八幡「俺は…俺は死なない…!」   作:とらんざむ

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そして青年は正体を明かす

~5時限目~

 

授業が始まるちょっと前くらいに4人は戻ってきた。様子を見る限り二人共仲が進展したようで何よりだ。葉山は2人様子を見つつ、普通通りに接している。一方戸塚はというと…

 

戸塚ジーッ

八幡「?」

戸塚ニコッ

 

見られた後に目を合わせたら笑ってくれた。可愛い。やばい、可愛い(語彙力皆無)とそんなこと考えていると突然…

 

ドゴォォォォン!!

 

「おらぁ!てめぇら、動くんじゃねぇ!!」

パンパン!!

 

いきなり入ってきた男は銃声を鳴らした後に脅すかのようにさらに乱射を続ける

怯える人、悲鳴をあげる人の中1人の男は立ち上がる。

 

八幡「お前ら、何の用だ。」

テロリスト「あ?ガキのてめぇには関係のねぇことだ!すっこんでろ!」

八幡「でも今からその価値のありそうなやつを連れていくんすよね?俺そいつ知ってるかもしんないから案内しようとしたのに…」

テロリスト「てめぇみてぇな糞ガキが何をほざいてやがんだ!?」バキッ

八幡「ッツ!」

 

痛い一撃が入る。しかし鍛えてるおかげか、あいつかそんなに強くないのか、実はそんなに痛みはない。

なので痛いフリだけはしておこう。

 

テロリストA「おい、やめろA。目標確保の前に死人を出す気か?」

テロリストB「うるせぇぞA!こいつが生意気だから…」

テロリストA「そういう所がお前はそのガキよりもガキなんだろうが。そんな安い挑発ごときでカッカしてると将来禿げるぞ」

テロリストB「チッ!分かりましたよ!」

 

ちょっと若そうなテロリストが暴行をやめる。そこに拘束された後の戸塚が駆け寄ってきた。

 

戸塚「八幡!大丈夫!?」

八幡「大丈夫、これくらい慣れてる」

戸塚「そっか、でも痛かったり辛かったら僕に言ってね!頼りにされたいし。」

八幡「あぁ…ありがとうな。それよりも…」

比企谷八幡は考えた。どうやってみんなの目から外れてGCSを起動させるか

 

八幡(状況的に陽乃さんのことを話したいから別の場所に移動したいと言うしかないのか…)

 

キャアアアアアアアア!!

八幡(!?)

三浦「やめて!何すんのよ!」

テロリストC「へへっ!こんな学校だがいい体をしている女がいるじゃん!俺が頂いちゃおうっかな~!」

結衣「や…やだ…こんなとこで…」

テロリストD「胸めっちゃ大きいじゃんwこりゃ、触るなってのが無理があるわw」

 

俺が考え事をしているうちに三浦と由比ヶ浜が和姦されそうになっている。

 

葉山「やめろ!彼女たちには…!」

テロリストC「邪魔すんなよスカタン!」バシッ!

葉山「ぐあっ!」

 

友達を庇うかのようにぶん殴られる葉山。そして怯えるクラスメイト達。

 

…こうなりゃ仕方ないか…

 

八幡「……GCS起動…」

 

パァァァァァァァァァァ…

 

テロリストABCD「!?」

 

謎の輝きを放ち、比企谷八幡は何処から現れたであろう装甲が身体を覆うようにそれは起動した

胸に緑色の円盤型のコア、ふくらはぎから足首までありそうな長さの盾、その裏にある普通の銃とは形状が異なる兵器に鎖骨部分に4門のバルカン、そして背中に生えたかのようなその翼は…まさにウイングガンダムゼロカスタムのボディそのものを持った姿をしていた

テロリストA「あ…あの翼は…まさか!ゼロ!?」

テロリストB「おい…そんな話聞いてないぞ!?」

八幡「お前らは後だ。最初は…」

シュッ

八幡「お前らだ」

ザクッッ!ズバッ!

 

すると比企谷はビームサーベルを持ち、Cの心臓部に一撃、Dは右肩を切られていた。

 

C「ガハッ…!」

D「ぐぎゃあああああああ!!俺の

利き腕がぁぁぉぁぁぁぉ!」

 

悶え苦しむテロリストCD…

 

テロリストA「な…なんなんだよ…この化け物がぁぁ!」

 

テロリストAは発狂すると同時に手に持っていたアサルトライフルを乱射する…

 

八幡「…行くぞ。ゼロ」

 

その言葉に答えるように彼の胸にある球体が発光する。それと同時にスラスターを全開にし、一気に距離を詰める。そして

ズバァ!!

 

テロリストA「ひぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アサルトライフルごと落とすように手首を切る。ビームサーベルとはいえ、熱もあるわけだからやけどは軽く出来てそうだ。

 

テロリストB「く…くそっ!」

 

負けセリフを吐いたかのように廊下に出て逃走を図る。しかし

 

八幡「どこに行くんだ?」ガシッ

テロリストB「…クソが…」

八幡「やけに冷静だな。何が目的だ…」

テロリストB「いや…もうすぐ本来の目的は達成されることを考えれば、冷静になるさ…どの道最初から死ぬんだからな俺は」

八幡「…どういうことだ?」

テロリストB「へっ!俺達は囮だ…本当の目的は空襲でここら一体を吹き飛ばすことよぉ!」

八幡「何!?」

 

最初からGCSなんて関係なかった

ここらを消滅させることが奴らの狙いだったのだ。

ガスッ!!

テロリストBを気絶させ、平塚先生に電話をかける

 

八幡「中佐!俺です!比企谷です!」

平塚「どうした?こっちの処理は終わったがまさか手こずってるんじゃ…」

八幡「そいつらはもうやった!それよりも奴らの狙いが分かったんだ!やつらは最初からこの千葉をぶっ壊す気だ!空襲部隊があとから来る!」

平塚「…そうか、ならバスターライフルの使用を許可する。全部殲滅してこい!」

八幡「いいんですね…」

平塚「住民の安全を守るのが私たちの仕事だ。あと、君のところにしかテロリストは来ていないらしいからクラスのみんなを職員室に誘導するようにな。」

八幡「了解!」

 

ピッと通信を切る音と同時に由比ヶ浜が問いただす

 

結衣「ヒッキー…なの…?」

八幡「…」

結衣「ねぇ!答えてよ!」

八幡「見ての通りだ。それより…葉山!」

葉山「え、あ、なんだ!?」

八幡「今すぐ職員室に行け。そこで平塚先生が待ってる。他のクラスのやつらも避難させておけよ!」

 

比企谷はそう言うと、ベランダから飛び降りた。しかし落ちていくわけでもなく逆に浮上し、バーニアで加速していった。あっという間に彼の姿を空が隠してしまった

 

葉山「比企谷…お前…」

優美子「隼人…?」

葉山「みんな!今すぐに職員室に行こう!そこなら安心だ!」

結衣「…」

 

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~成田山新勝寺~

 

比企谷は見下ろしのいい場所で待機し、いつでも航空機を落とせるように準備をしていた

 

八幡「ゼロ…奴らの到着予定時刻は…?」

八幡「………そうか、ヒトナナマルマルか。あと1時間以内にここに来るその時間より先に見つけてぶっ壊してやる…」

 

ビービービー!と軍用の通信回線が来る。きっと平塚先生だろう

 

八幡「っと。こちら八幡。コマンドポストどうぞ。」

平塚「よう、比企谷。そちらの状況は?」

八幡「はい、奴らの到着予定時刻はヒトナナマルマルです。」

平塚「そうか、時間はあるな。なら彼らと話し合うがいい」

八幡「…彼ら」

 

一体誰のこと言っているんだろうかと考える間もなく、声を耳にする

 

結衣「ヒッキー!!」

八幡「由比ヶ…浜…」

結衣「お願い!偽りなく話して!私でも納得が行くような答えを!」

八幡「平塚先生…いいんですね?」

平塚「機密事項だけは言わないようにすれば問題ない。それに友達を作るにはいい機会ではないかね?」

八幡「はぁ…まだそれを言いますか…」

 

ふむ…と話すことを整理する比企谷。

何故か由比ヶ浜だけでなく葉山や、三浦まで俺に目線を合わせる。ちなみにモニター付きの通信になるので相手の表情がばっちり分かる。由比ヶ浜は目を赤くし、三浦は不安そうに、葉山と戸塚はいつになく真剣な顔をしていふ

 

八幡「俺は…特殊部隊に所属する軍人。比企谷八幡大尉だ。この装備はその軍用武装ってわけだ。」

 

何処から話したらいいか分からない

と思っていたらとある男達が質問してきた。

 

???「ちょいと質問いい~?ヒキタニくん~」

八幡「…お前の確か…戸部?」

戸部「そうそうそうよ~。それで質問なんだけどぉ~、何で俺たちさ~地下に避難しなきゃ行けないの~?テロリストはヒキタニ君が全部やっつけたっしょ?」

八幡「平塚先生から何も聞いてないのか?」

葉山「俺達はただ避難するならここだと言われたからな。理由聞いてもいいかい?」

八幡「最初の話で到着予定がヒトナナマルマル、つまり17時に到着予定だと言ったな。実は敵の空襲部隊が接近しているという情報を掴んでいるんだ」

三浦「空襲!?何処のバカがそんなことを!?」

八幡「まぁ、日本の中での誰かだろうな。組織の名前を名乗らないということは表向きはいい会社で裏は悪い会社というやつだろう」

 

とある程度答えられた後にもう1人女性が質問してきた。

 

???「私からもいいかな?」

八幡「え~と…海老名さん?」

海老名「覚えてくれたんだね、ヒキタニ君」

八幡「それで?質問って?ある程度しか答えられないけどな」

海老名「今日の昼休みのテニスでの身体能力はまさにその装備のおかげなの?体育にはいつも参加しないらしいから意外な身体能力の高さにびっくりしてさ~」

八幡「いや、実際には俺の身体能力だ。装備は装備で普通の服を来ているのと大して変わりはないからな…っとそろそろだな。平塚先生、サポートお願いしますね」

平塚「私のサポートとかいるのか?お前は…」

八幡「まぁ、いつも通りにやるだけですよ」

 

フッとほくそ笑む平塚を後に、俺は比企谷は通信する。秘密がバレたのになんだかホッとした。比企谷はバスターライフルを2つ出し、スラスターの出力を微量にし、浮上してから目標が来るであろう座標に向かって照準を合わせる

 

八幡「……これを見ても普通に接してくるとは思えないな…俺だったらしないけどから」

 

そして時がきた

 

 

 

 

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平塚「比企谷がいる所をモニターに映し出せ!」

オペレーター「了解!」カタカタ

 

映画館のモニターくらいの画面に比企谷八幡のいる場所が映し出される。

山の上から浮上した彼はライフルのようなものを2つくっつけるかのようにして、標準を合わせる。真っ直ぐ撃つつもりなのか、背中のブースターはしたのままにし、足のブースターは自分が吹き飛ばないように撃つ方向に向ける。そして…

 

八幡「ターゲット…ロックオン…」

 

バスターライフルの出力を上げるためチャージフェイズに入る八幡。

 

オペレーターA「来ました!ゼロがいる前方12キロメートル先に敵空襲部隊と思われる反応あり!」

オペレーターB「そのさらに500メートル先に別の航空機です!」

 

オペレーターがモニターやレーダーに映ったものの状況を報告する。その報告に平塚は疑問を持った。

 

平塚「…何故別で1つの航空機があるのだ…?まさか増援が…?」

 

と考えていると比企谷は知らせるように言った

 

八幡「排除開始。」

 

溜めに溜めたビームを一気に放つ。その威力は山1つの吹き飛ばすほど。弾速も早かった。そのビームが来るのを予測しなかったのか反応が遅れた相手の空襲部隊はその光の中へ消えた。

しかし、そのさらに後ろにいた航空機だけはそれを読んだかのように避け、その中から人らしき物陰が出てくるのが見えた。

 

八幡「あれは…GCS!?」

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