八幡「CP、こちら比企谷。今の見ていたか?見ていたならこいつも軍に入るらしいがどうする?」
平塚「全く君は…まぁ、最初からそうするつもりではあるがね。」
やった!と喜ぶ鶴見の顔を見て和んでいた比企谷に平塚はこう質問する
平塚「そういえば、その子は何処で暮らすつもりだね?まさかとは思うが…」
八幡「当然、ウチですよ」
その回答を聞いたとある女子2人が意見具申を申し立てる。
結衣「ヒヒヒヒヒヒヒッキー!?ダメだよ!?いくらなんでも年の差がありすぎる子を家に連れ込むなんて!!」
八幡「いや、人聞きの悪いこと言わないでくれない?唯一の理解者である俺が助けて、一緒に敵に立ち向かうところの何処がいけねぇんだよ。」
優美子「いや、そんな小さい子を襲うというしかあーしは考えてないからね。目付きが犯罪者そのもの何だから」
八幡「いや、何でこいつを襲わなきゃいけないんだよ?もう敵意はねぇって言ってんだろうが…」
結衣・優美子「「そういうこと言ってんじゃないし!!」」
八幡「息ぴったりだな…じゃあなんだ?お前らも暮らすか?」
「「「「「!?!?!?!?」」」」」
予想外の答えが帰ってきた。
ここにいるみんなが冗談だと思った。
しかし
八幡「ちょっと待ってろ。」
と言うのと同時にスマートフォンを取り出し、妹である小町に連絡をする
小町『はいは~い。愛しの小町ちゃんですよ~!』
八幡「おう、小町。ちょいっと聞きたいことがあるんだが」
小町『およ?何何?スリーサイズ?それとも好きなタイプ?お兄ちゃんがまさか小町と禁断な関係に______』
八幡「ならないから。じゃなくて俺の家さ、あと何人位だったら部屋空いてたっけ?」
小町『うーんと10人なら大丈夫じゃない?』
「「「「「「!?!?!?!?!?」」」」」」
再び驚く一同。あれ?なんか1人多くなってない?気のせい?
八幡「そうか、なら1人は確定でうちにしばらくいるつもりだからその分の夕飯も準備しておいてくれ。」
小町『おぉー!今度は誰が来るの!?平塚さん?陽乃さん?」
八幡「…まぁ、それはお楽しみで」
小町『ふっふっふ…了解であります!
あっ、部屋の掃除はしておいた方がいいかな?」
八幡「いや、朝のうちに全部の部屋を掃除はしてあるから大丈夫。でも換気はしておいてくれ。俺も買い物したら帰る予定だからな」
小町『は~い!じゃあね~!」
ピッど電話を切り鶴見の方に顔を向け
八幡「とりあえず、学校にもどるか。立てるか?」
鶴見「足挫いちゃって…どうしよ…」
八幡「はいよ」スッ
鶴見(あ、お姫様だっこ…)
八幡「つかまってろよ。」
鶴見「あっ、うん…」///
そう言うと比企谷はお姫様だっこを継続したまま帰投した
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18:25分2-F教室
ガララッ
「「「「…」」」」
静寂の教室の中、比企谷は何もなかったかのように教室に入る。
この時間はもう下校時刻なのに何故残っているのか疑問に思っていた比企谷だが、その考えを読まれているかのように葉山が口を開く。
葉山「比企谷、この時間にみんなが残っているのは君から【真実】を聞きたいからだ。自分が何者で、どういった理由でこの学校にいるのかも。」
比企谷はやっぱりかと言わんばかりに溜息を付き、自分のことを話すことにした。そこにはクラスメイトだけではなく、雪ノ下雪乃と平塚先生までいた。
八幡「まず、俺は…独立特殊部隊として行動をしている軍人だ。階級は大尉。そして俺がこの学校に来た理由は、平塚先生に友好関係を築ける友達を作ると言う半ば強引に入学した。」
ありのままのここまでの経緯を話す。すると相模が手を挙げて質問をしてきた。
相模「は~い、質問でーす。そんなやわな理由で入学出来るはずないですよね?本当は私達を戦争の兵士として雇うのが目的じゃないんですか~?」
八幡「犠牲になるのは俺だけでいい。そもそも人不足に関しては俺だけで充分だからな。」
相模「でもさぁ?今の戦闘も見せられたってことは、それを見たからには君達も戦わなくてはって強要してるのと一緒ですよね~??」
ザワザワと騒ぎ出す一同。無理もない。あることないこと言って軍はこんな感じのことしているんでしょと悪評だけを喋ってるんだから。すると比企谷はちょっと威圧を掛けるかのような事を言う。
八幡「じゃあお前に聞くが、この力が何のリスクもなしに使えると思うのか?」
相模「は?」
八幡「まぁ、分かんないなら教えてやるよ。GCSはな、心臓にコアを埋め込まないと使えねぇんだよ。」
「「「「「!!!!!」」」」」
八幡「だから、このコアと心臓がセットになっているのが裏の商売で流行ってる。とても貴重なので値段はかなりするがな」
あまりにも予想できないことに
再び皆が驚愕する
それでも相模の減らず口は止まらない
相模「じゃああんたが死ねば?そうすればあたし達は巻き込まれないし、平穏に暮らせるでしょ?」
雪乃「あ…」
八幡「おいコラ糞ガキ、てめぇちょっと来いや」
今まで丁寧に話していた比企谷の声のトーンが変わった瞬間。雪ノ下雪乃は察してしまった。このあとの展開を。
1度やられたことがあるからこその恐怖をも感じた。
バチンッ!
相模「痛い!」
八幡「てめぇ気でも狂ってんのか?俺が死ねばいいだ?それでみんなが幸せになる?逆だよバカが」
相模「何すんのy」
バチンッ!
相模「なんで殴るの!?」
バチンッ!
相模「やめてよ!誰か止めてよ!」
バチンッ!
相模「お願いします…もうやめて…」
八幡「…これで分かったろ。誰もこの状況を助けられない。助けたところでそいつも自分の命を優先にするから、結局助からない。」
相模「…………」
八幡「おまえはさっきまで見ていただろう。三浦と由比ヶ浜が強姦されそうなところを」
相模「…………」
八幡「今回はあいつらの方に行ったからいいものの、お前がその立場に立っていたらどうした?助けをもとめるか?結局、自分が助かればそれでいいんだ。」
相模「ちっ…ちが」
八幡「違くねぇな。おまえは…!ゲホッゲホ!コフッ!」ベチャッ
相模「……え?」
何かを言い続けようとしていた比企谷の手には赤い小さい血溜まりがあった。
優美子「ヒッ…ヒキオ!?」
結衣「や、やだ!ヒッキー!死なないで!」
相模「あ…ぁ…」
八幡「大丈夫、こんくらい慣れてる」
結衣「でも…でも…」ポロポロ
八幡「大丈夫だって言ってるだろ。言っとくがこれは俺の運命なんだ。ありがままを受け入れるしかない。」
由比ヶ浜を宥めてながら比企谷はこう言う
八幡「話がそれたが、これからはみんなには相模のような自分だけが助かるような人ではなく、みんなが助かるような想いを持って欲しい。俺はこの街を守りたい。みんなもそう思うだろう。」
葉山「比企谷…」
八幡「葉山、お前なら分かるだろ。」
葉山「えっ…?」
八幡「みんながみんな仲良くするなんて理想を抱えているお前ならではの得意分野だろ。ならお前が希望となれ。」
葉山「でも…俺のやり方は…」
八幡「確かに間違っていたのかもしれない。俺は何も知らんが」
葉山「…」
八幡「だが、これからなら変えられる。変わることが出来る。相手のいい所が個性だからそこを尊敬する。悪いところも個性だけどそれをも理解してあげる。その中でこうすべきだとお前が決めろ。その先に和解がある。雪ノ下ともそうなれたはずだ。」
葉山「…!」
葉山は驚いていた。何故、俺と雪乃ちゃんの事を知っているのかと。その視線を雪ノ下雪乃に向けるが彼女も驚いていた。ということは…彼女は喋っていない…?
八幡「もういいか?あっちに始末書を出さなきゃいけないんだ。じゃあな」
ガララッと引き戸を開け、比企谷は帰宅する。そこからはただ静寂な教室に葉山がこう発言する
葉山「みんな!聞いてくれ!あいつが…比企谷が言っていたように俺はみんながみんなを笑顔にするために様々な仲裁を行ってきた!でも、それは間違いだったんだ…本当は喧嘩なんて個人の事なのに俺が入っていったって…!」
葉山が涙ながらにこれまでの反省をここに発言する
葉山「そんなの両方が心の奥底で納得のいかないような結末しかないんだ…!だから今度からは仲裁はするが、お互いのいい所と悪い所を尊重した上での仲裁を行いたい!俺は…」
ここで感情が爆発したかのように発言する
葉山「俺は…こんな惨めな自分を…変えたいんだ…!」
クラスにいたほとんどが泣いていた。
そのほとんどか今までの事に納得のいかなかったという想いをし、葉山に仲裁を求めたクラスメイトがほとんどだった。
「あの…ごめんね…」
「ううん、こっちこそ…」
「すまん!俺があの時…カッときちまって…」
「いや…お前には悪い想いをさせちまったな…」
今まで普通に過ごしていた教室の空気が一気に変わった気がした。とてもいい方向に。自然とみんな笑顔になっていく。
葉山(比企谷…俺がここまで本心を語ったことはない…だからとてもスッキリした…。そして変わることを決意した…)
葉山(でも、こうなるのが分かっていたかのような発言をすることに対しては人間の良知を超えている…まるでその先が見えてるかのように。)
葉山(比企谷…お前は…何者なんだ…?)
相模「…」
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???「ひゃっはろ~!八幡!」
八幡「プロフェッサー!」
???「もう!ここでは陽乃と呼んでと言っているでしょ?今は任務じゃないんだし。」
八幡「すいません。どうも仕事モード入っちゃって…」
陽乃「…ちゃんと全部話せた?」
八幡「えぇ、もう偽りなく全b」
陽乃「いーや!1つ話忘れているよね!」
八幡「…何のことやら」
陽乃「あなたが隠しているもう1つのこと…話してないでしょう?」
八幡「言っても信用しないでしょう。誰も」
陽乃「あっはは~!そうだよね~!」
八幡「…」
陽乃「あなたが別の…」
「『ゼロで人類全てを滅ぼした』という世界線の方のもう1人の比企谷君であることなんて言えないもんね~!」