ガールズバンドによるツールドフランスへの挑戦in2011 作:Schumi
では、本編スタート!
7月3日フランス レゼサール
この日はチームタイムトライアル。距離23㎞とタイムトライアルの中では平均的なレイアウトになっている。
このチームタイムトライアルは、チームの上位3人のタイムを合計して遅い方から先にスタートを切る。この日の1番手は、第1ステージの落車で遅れたランドールのいるサクソンバードであった。
サクソンバードside
マルシェット「おい、アルベルト。落車の怪我の具合は良いのか?場合によっては俺らだけでローテーションするが」
ランドール「いや、問題ないよ。リサ姉さんのおかげで痛みはほとんどないしね」
フォールド「アルベルトさん。リサ姉さんに何かしてもらったんですか?」
ランドール「いや…まあ色々な…」
フォールド「教えてくれないんですかー?」
ロイス「おい、そろそろスタート地点に行くぞ。無駄話は後にしろよ」
ランドール「わかってるよ」
フォールド「後で聞き出しますからね。アルベルトさん」
そして、チームサクソンバードのタイムトライアルがスタート!
フォールド「取り敢えずアルベルトさんは最後に回ってください!暫くは俺らでローテーションします!」
ニキ「その方がいいな!お前は温存だアルベルト!」
ランドール「それじゃ、5㎞から引くぜ」
その頃スタート地点では…
ランス「おい、ランドールの◯◯野郎の調子は良さそうに見えるか?」
ライプ「正直言ってあまり良さそうに見えんな。てか、あいつのこといい加減◯◯野郎って言うなよ」
ランス「あ?◯◯野郎なのは事実だろ。お前も同じチームだったんだからわかるだろよ。チームの指示無視してアタックとかふざけてるぜ」
ライプ「そりゃ、あのときのうちはお前中心であいつの仲間がいなかったんだから仕方ないだろよ。総合優勝を狙うなら仕方ないだろよ」
2人がチームカーの中でランドールの様子を探っている一方…
リサ「ん〜。アルベルトの膝は大丈夫かな〜」
千早「リサさん。貴方は人の心配をしてないで自分の心配をしてください」
リサ「あはは〜。確かにね。その件について出場を許してくれてありがとね☆」
千早「本当は出場しない方が身体のためにはいいのですが…。でも、あそこまで頼みこまれたら許可しないわけにはいきませんでした」
リサ「ありがと千早。絶対あたし頑張るから」
サクソンバードside
ランドール「5㎞を過ぎたからそろそろ前を引くぞ!」
マルシェット「無理はすんなよアルベルト!」
フォールド「キツかったらいつでも交代しますから!」
ランドール「了解!」
ランドールが先頭を引き始めて2㎞
ランドール「(ん?やっぱり膝の調子がよくない…。でも交代が早すぎる。せめて後1㎞…)」
ロイス「だから無理すんなと言ってるだろよ」
マルシェット「俺たちが最後まで先頭引いてやるよ。お前は黙ってついてこい!」
ランドール「すまんな…」
残り1㎞
フォールド「ぜぇぜぇ…後1㎞なんでラストスパート行きますよ!」
ランドール「わかった!行くぞ!」
そして、サクソンバードがゴール地点を通過した。タイムは25分16秒で暫定1位。他のチームはこのタイムを基準にして走るのである。
その頃チームBanG Dream!のメンバーはというと…
ライプ「今日のチームタイムトライアルは、こころと日菜が率先して先頭を走り、後のメンバーはそこそこの割合で先頭をローテーションしてくれ。後、リサは落車の影響もあって途中で離脱する予定だ」
友希那「わかったわ。リサ。貴方のためにも私達は、全力で頑張るわ」
紗夜「私も途中で離脱する予定なので、最初は私たちが全力でやりましょう」
リサ「オッケ〜。気合い入れて頑張るよー!」
有咲「私も途中で離脱する予定だから香澄を頼むぜ」
香澄「私は大丈夫だよー有咲ー」
有咲「お前の大丈夫は信用できねーよ」
香澄「そんなこと言わないでよ〜!」
有咲「馬鹿!抱きつくんじゃねー!!」
こころ「日菜!頑張りましょうね!」
日菜「そうだねこころちゃん!るん♪っとくることやっていこー!」
紗夜「全く日菜ったら…こんな感じで大丈夫なのかしら…」
現在コース場では、PTMとレイブンイーストが走行していた。現在のトップは、ガード・サーヴァンの24分48秒だ。
レイブンイーストside
カンチェレーラ「ハァハァ…あの2人がタイムトライアルが苦手だとは知っていても、俺が1人でこの距離引くのはきついな…」
フランク「すまんなファビラス。お前のお陰でこうやって総合で互角の勝負ができるんだ」
アンディ「ぜぇぜぇ…ごめんねファビさん。後少し頑張ってね」
カンチェレーラ「ハァハァ…了解」
ガガー
監督「後5㎞だが、トップタイムと遜色ないタイムで走っている。後もう少しの辛抱だ」
カンチェレーラ「ぜぇぜぇ…わかった!」
PTMside
ルヴァンズ「ぜぇぜぇ…ぜぇぜぇ…エースが1番タイムトライアル得意ってどういうことやねん…どないなっとんねん…」
モロー「頼む!頑張ってくれ!」
バウアー「キンツァートさんを含めてみんな得意だけど、ルヴァンズさんよりは…」
キンツァート「いつでも交代するぞ」
ガガー
監督「一時的にキンツァートに交代してラスト3㎞あたりからルヴァンズでいくぞ」
キンツァート「よっしゃ!任せとけ!」
ルヴァンズ「ぜぇぜぇ…ハァハァ…しばらく任すわ…あーキツ…」
そして…
ガガー
ランス「お前ら。わかってるだろうが、此処で遅れることは許されんぞ。頑張れよ」
彩芽「始めは紗夜さん、リサさん、日菜さん、こころさんでローテーション。残り半分から残りのメンバーを含めてローテーションをお願いします」
ライプ「健闘を祈るぞ」
ブチッ
リサ「よっしゃ〜紗夜!頑張ろうね!」
紗夜「ええ、頑張りましょう」
日菜「おねーちゃんと一緒に頑張る!」
そしてスタート!
リサ「あたしが早速前に出るからね!」
日菜「じゃ、私がおねーちゃんの前!」
紗夜「わかったわ。日菜の後ろに入るわよ」
こころ「私は紗夜の後ろね!」
有咲「私もモカちゃんとローテーションに入るぞ!」
モカ「オッケ〜有咲〜」
レイブンイーストside
カンチェレーラ「ヤバ、パンクしたぞ。オーバーレイさん!後2㎞は頼みます!」
オーバーレイ「よっしゃ!いくぜ!!」
カンチェレーラがパンクで離脱してゴールラインへ
アンディ「どうだったの?タイムは」
フランク「サーヴァンのタイムに4秒届かなかったが、良い順位でいけたから大成功だな。ファビラスさんに感謝だな」
タイムは24分52秒。暫定の2位の記録であった。
PTMside
ルヴァンズ「うおー!!もう少しでゴールだー!!」
キンツァート「俺らも必死でついていくぞー!!」
みんな「おー!!」
この時点でどちらのメンバーも5人しかゴールに入らなかったが、これがほとんどの場合のチームタイムトライアルである。
PTMのタイムは、レイブンイーストと同じ24分52秒。
ルヴァンズ「ぜぇぜぇ…ハァハァ…あーしんど」
キンツァート「ぜぇぜぇ…よく頑張ったよエース!俺らの不甲斐なさをカバーしてくれるなんてな。これからは俺らが全力でバックアップするからな!」
チームBanG Dream!はスタートして3㎞
リサ「う〜もう無理…」
紗夜「今井さん。無理をしてはいけません!チームでいる以上私たちが請け負います!」
リサ「ごめんね〜紗夜…後は頼んだよ」
そう言ってリサはチームの列から離脱。残りは8人で先頭は日菜に。
日菜「おねーちゃんのためにも頑張るよー」
有咲「私もいっちょやったるよ」
チームカーside
ライプ「やっぱりリサは、厳しかったか」
杏梨「それでもリサが頑張れるところまでやらせてあげたいわね」
美咲「そういえば、今回は距離が短いですけど補給はあるんですか?」
千聖「今回は補給は無いからみんな他の担当に回ってるって鈴音ちゃんが言ってたわ」
杏梨「月ちゃんやひなたちゃん、鈴音ちゃんは前倒しで料理担当に回っているわ」
美咲「なるほど。私たちはどうするんですか?」
ライプ「遅れたメンバーに何か言うだけだ。向こうは、ランスに任せているからな」
杏梨「あれはリサさんですね」
ライプ「リサ!肩の調子はどうだ?」
リサ「いや〜これは参ったね〜。山ではどうだかわからないけどそれまでは全開でやるよ!」
ライプ「了解した」
15㎞地点を通過して現在暫定3位のタイムでチームBanG Dream!は通過した。
紗夜「くっ…!そろそろ苦しくなってきたわ…後は任せます」
有咲「これ以上はきついな…香澄!頼むぞ!」
香澄「わかったよ有咲!」
友希那「紗夜達の努力を無駄にはしないわよ!」
ここで紗夜と有咲が離脱して残りは6人
日菜「まだまだやれちゃうよー♪」
友希那「そろそろ私達もローテーションし始めるわ」
香澄「どんどんいくよー!」
モカ「うぅ〜モカちゃんはもう苦しいかな〜」
蘭「モカ。もう少し頑張れない?」
モカ「ちょっと厳しいかも〜というわけで頼んだよ〜」
更にモカが離脱して5人となった
友希那「くっ…これで誰も遅れられなくなったわね…」
香澄「ハァハァ…ちょっと苦しくなってきたよー」
日菜「まだまだいくよー!香澄ちゃんもしっかりついてきてねー♪」
ライプ「紗夜と有咲、モカが離脱したか…」
美咲「これはヤバイ展開では…」
千聖「あの子達を信じるしか無いわね」
杏梨「大丈夫よ。あの子達ならできるわ」
チームバスside
巴「もう5人しかいないのか」
あこ「おねーちゃん!友希那さんは大丈夫だよね!?」
燐子「あこちゃん…友希那を…信じるしか…ないよ…」
ほたる「後は追い風だから、苦しくなることはないはずだよ」
イヴ「うぅ〜ドキドキしますー」
残り1㎞
香澄「ぜぇぜぇ…もう苦しいよ〜」
蘭「ここで遅れるなんて、そんなの許さないよ」
蘭が香澄の背中を後ろに下がる際にグッと押し上げた。これで香澄が少し前に飛び出る。
友希那「これなら戸山さんが落ちてくる時と同じくらいでゴールに着くわね」
日菜「何の問題もないよー!」
こころ「私もよー!」
友希那「それじゃ、ラストスパート行くわよ!」
そしてようやくゴールを通過!
ライプ「お疲れ!どうだった調子は大丈夫だったか?」
香澄「もうしんどいよ〜。こんなに辛かった覚えがないよー」
友希那「ところで、タイムはどうだったの?」
蘭「タイムは…」
杏梨「24分53秒よ。暫定5位の好タイムだったわ!」
みんな「やった〜!!」
一方まだゴールしてない4人はというと…
リサ「お!?どうやら5位だったみたいだね」
紗夜「私たちが頑張った甲斐があったようです」
有咲「一時はどうなるかと思ったけどな」
モカ「それは私たちが一斉にいなくなったからだよね〜」
リサ「あはは〜その件は申し訳ないね」
こうして第2ステージの結果が発表された。
第2ステージ結果
1位 ガード・サーヴァン 24分48秒
2位PTMレーシング +4秒
3位レイブンイースト +4秒
4位チームフライ +4秒
5位チームBanG Dream! +5秒
6位ハイスピード・スペシャル +5秒
7位レディオブラック +10秒
8位ネイダーバンク +12秒
9位サクソンバード +28秒
10位アクトベ +32秒
総合順位
1位ルヴァンズ 5時間6分25秒
2位氷川日菜 +1秒
3位カンチェレーラ +2秒
4位湊友希那 +3秒
5位フースフォルト +16秒
6位ミラー +16秒
7位アンディ・ドレイク +17秒
8位フランク・ドレイク +17秒
9位美竹蘭 +17秒
10位戸山香澄 +17秒
75位ランドール +1分52秒
最下位今井リサ +35分10秒
総合首位
ルヴァンズ
ポイント賞
ジルヴェール
山岳賞
ジルヴェール
新人賞
氷川日菜
ライプ「お、日菜がもう少しでマイヨ・ジョーヌを着用できるぞ!しかも3人ともトップ10に入っているしな」
友希那「取り敢えずは順調な滑り出しね」
こころ「私もほぼ同じ順位にいるわよ!」
日菜「あはは!るんっ♪とくる展開だね!」
レースが終わってメンバーはレース後のケアのためのマッサージへ
香澄「あぁ〜生き返る〜」
鈴音「だいぶ肩が凝ってますね。でも、これくらいなら明日には回復しますよ」
友希那「ちょっと杏梨さん。変な声出さないで…」
杏梨「え〜。もう、友希那さんたらつれないんだから♡」
ゆきな「みんなのアイドルゆきなが癒していきますよー」
日菜「ゆきなちゃん。何だかるん♪ってくるなー」
その夜、作戦会議のために食堂にメンバーが集合した。
ランス「よっしゃ!明日の第3ステージに対する作戦会議をするぞ!」
ライプ「明日はオロンヌシュルメール〜ルドンまでの198㎞の平坦ステージだ」
有咲「確か山岳が1つあるはずだよな?それはどうするんだ?」
彩芽「今回の山岳は4級山岳ですので、1ポイントしか獲得できませんので、無視する予定にしています」
リサ「それじゃ、第1ステージと同じと考えていいんだね」
紗夜「恐らくそうなるでしょうね」
ライプ「スプリントを狙うならば。こころで行く予定にしている。日菜からのリードアウトで発射するぞ」
日菜「やった〜!頑張ろうねこころちゃん!」
こころ「私もわくわくしているわ!」
ライプ「よし、これで作戦会議は終了だ。後は、各自部屋に戻って休んでくれよ。練習は多少ならいいが、あまりうるさくしないでくれよ」
みんな「はーい!(わかりました)」
そして、いつものように彼女達は部屋に戻っていった。
彩芽「今回のチームタイムトライアルは何とか切り抜けましたが、問題はリサさんですね」
ライプ「確かにな…」
ランス「おめーら、何言ってんだよ。俺はあいつが諦めるまでやらせるつもりだぜ」
ライプ「なるほど、お前らしい答えだな。現役の頃から諦めが悪かったもんな」
ランス「おい!なんでそんな話になるんだよ!」
ライプ「諦め悪いのは本当だろよ」
彩芽「2人とも!争うのはやめてください!」
2人「すまない…」
彩芽「それでは、やれるとこまでやらせる方針でいきましょう」
無事にチームタイムトライアルを超えたメンバー達。果たしてここから何が起こるのか!?
いや〜書くことがより少なくなったからきつい!あと、人物を自分が覚えられていない!
そんなこんなで次回をお楽しみにー