えたい。
あるいは、セルが自爆しようとした時に悟空が界王星にセルを置いて帰ってきてしまったのかもしれない。
すまねえ界王様、これしか思いつかなかったんだ。
(でもよく考えたらブロリー映画で界王様が生きていたので、それはないか)

【ブロリー】
ドラゴンボールZの劇場版オリジナルキャラで最も有名な男。賢さ26。
言動の一つ一つに至るまでネタとして昇華され、最早煎じすぎて味がしない。
1000年に一人現れるという伝説の超サイヤ人その人であり、性格も伝承の『血と殺戮を好む』超サイヤ人そのもの。
驚くほど執念深く、赤ん坊の頃に悟空に泣かされた恨みを30歳を過ぎても引きずっている。
しかしMADでは大体悟空達と仲がいい。
何か面白い事でも書こうと思ったが、様々な作者によって骨の髄までネタにされ続けていた為、特に書くことが思い付かなかった。
Vジャンプによると戦闘力は14億らしいので、このSSではその数値を基本の数値として採用し、そこから変身で100倍にした1400億を彼の戦闘力とする。
最近、『超』の方でも登場して正史キャラに昇格したが、明らかに別人。

【パラガス】
ブロリーと並ぶ最も有名な劇場版オリジナルキャラ。
自分達を追放したベジータ親子への復讐だけを夢見て新惑星ベジータに宮殿を建てたり宇宙のならず者を集めたりした行動力のある男。
雑魚のように思われがちだが戦闘力は9000であり、時期が悪かっただけでサイヤ人としては間違いなく上位の実力者。
新劇場版では半分以下の4200に弱体化した。
今日もどこかで一人乗り用のポッドに乗ってはブロリーに潰されている。
大人のお姉さんが大好き。

【岩盤】
ベジータがブロリーにラリアットをされた時に、どこからともなく現れてはベジータを受け止める名脇役。
彼に刻まれる円形のクレーターによってブロリーのパワーを分かり易く視聴者へと伝えてくれる。
また、ブロリーのパワーを受けても貫通されないカチカッチン鋼を上回る耐久性を有しており、彼なくしてブロリーとベジータの漫才は成り立たない。

【科学者】
パラガスに仕えるタコのような科学者。
ブロリーを制御して自在にコントロールするという、どう考えてもやばすぎる道具を、さも当然のような顔をして造り上げた。
つまりこのタコはその気になればフリーザ一族だろうがボージャックだろうが制御出来るという事である。
隠れた実力者だったが、グモリー彗星の衝突によって死亡した(と思われる)。
コンピューターが弾き出したデータによりますと、パラガスは狂っておりますじゃ。

【グモリー彗星】
新惑星ベジータに接近しつつある彗星。ブロリーMADの落ち担当。
落ちに困ったらこいつが新惑星ベジータに突撃して有耶無耶にしてくれる。
その万能性は、かの紅魔館にすら匹敵するかもしれない。

【モア】
地球に移住して一生懸命頑張ろうとしていたが、パラガスに殺されてしまった人。
登場シーンもセリフも少ないのだが、何故か変な人気がある。
必殺技は『モアブラスト』
地球に移住しましても一生懸命に……うっ、う、うわああああ!?

【アンゴル】
シャモを鞭で打っていた奴。
同じような外見のキャラは沢山いるが、固有名があるのはアンゴルだけ。
貴様、反抗する気か!?

【申し上げます】
パラガスの部下。申し上げます! 伝説の超サイヤ人が現れました! の人。
名前はないが、変な人気がある。
よく勘違いされるが、こいつはアンゴルではない。
しかし似たようなものなので、やっぱりアンゴルでいいかもしれない。

【惑星シャモから連れてこられた奴隷達】
新惑星ベジータに宮殿などを造るために連れてこられたシャモ星人達。
よくブロリーに星をデデーンされたり、流れ弾で大量に死んだりしている。

【シャモ】
唯一固有名詞のあるシャモ星人。
星の名前を冠している事から考えると、実は彼はシャモ星の王子だったのかもしれない。
知るかそんな事! 食べ物もろくにくれねえんだぜ! サイヤ人なんて宇宙の悪魔さ!

【爺ちゃん】
過酷な労働に耐え切れずに倒れてしまったシャモ星人の老人。
わしは悪くぬぇ! シャモのせいだ!

【惑星シャモ】
いつかは帰れるとシャモ星人達が眺めていた惑星。
ブロリーによって見せつけるようにデデーンされてしまった。
音MADでは頻繁に破壊されては復活している。
いつかは帰れるといいなあ……。

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