プリキュア 平成ジェネレーションズ FOREVER 作:萊轟@前サルン
靉がアナザーハピネスチャージプリキュアに向かっていこうとしたその時、胸元に
「エコー!?」
「奴はキュアエコーの力を持つアナザープリキュア!!」
「キュアエコーのウォッチないよ?どうすればいいの?」
ルークは靉にアナザープリキュアの名を教える。そしてアナザーエコーを倒す為のキュアエコーライドウォッチを持っていない靉がどうすればいいのか?をルークに聞くが、それについてはルークも分からないようだ。靉とルークが話している間にアナザーエコーが靉とルークに向かってきていた。隙を突かれた靉とルークがアナザーエコーの攻撃を受けるのを覚悟したその時、靉達プリキュアと同じように装甲を身に纏っている1人の男性が現れた。
「ブレイドストライク!!」
男性はそう言葉を発しながら武器の刀身に花のエネルギーを纏わせ、アナザーエコーに向かって技を放った。
「大丈夫か?」
「あなたは?」
「俺か?俺は御剣 明!そして今はブレイドナイトだ!」
男性は変身前の姿を御剣 明、変身後の姿をブレイドナイトと名乗った。御剣 明は靉達に名を教えた後、再びアナザーエコーへと向かっていった。そんな御剣 明の腰の辺りにライドウォッチみたいなものが吊り下がっていた。
「あれは!!」
「間違いない、エコーライドウォッチだ!」
靉とルークは目を凝らし御剣 明の腰の辺りをじーっと見る。2人の目には白と黄緑の2色で彩られたライドウォッチが映る。
「ねぇ!そのライドウォッチ貸してくれないかな?」
「分かった!」
靉はアナザーエコーと戦っている御剣明にそう言う。御剣 明は分かった!と言い腰の辺りにあるエコーライドウォッチを取り外し、靉に投げて渡す。
そして御剣 明からエコーライドウォッチを貰った靉がエコーライドウォッチを使おうとしたその時、私の前にアナザーモフルンがやってきた。
「アナザーモフルン…!ルーク、私はアナザーモフルンを相手するからルークは御剣 明さんに加勢して!」
靉はそう言いながらルークにエコーライドウォッチを渡す。その後、モフルンライドウォッチをバックルの左側のスロットに挿し、バックルを一回転させてフォームチェンジする。
【プリキュアタイム!】
〈キュア・クロック!!!〉
【アーマータイム!】
《ジュエリーレ!》
〔モフルン!!〕
モフルンアーマーにフォームチェンジした靉はアナザーモフルンに向かっていく。一方のルークはエコーアーマーへフォームチェンジし、御剣 明に加勢する。
靉はケンモードのジカンギレードでアナザーモフルンを何回か斬っていく。その後、肩のアーマーに付いているダイヤ、ルビー、サファイア、トパーズの宝石をアナザーモフルンに向かって飛ばした。
靉の攻撃を受けたアナザーモフルンは怯んだ。靉はアナザーモフルンが怯んでいる間に二つのライドウォッチの天面のスイッチを押して必殺技を発動させる。
【フィニッシュタイム!】
【モフルン!!!】
〈エターナル・タイムブレーク!〉
靉はダイヤの宝石と共にその場に高く飛び上がり、ダイヤの宝石を足に纏ってからアナザーモフルンに向かって急降下していく。
必殺技を受けたアナザーモフルンは爆発と共に消え去っていった。アナザーエコーと戦っている2人もアナザーエコーを倒した様子。後はアナザーハピネスチャージプリキュアとアナザーペコリンだけだが、ここで危機感を感じたキースは新たなアナザープリキュアを呼んだ。
「いでよ!遥か未来からの刺客!アナザーチノガミ!」
キースがそう言うと共に上空から新たなアナザープリキュアが現れた。これを見た門矢零は戦うのをやめて靉にこう言う。
「アイツは"キュアゼロ"という物語の世界にしか現れないパッチワークプリキュアのキュアソレイユの力を持っている。私の次元の壁を使って芽吹町という所に行け。そして力を手に入れて奴を倒せ!」
門矢零はそう言いながら次元の壁を作り、靉を壁の向こうへ押した。門矢零が作った次元の壁をくぐった私は本来、2320年に生まれるはずのパッチワークプリキュアのリイマジ世界へ辿り着くのだった…
to be continued....
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