ガールズバンドによるツールドフランスへの挑戦in2011   作:Schumi

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またかなりの間隔空いてしまったなー。あと半分頑張ろう。

いつも通り誤字や硬い文があると思いますが、のほほんと見て行ってください。

それでは本編スタート!


第10ステージ -ミサイルvsゴリラ 第1ラウンド-

7月12日 オーリヤックにて

 

今日からツールドフランスも第2週に突入。休息日明けのためか、選手達はからは活気に満ちていた。

 

ジルヴェール「よっしゃ!今日もきっちりポイント取ってこのジャージをキープするぜ!!」

アル「今日こそそのジャージをもらうぞ〜」

ショーマー「ひさびさの運行だからな!今日は勝つぜー」

アイゼン「アルの勝利は俺らがお膳立てしてやるぞ!」

ザナルディ「俺もそろそろ勝ちてぇーなー」

フースフォルト「登れるスプリントなら俺もありだな」

カンチェ「それ途中だけだからな。ゴール地点は平坦だぞ」

フースフォルト「じゃ無理だな」

ジルヴェール「諦めるのはえーな!」

アル「今日もキレキレだな〜」

 

ランドール「…間に合うかな?」

リサ「お、お待たせ〜アルベルト」

ランドール「もしかして、残るって決めてくれたか?」

リサ「本当はみんなに迷惑かけかなかったから日本に帰る予定だったんだけど、アルベルトや友希那達と離れたくなくなっちゃからね!一緒にいるよ!」

ランドール「君の分まで僕達は頑張るよ!」

リサ「うん!頑張ってね!」

友希那「嬉しいわリサ。そんなこと言ってくれるなんて」

紗夜「元気で安心しました」

香澄「リサさんは、そうでなくちゃダメですよ!」

有咲「珍しく香澄の言う通りですよリサ先輩」

リサ「え?みんな聞いてたの?恥ずかしい…」

 

蘭「モカーもう行くよー」

モカ「りょ〜かい。じゃあ、マッサさん。また後で〜」

マッサ「おう。また後でな」

 

天候は小雨が降り続けている。しかし 選手達は、初日と同じのような明るさのままパレード走行に入っていった。

 

チームカーside

ライプ「第1週がバタバタしただけに、今日からは何も起きないでほしいな」

杏梨「そんなこと言っちゃダメですよ。あれ?これってリサさんじゃない?」

彩「え!?なんで映ってるの!?」

チームカーに付いている小型テレビには、ランドールとリサが一緒にいるシーンが映し出されていた。

ライプ「現地の奴らも2人はラブラブとか言ってんな…」

沙綾「でも、リサさんが元気になるならいいのかな?」

ライプ「まあ、そうだな。よし!リサの前向きさで元気が出たぜ!頑張ってくぞ!」

他3人「おーー!」

 

集団では…

友希那「…ねぇ紗夜」

紗夜「なんですか?」

友希那「無線切ってないから全部聞こえてるわよって言ったほうがいいかしら?」

日菜「え〜!切っちゃったら、るんるん♫っとする話が聞こえないよ!」

蘭「日菜さん。その話はもう終わってますよ」

日菜「え〜。もう少し聞きたかったな〜」

モロー「お、今日も元気だな。元気が一番だぞ」

モカ「あれ〜?ルヴァンズさんは放っておいていいんですか〜?」

モロー「今日はそっとしておいてるんだよ。昨日あの兄弟にジジイ扱いされたからな」

ルヴァンズ「誰がジジイやねん!まだアラフォーやないし、結婚しとらんのやぞ!」

モロー「いやその年して結婚してないのも言われる原因だろ!ルキアさんと早く結婚すりゃいいじゃないか」

ルヴァンズ「総合優勝したらええでと言われたからな!あの兄弟を見返したるでー!」

蘭「なんかうるさいししつこい…」

ルヴァンズ「し、辛辣すぎるで美竹ちゃん!」

 

そんなこんなでスタートの0㎞地点まで集団がやってきて、第2週目のツールドフランスが始まっていった!

 

有咲「よっしゃ行くぞー!」

香澄「有咲ー!頑張ってねー!!」

ジルヴェール「今日は、有咲ちゃんなのか。連日頑張るなー」

カンチェ「まあ、第4ステージ以外に優勝ないしな」

フースフォルト「1つ勝てるだけ見事なものだがな」

友希那「でもこれは通過点よ。目指すはあくまでも総合優勝だわ」

フランク「それなら俺たち兄弟も全力で戦うからな」

アンディ「後2日後だけどね」

フランク「余計なこと言うなよ。興ざめになるじゃないか」

アンディ「そんなことより今日の燐子ちゃん見た?」

フランク「まぁ可愛かったな〜。俺は沙綾ちゃんの方が可愛いと思うがな」

フォラント「このアホ兄弟!さっさとこっち戻ってこい!」

アンディ「おじちゃん怖いー」

フォラント「おじちゃん呼ばわりすんな!年上に失礼だろ!」

フランク「仕方ない…戻るか。それじゃまた山岳ステージで会おう」

蘭「…どこのチームも大変だね」

モカ「そうだね〜」

 

この日、有咲を含めた7人がスタートから逃げ集団を形成。メイン集団は、これを容認して30㎞で3分ほどに広がった。

 

チームバスでは…

ほたる「あー今日も何もなさそうだなー。暇だよー」

燐子「ほたるさん…それは…我慢しましょう…」

あこ「そうだよ!あこたちだって同じなんだから!」

メイ「シャキッとしないと示しがつかないですよ」

ほたる「いいもん示しなんてー」

千早「なら、無理やりつけさせましょうか?」

ほたる「千早さん…。目が笑ってないです」

千早「じゃ、きちんとしてくださいね」

ほたる「ふ、ふに…」

 

メイン集団が、中間スプリントのある40㎞地点にさしかかるところで、逃げ集団との差は4分半に拡大。

メイン集団は中間スプリント地点まであと1㎞にさしかかる。

 

ショーマー「うおおおー!」

ジルヴェール「あいつの牽引すげぇな!」

ザナルディ「よっしゃいくぜー!」

ここでザナルディがロングスプリント!これにジルヴェールたちがくっついて行く。

 

残り500m

 

ショーマー「よし!行ってこい!」

アル「いっくぞ〜!!」

ここでアルディッシュが発車!あっという間にザナルディ達に並びかける!

ジルヴェール「負けっかよー!」

しかし、ジルヴェールが意地を見せてメイン集団の先頭で中間スプリント地点を通過。次にアルディッシュ。ザナルディ、グレイラル、日菜と続いた。

 

そこから逃げ集団とメイン集団の差は、4分前後から動かない状態で進んでいく。そして、逃げ集団は、1つ目の3級山岳まで残り1㎞。

 

逃げ集団side

有咲「よし!ここで登ってくぞー!」

有咲が山岳の頂上に向けてアタックするも、他の6人はこれを容認。結局、有咲が3級山岳を1位で通過した。

有咲「…誰も反応しないのは、なんだかバカにされてる感じがするな」

プップー

ライプ「有咲!調子はどうだ?」

有咲「問題ないぞ。ただ、誰も動かないのは誤算だけどな」

沙綾「有咲ー。頑張ってねー!」

有咲「お、おう。ありがとな…」

沙綾「照れないでよー。集中してねー」

有咲「お前が言うな!早く行け!」

ライプ「よし!このまま逃げ切り狙えよー」

 

一方メイン集団は…

こころ「ねえ日菜。何か面白いことしない?」

日菜「いいね!何するの?るんっとすることがいいなー」

ヴォルドー「こんなこととかどうかな〜」

日菜「あははは!ヴォルドーさんどこから向日葵拾ってきたのー?」

こころ「ふふふ、こんなにも笑わせてくれるなんてあなたはいい人ね!」

ヴォルドー「何もしてないよ〜。そこに向日葵があったから拾ってきただけだよ〜」

日菜「あははは!笑いすぎてお腹が痛いよー!」

 

蘭「湊さんは、バンドの練習とかこの期間はしてるんですか?」

友希那「もちろんよ。あくまでも私達は、音楽で頂点を目指すことが一番の目標なんだから」

蘭「流石ですね。でも、私達もそれは同じですから。もちろん、このレースでもです」

モカ「あの2人は、いつもバチバチやってますね〜」

香澄「す、すごいなー。友希那先輩も蘭ちゃんも」

 

ルヴァンズ「なんや、今日も暇なステージやな」

モロー「暇かもしれんが何が起こるか分かんないんだから油断するなよ」

キンツァート「ほんと頼みますよ。僕たちがバックアップしますから」

ルヴァンズ「せやけど、山岳でのアシストが出来んのモローだけやん。いつもワイは孤独やで」

モロー「ま、そう言うなよ。俺らだってしたい気持ちはあんだからよ」

ルヴァンズ「しゃあないな…」

 

このままゆっくりとレースは進み、残りの4級山岳2つと3級山岳の3つ全てを有咲が先頭で通過。残りは10㎞ほどだが、メイン集団も逃げ集団を捕まえるために猛スピードで追いかけていた。

 

逃げ集団side

有咲「おい!なんでこんなに先頭交代に入ってくるやつがいないんだよ!」

グレゴリオ「半分は諦め気味だな。これは無理だぜ。メイン集団との差は30秒しかないしな」

有咲「あーもう辞めた!これじゃ体力の無駄だ!」

残り7㎞地点で有咲を含めた4人が先頭交代に加わらなかったため、メイン集団が逃げ集団を吸収。

 

ジルヴェール「どけどけー!タレないジルヴェール様のお通りだぜー!」

逃げ集団を吸収したのと同時にジルヴェールがアタック!ここについていったのは、アルディッシュのチームメイトのマルティーニとなんとマイヨ・ジョーヌのヴォルドーだ!

 

ヴォルドー「このメンバーならいけるぞ〜。ジルヴェールは先頭でペース上げてくれてるしね〜」

ジルヴェール「お前もローテーションに入るんだよ!」

マルティーニ「……(俺は、アルディッシュのステージ優勝のアシストで足引っ張るために入ったんだがな)」

 

残り5㎞の地点でメイン集団との差は約10秒。ジルヴェールとヴォルドーは先頭交代をするが、マルティーニが先頭交代に入らないためペースが上がらない。

 

ジルヴェール「ちくしょー。こうなったら俺1人でいくぜ!」

ここで再びジルヴェールがアタックして単独先頭へ。ヴォルドーとマルティーニはメイン集団に吸収された。

 

ベイル「あとはあいつを捕まえるだけだぜ!」

アイゼン「久々に弾丸列車の力を見せつけてやる!」

ショーマー「これで3勝目を掴むぞ!」

アル「みんな〜頼むぞ〜」

ザナルディ「やっぱりすげえペースだな…」

フースフォルト「これじゃあいつもあっという間に捕まるな…」

 

彼らの予感通り、ジルヴェールは残り3㎞で吸収。カルモーの町に入ってスプリント勝負となった。しかし、メイン集団では…。

 

アル「あれ〜?みんなどこ行ったんだ〜?」

マルティーニ「ぜぇぜぇ…ジルヴェールの追走に脚を使い過ぎたみたいですね…。もう僕とショーマーさんしかいないですよ…」

残り1㎞を前にマルティーニも離脱。残ったアシストはショーマーだけとなっていた。

 

そして残り1㎞

ショーマー「くっ…あとは頼んだ…」

ここでショーマーも離脱。変わって前に出てきたのは、リディール・キャノンのマス。2番手にアルディッシュ。その後ろがホーキンス。ジルヴェールは、後方に下がって万事休すとなっている。

 

残り500m

マス「くそ!まんまと前に出されたぜ!これじゃいつものようにスプリントしても勝ち目がない…なら」

マスがロングスプリントを開始!

アル「そうはさせないぞ〜!」

こころ「私もいくわよー!」

ザナルディ「ぬおーー!」

これを皮切りにアルディッシュをはじめとするほとんどのスプリンターたちがスプリント!

 

残り200m

マス「やっぱり無理か!」

アル「今日ももらっ」

グレイラル「ウホホホホーーーー‼︎‼︎(うおおおおーーーー‼︎‼︎)」

アル「な、なんだ〜〜!?」

アルディッシュの大外から1人だけスプリントのタイミングを遅らせたグレイラルが強襲!

残り100mでグレイラルとアルディッシュが並んでデッドヒートを繰り広げる!

 

残り50m

グレイラル「ウホホーー!(もらったぞー!)」

アル「これは無理だ〜」

こころ「最後まで諦めちゃダメよー!」

 

アルディッシュにこころが並びかける!そして…。

グレイラル「ウッホーーー!!(勝ったぞーーー!!)」

グレイラルが先頭でゴールインして左の拳を突き上げた!

こころ「はぁはぁ…とりあえず2位までこぎつけたわ!」

アル「やっぱり仕掛けが早かったな〜」

マス「ま、アシストいなかったし仕方なかったな」

フースフォルト「あのゴリラの存在も厄介だな…。マイヨ・ヴェール獲得が遠のく…」

 

メイン集団後方

日菜「こころちゃんいっけーー!」

蘭「モニターでレースが見えるなんてラッキーでしたね」

紗夜「日菜の最後のリードアウトが効いたわね。驚いたわ」

日菜「えへへ…お姉ちゃんに褒められちゃった」

有咲「にしてもこころちゃんスゲーな…。なんでも出来る感じだし」

ジルヴェール「よっしゃー!よくやったぞアンドレー!!」

友希那「あの人もポイント賞を守りきったようね」

香澄「最後の勝負は凄かった!流石こころちゃんだね!」

有咲「確かに。あのスプリント力は正直凄いの一言だな」

蘭「有咲だって最後まで頑張ったじゃん」

有咲「結局捕まったし、山岳でもみんな無視だから楽しさ感じなかったな」

日菜「こころちゃん2位に入ったよ!」

香澄「あとでおめでとうって言わないと!」

 

第10ステージ結果

1位 グレイラル OPA 3時間31分21秒

2位 弦巻こころ BAN 以下同タイム

3位 ホーキンス MOL

4位 アルディッシュ SPC

5位 フースフォルト GCE

6位 ファルジャン VAN

7位 マス CAN

8位 イノー FTL

9位 トーラス FLY

10位 ザナルディ ITA

 

47位 氷川日菜

50位 美竹蘭

51位 戸山香澄

52位 市ヶ谷有咲

58位 ジルヴェール

62位 氷川紗夜

63位 湊友希那

 

総合首位

ヴォルドー

ポイント賞

ジルヴェール

山岳賞

ルークランド

新人賞

湊友希那

 

日菜「こころちゃんおめでとう!」

香澄「凄いよ!あのアルディッシュさんを抜いて2位だよ!」

こころ「ええ!でも、まだまだこれからよ!」

有咲「そういや香澄も2位になったことあったな。意外とうちのチーム成績いいよな」

紗夜「湊さんも勝ちましたしね」

ライプ「おーい有咲ー。今日の敢闘賞はお前だぞー」

有咲「え!?マジか!やっべぇ表彰台に行かないと!」

 

ジルヴェール「あぶねー!2点差でマイヨ・ヴェールを守った…。よくやったぞゴリ!」

グレイラル「ウホ!ウッホッホー!(イェス!初勝利ー!)」

ルールストン「初勝利おめでとう!このまま明日も勝っていこうぜ!」

ジルヴェール「明日もマイヨ・ヴェールを守ってやるぜ!」

 

表彰式にて…

有咲「うわーすげー。香澄が見た景色はこんなんだったんだな…」

パシャパシャ

有咲「しかもマスコミの量がすげえ…。これは恥ずかしいなー」

 

その夜

 

オメガ・ファクトリーのホテルにて

監督「ジルヴェールに続いてグレイラルもステージ優勝だ!今日は明日のこともあるから一杯だけワインを飲んで、食事で祝おう!乾杯!」

全員「カンパーイ!」

グレイラル「ウホッウッホホ(この踊りを見せよう)」

シーフール「おっ!それが噂のゴリラダンスか」

ルールストン「キレッキレだな!おいジルヴェール!お前もやれよ!」

ジルヴェール「やらねぇよ」

ロング「できないのか?」

ジルヴェール「んなわきゃねーだろ!やってやるよ!!」

あははははは

 

チームBanG Dream!のホテル

ライプ「よし、作戦会議を始めるぞ」

彩芽「明日の第11ステージは、ブレイ・レ・ミンからラヴォールまでの167.5kmです。まさに平坦ステージなので、総合勢に動きはほとんどないと思います。あとは、ほたるの話だと明日は途中から豪雨になるそうです。なので、日菜とこころのスプリントは自己判断に任せます」

日菜「雨の中のスプリントなんてるるるん♫とするに決まってるじゃん!もちろんやるよー」

こころ「ええ!私も勝負したいわ!」

ランス「相変わらずお前らは元気だな」

ひまり「え!?なんでランスさんがいるんですか!?」

ランス「いちゃわりーのかよ」

りみ「で、でも謹慎中じゃ…」

ランス「ひとまずこの大会までは、監督でOKだとさ。あの○○野郎どもめ…。人を陥れることしか脳がねぇのか」

たえ「じゃあ、明日から働いてないぶん働いてくださいね」

ランス「花園…こえーぞ…」

ライプ「そんじゃ、冬子と一緒でお願いするぞ」

ランス「頼むからあいつはやめてくれ…。彩芽の方がいいな」

彩芽「えっちょ…監督!何言ってるんですか!そんな恥ずかしいこと…」

モカ「お〜彩芽先輩の顔が真っ赤っかだ〜。蘭と一緒だね〜」

蘭「あたしはならないよ」

ランス「とりあえず監督復帰したが、お前たちの力が頼みだから頼むぜ」

全員「おー!!」

ライプ「よし、解散!」

 

ライプの一言で彼女たちはいつものように部屋に戻って行った。

 

ランス「よっしゃ!俺も寝てくるか」

彩芽「その前に…説教の時間ですよ」

紗夜「あら?橘さん。何をしているんですか?」

彩芽「今から監督への説教です」

紗夜「それなら私もいいですか?私も学校で風紀委員をしていますので、チームの規律を乱す人にはお仕置きが必要だと思っていました」

ランス「おいリーヴァイ!助けろよ!」

ライプ「自業自得だ。甘んじて受けろよ」

彩芽&紗夜「大人しくしてください!」

ランス「くそったれがー!!」

 

そんなこんなでランスが復帰して、チームは元どおりに。果たして、明日はどうなるのか?

 

次回へ続く




現実のツールドフランスもあと数日…。なんだか寂しい感じがする。

チーム略称その4
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