時が過ぎ放課後
???「比企谷~!」
八幡「どうしたんすか?平塚先生。」
平塚「ちょいっといいかね?」
八幡「はぁ…」
〜生徒相談室〜
八幡「それで、こんな所で話ってなると任務ですかね?」
平塚「当たらずとも遠からずってやつだ。」
この平塚先生は俺のサポートをしている軍人という裏の顔がある。
かく言う俺も実は裏では軍人だがな。
八幡「…どういうことですか?」
平塚「比企谷大尉、何故私がこの学校で授業を受けながら軍人で居るようにと君に言ったか、分かるかね?」
八幡「分かりません」
平塚「はぁ…君は交友関係とか持たないだろう?だから友達とかをだなぁ」
八幡「お言葉ですが中佐、交友関係を作ったとしてもそれは偽りです。いつかは壊される。なら最初からない方がいいです。」
う~ん…と唸る平塚先生。
そこで思いついたのか明るい顔をする
平塚「そうだ。ちょっと着いてこい。」
〜奉仕部前〜
八幡「ちゅう…いえ、先生。ここに来てどうするんです?」
平塚「君には今日からここで部活動をしてもらう」
八幡「は…はぁ…」
状況も読めなくなっているのか、語彙力がなくなったかのような返事をした
平塚先生はそれを気にすることなく部室である扉を開いた
平塚「邪魔するぞ~」
???「先生、入る時はノックをと何度も」
平塚「なに、君の姉さんとの仲なんだからそれくらい許せ。」
???「私は関係ないじゃないですか…あら?」
部室の中には黒髪ロングの美少女がいて、釘付けになっていた
平塚「……比企谷?」
八幡「えっ、あ、2年F組、比企谷八幡です。よろしくお願いします。」
…超吃った。恥ずい。
???「新入部員…?平塚先生、初耳なのですが?」
えっ、マジで?
平塚「はっはっは!さっき決まったことでな!済まない済まない!」
ケラケラと笑う平塚先生。
俺が人間不信女性不信家族不信の3つを抱えていること知ってて笑うもんなぁ…
あ、平塚先生は上司だし付き合い長いからなんともないぜ
???「はぁ…いつも唐突じゃないですか…比企谷君…だったかしら」
八幡「はっ、はい!」
???「そんなに緊張しなくてもいいわ。私は雪ノ下雪乃。この奉仕部の部長よ。」
八幡「!?」
雪ノ下……!?ってことはあの人の妹!?
八幡「平塚先生!ちょっといいですか!!」グイッ
平塚「えっ…あ、あぁ…」
グイッガラガラバタン
強引に廊下に平塚先生と出る
あの人の苗字がどうも引っかかるんだよな…まさかな
八幡「平塚先生!もしかして彼女は…!」
平塚「言いたいことが分かるぞ。そう、お前の予想通り、陽乃の妹だよ。」
八幡「プロフェッサーの…妹さん…」
雪ノ下陽乃…彼女は雪ノ下財閥の中でもトップに入る人間。俺に新しい生き方を教えてくれた人でもある
今は装備の管理や強化を日頃考えてくれてマジで頭が上がらない。そして俺の初体k
雪乃「話は終わったかしら?」ガラッ
八幡「す、すまんな。急に廊下に出ちまって。」アセアセ
平塚「それじゃあ雪ノ下~。頼んだぞ~」ノシ
こうして俺の新しい学生生活が始まった。戦争に巻き込まれなければと思っていた俺だが、この世の中はそんなに甘くないことを知るのはまだ先の話となる
〜思春期を殺した少年の翼〜
ここで俺こと、比企谷八幡の秘密を教えよう。まず軍人であること
2つ目に機密武装とも言えるGCS(ガンダムコアスーツの略)装備可能な数少ない人間の1人である
GCSとは様々なガンダムの装備をベースに武装、装甲、ブースターなどを人間自身に付与することが出来る
しかし全人類に与えてしまったらそれを利用する犯罪者がうじゃうじゃ湧き出てしまうのでこういう特殊部隊などの限られた精鋭が使うことが出来るそうな。中には俺のような特別な能力を手に入れてしまったものを十分に発揮出来るようなGCSもある。
ちなみに俺はウイングガンダムゼロのGCSを持っている
GCSは業務用のスマートフォンに搭載されており、『GCS、起動』と一言言えば身体に装甲とか付与されるようになる。
なんか魔法少女みたいだな
僕と契約して(ry
とまぁこんな感じかな
そしてそのGCSを開発したのもプロフェッサーこと雪ノ下陽乃さんなのである。あの人マジで何もんだよ…
八幡「で、この部は何をする部活なんだ?雪ノ下さん。」
雪乃「あら、あの結婚適齢期逃している彼女から何も聞かされて居ないのかしら?」
八幡「それ本人に言うなよな…俺に全部跳ね返って来るんだからな。」
雪乃「それは好都合ね。腐ったその目をその反動で治せばいいじゃない。腐り谷君。」
八幡「あれ?今日初対面だよね?なんでここまで言葉に棘があるの?泣いちゃうよ?」
雪乃「寧ろ泣きなさい。私がその泣いているところを撮って晒して上げるわ」
八幡「……おい。」
雪乃「何かしら、比企g」
バンッと机を両手で叩き、訴える
雪乃「!?」
八幡「言っていい事と悪いことがあるだろ。それで本当に晒しでもして死んじまったらどうすんだ?責任取れんのかよお前。」
雪乃「い、いえ、そんなつもりじゃ。」
八幡「じゃあ何でそんなこと言ったんだよ!実際いじめとか問題になってんだろ!?軽々しく言ってはいけないって分かってんだろ!?」
雪乃「ご…ごめんなさい…」ウルッ
八幡「…言った後にそのような事態が起きて、後悔したらもうその時点で手遅れなんだよ…気をつけてくれ。虫唾が走る。」
雪乃「…」グスッ
八幡「…俺も言い過ぎたな、悪かった。でも俺が言いたいのはいじめの発端となるような言葉を平気で口にするなってこと。まぁ、お前の場合だと余り人との交流とかもないから。冗談でも言って和ませようとしてたんだがな。」
雪乃「…」コクッ
八幡「だからこの話は終わりな。少なくともお前は加害者側にならなそうで安心したわ。」
雪乃「…どうしてそう思うのかしら」
八幡「大抵こういうのを治そうとしないやつは抵抗して人数掛けて暴行を行ったり、思いつきの罵倒が帰ってくるからだ。そして在らぬ噂も立てられる。でもお前は素直に言い過ぎたって自覚はあったみたいだしな」
雪乃「…私、友達居ないもの」
八幡「そうか…なら俺と」
雪乃「嫌よ」
八幡「即答過ぎたせんかねぇ…まぁ、いいけど。」
雪乃「出会って数秒で説教垂れる人をどう信頼関係を持てというのかしら?」
八幡「…ぐうの音も出ねぇ…実際言い過ぎたからな」
雪乃「あら、自覚症状はあるのね」
八幡「それくらいあるわ…人間だし…」
雪乃「……え?」
八幡「おいやめろ、マジで傷つくから。」
雪乃「フフフ…♪」
と会話していたら突然ドアのノックが聴こえてきた。
???「失礼しま~す…」
恐る恐る入ってくるその人は第一印象は…ビッチである。
薄いピンクのショートヘアーにお団子1個右上にあるその女性は何処か見覚えがあった
???「あっ!ヒッキーだ!何でここにいるの!?」
八幡「ヒッキーって…俺の事?」
???「他に誰がいるし!ヒッキーはヒッキーじゃん!!」
八幡「初めて呼ばれましたよ…で、あなたの名前は?」
結衣「あたしは由比ヶ浜結衣!クラスメイトの名前くらい覚えよ!?」
八幡「…」
比企谷八幡は悩んでいた。
俺が普通にクラスに馴染もうとしたところでキモがられるだけなのにこの人はそのクラスメイトの名前を覚えろと言うのだ。
やだね。面倒事を押し付けられて、利用されるっていう繰り返しだから覚える気にもなれないわ。
八幡「はいはい、由比ヶ浜さんね。
それでなんの依頼ですか?」
結衣「敬語使うなし!えっと…私じゃないんだけどね…」
チラッとドアの方を見る。すると
???「ここが奉仕部ですか~?」
天使のような子が来ました。
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雪乃「戸塚彩加君のテニスの上達方法…ねぇ…」
うーんと俺と雪ノ下は頭を抱えていた。
そう、俺も雪ノ下もスポーツは専門外なのである。
俺は身体能力が普通の10倍はあるから体育を見学しなきゃいけないと平塚先生に言われているし、雪ノ下はある程度の技術はあるらしいが体力(持久力)がないのである。
戸塚「僕ね、比企谷君の実力を見てみたいんだ!」
八幡「俺の?なんでさ。体育はいつも見学してるし、実力が分からないからこそ頼れないと思うが…」
戸塚「えっとね…実は僕、昨日の放課後の1人テニスやってるところ見たんだけど凄かったから頼りたくなっちゃって…」
八幡「……あれ見たのか…」
…昨日の放課後
平塚先生に昼休みに体を動かしたいと言ってテニスコートを独占していたんだけど、相手がいないからひたすらにただ壁打ちをしていた。
ちなみに3割くらいしか本気出てない
八幡「…分かった。受けるか。」
雪乃「勝手に受けても困るのだけれど…まぁ、部員の意見を受け入れることも部長としては責務よね。」
戸塚「ありがとう!それと比企谷君。」
八幡「ん?」
戸塚「これから君のこと、八幡って呼んでいい?」
八幡「呼び方に関しては何も言わないから好きに呼べよ」
戸塚「うん!八幡!よろしくね!」
結衣「ヒッキー、最初に私が呼んだ時は嫌がったのにさいちゃんに甘くない?」
八幡「嫌がってはねぇよ…ただ初めてあだ名で呼ばれて困惑してたんだよ。
だからお前も好きに俺の名前を呼びな。」
結衣「…!うん!」パアァァァ
とそんな平凡な会話をしているうちに
平塚先生が入ってきた
平塚「比企谷~!いるか~!」ガラッ
雪乃「平塚先生、ノックをするようにと何度も…」
平塚「おぉ、すまんすまん。」
八幡「それで何の用っすか?」
平塚「…ちょっとだけ生活指導室に来てくれないか?」
雪乃「比企谷君…貴方何やらかしたのかしら?」
八幡「いや、何でそうなる。俺は健全な一般生徒だぞ。」
平塚「…重要なことだ。」
平塚先生がここまで真面目な顔になるということはきっと軍事関連の事だろう。俺は平塚先生に着いていくことにした。
八幡「了解しました。」