FGO ANOTHER TALE   作:風仙

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第36話 悪竜現象1

 何はともあれ、カルデア一行とアルトリアズは合意に至って共闘することになったので、中断していたバーベキューを再開することになった。

 アルトリアズは生前は国王だったとはいえ、国は恒常的な食糧不足で、王の食卓にすら雑なマッシュポテトの山が積まれることも多かったので、食事には執着が強いが好みは分かれている。アルトリアは手の込んだ繊細な味の料理が、メイドオルタはジャンクとアイスが好きで、ヒロインXXはサーヴァントユニヴァースとやらでの生活を経ているのでどちらもOKだった。

 

「おおぅ、これが21世紀の食事ですか……何という滋味」

「うむ、これはいいな。しかしやはり量が……せめて味わって喰うとするか」

「美味しいですねー! お腹すいてましたし」

 

 しかし幸い、バーベキューという料理は全員に好評であった。光己たちも負けずに焼いては頬張る。

 ところがその最中、段蔵がまたもや接近者の出現を注進する。

 

「マスター、先ほどアルトリア殿たちが来た方向からまた別の何者かが現れました。

 今度は馬に乗っているように見受けられまする」

「マジか!?」

 

 4人めの来訪者は、白銀色の全身甲冑を着て、同じく白銀色の長槍を持ち、そしてこれも白銀色の鎧をつけた馬に乗っていた。ただ地面が砂浜の上に当人と当馬も弱っているらしく、走って来る速さは遅い。

 そしてその姿がはっきり見えてくると、アルトリアズは「彼女」の正体の見当がついた。

 

「あれはおそらくランサーの私です。連鎖召喚のタイミングがずれたのでしょう」

「へえ、アルトリアってクラス適性多いんだな」

「はい、いろんな武器を持ってましたから」

 

 そう答えつつ3人が「彼女」を迎える、いや万が一見当が間違いだった時は、その責任を取って最初に応接すべく、そちら側に歩を移す。

 すると鎧武者は3人から3メートルほど離れた所で馬を降り、正体を見せるため兜を脱いだ。アルトリアが25歳くらいになったらこうなるだろうといった感じの、凛とした空気がただようすごい美女である。

 

「まさかクラス違いが3騎も来ているとは驚きました。無論争う気はありませんので、後ろの方々に紹介してもらえますか」

「連鎖するにも程があるとは思うがな。

 紹介はもちろんしよう。分け前が減るから本当はしたくないが」

 

 ランサーアルトリアもやはり食事が欲しいらしく、その要望に返事したメイドオルタも実に率直であった。

 光己たちもランサーアルトリアが仲間になるというなら拒む理由はなく、普通に受け入れることにする。

 

「うん、こちらこそよろしく。俺はカルデアっていう団体でマスターしてる藤宮光己、こっちのみんながサーヴァントしてくれてるマシュたちだよ」

「マシュ・キリエライトと申します。よろしくお願いします」

 

 その後スルーズたちも名乗ってカルデア勢の自己紹介が済んだところで、ランサーがアルトリアたちを見渡して不思議そうな顔をする。

 

「ところでなぜ貴女たちはそろって水着姿なんですか?」

「そちらの戦乙女に霊基を調整してもらったのだ。黒い鎧は暑すぎるのでな」

「ほう、そのようなことができるとは……では私も食事の前にお願いしていいですか?」

 

 ランサーも南国の島でプレートアーマーは暑いらしい。これも断る理由はないどころか光己的には願ったりかなったりなので、無論顔には出さずに了承する。

 

「ん、もちろん。3人とも頼んでいい?」

「うん、いいよー」

 

 というわけで、先ほど同様ワルキューレズがランサーをテントに連れて行き、霊基の調整を行う。

 

「これは本当に南国向きでいいですね。ありがとうございます」

 

 そしてテントから出てきたランサーは、白いワンピースの水着の上にこれも白いシースルーガウンをはおりパレオを付け、つば広の白い帽子をかぶり白い日傘を持っていた。

 鎧武者から一転して水辺の貴婦人のような出で立ちだが、水着は面積の半分くらいがレースのように透ける感じになっていて男性には実に眼福、もとい目の毒であった。バストがヒロインXXよりさらに一回り大きくどかーんと突き出ているためなおさらである。

 馬はいなくなっていた。槍がなくなったからか?

 

「クラスがなぜかルーラーになりましたが、気にせずにアルトリアと……いえ、すでにアーチャーをそう呼んでいるようですから、ルーラーとでも呼んで下さい」

 

 ルーラーになった彼女は雰囲気は依然として凛としたものを保っているのに、口調はとても柔らかく優しげだった。その見た目も中身も大人な魅力にクリティカルされた光己は思わず抱きつきそうになったが、ギリギリで理性を総動員して耐えた。

 

(それ抜きにしてもルーラーだったらぜひカルデアに来てほしいけど、誘うのはまだ早いな)

 

 確かロマニが「時空の乱れがひどい特異点では現地サーヴァントはカルデアに招けない」というようなことを言っていたが、ここの乱れがひどくなければOKなはずだ。とりあえずは彼女の好感度を優先的に……いや贔屓してるように思われたら逆効果かも知れないし、できるなら4人とも来てくれれば最上なので、まずは平等な感じに接することにする。

 

「むうー」

 

 もっともその内心は隠し切れなかったらしく、誰かが頬をふくらませたような気配がしたが、ここは気にしないことにした。

 

「それじゃすることはしたことだし、ごはんに戻ろうか」

「はい、楽しみです」

 

 そして今度こそ和気藹々のうちに夕食と後始末が終わったら、今後のことについての相談だ。さっきまではこれは明日にする予定だったが、アルトリアズが来たので概略だけでも前倒しでやることにしたのである。

 その前にとマシュがカルデアとの通信を試みたがやはり不通だったので、長期滞在を視野に入れた計画が必要になるようだ。

 

「1泊だけの予定だったからテントは2人用なんだよな。ホントに長期になるんなら、プレハブでもいいから雨風凌げるもの建てた方がいいかな?

 スコールとかでテントが破れたりしたらまずいし」

 

 数日程度でカタがつくなら、夜間や雨の日はサーヴァントたちは霊体化して過ごせばいいが、それ以上となると、身体的には平気でも精神的に嫌になってくるだろう。個人的にも自分(とマシュ)だけ屋根の下で寝るというのは申し訳ないし、やはり皆で一緒に寝泊まりできる場所が欲しい。

 といっても、サーヴァントはいくら剛力とはいえ建築家というわけではないし、工具や計器もなしに家を建てるなんてできるだろうか。それとも丸太小屋くらいなら建てられるのだろうか。

 寝具は大きな葉っぱや茎を集めて敷けば何とかなると思うが。

 

「みんなはどう思う?」

「そうですね、腰を落ち着ける場所は必要だと思います。幸い、木は簡単に手に入りそうですし。

 広さはそこそこ……いえ、狭い方が身を寄せ合って過ごすことになるので良いのではないでしょうか。ああでもますたぁとの愛の巣であるなら、それなりに住みやすくて見栄えも良いものにすべきという考え方も……!?」

「愛の巣」

 

 清姫が頬を赤らめて身をくねらせているのを、光己は悟ったような半眼で見つめた。

 光己はまだ17歳なので、性欲はあるが結婚願望はないのだ。どうしてもというなら全員……おっとこの先はオフレコだ。

 そこにアルトリアが異論を唱えた。

 

「待ってください。差し出がましいことを言うようですが―――木で作る簡易住居とは、まるで馬小屋のようになりはしませんか?

 マスターが拠点とする場所としては簡素すぎると思います。ここはやはり石で、しっかりした居住空間を構築すべきでは。

 石造りの家は安心感がありますし、防御力の面でも良いものですよ」

「そうだな。どこぞのドラ娘なら鉄でとか言い出しそうだが」

「へえ、石造り」

 

 日本ではあまり見られないので興味はわく。

 しかしそれには採鉱と石工術のテクノロジーが必要であり、鉄の家に至っては青銅器に続いて鉄器まで開発せねばならない。何年かかることやら、というか光己は製鉄の方法なんて知らない。

 やはりまずは簡単なものから試すべきだろう。

 

「というわけで、最初は竪穴式か高床式がいいんじゃないかな。簡単に作れたら、寝殿造でもロマネスク様式でも挑戦していいと思うけど」

 

 竪穴式(住居)というのは、まず地面を円形か四角形に80センチほど掘った後、木で支柱や梁の骨組みを作り、その上に土やカヤで屋根を葺いて完成である。作るのが比較的簡単で、寒暑にも強いのが利点だ。

 高床式は、柱や杭を使って床面を地表より高い所に設置する木造住居のことで、この島のような熱帯雨林気候に適している。つまり通風性が良い上に、洪水や害獣や害虫の侵入を防ぎやすいのだ。

 資料もないのにこんな提案ができるあたり、この少年素でわりと歴史に強いようだ。

 

「なるほど、マスターの言うことはもっともですね。

 どこぞの女王でもいれば、最初から石造りでもいけるんでしょうけど」

 

 アルトリアがそう言いながらワルキューレズの方に目をやったが、姉妹もこれには頷けなかった。ルーンはともかく、サバイバル術や建築の知識なんてもらっていないのだ。

 

「それで、食料採集……と異変の原因を探るのも兼ねますね。それと拠点建設の割り振りはどのように?」

「んー、そうだなあ。どっちが急ぎかっていえば食料の方だし、森の中で黒幕に出くわす可能性もあるから、人数多めにするべきだよな」

 

 具体的には食料識別スキルを持つ段蔵と、異変の黒幕がサーヴァントだった場合は遠くからでも感知できるルーラーアルトリアは採集側に固定か。支援用にワルキューレも1人は入れておくべきだろう。あとのメンバーは交代制でいいと思われる。

 それはそうと、最初に手間をかけてでも工具をつくった方がいいだろうか? オノやノコギリがあればだいぶ違うはずだ。

 

「ヒルド、鉄は無理としても、石でオノやノコギリとか作れる?」

「ええと、木の柄に石の刃を埋め込むってことだよね? そのくらいならできると思うよ」

 

 ルーンの力をもってすれば、その辺の石を斧や鋸の形に削るくらい容易い。それを柄に付けた後に一括で強化すれば、サーヴァントの腕力で使っても耐えられるというわけだ。

 

「そっか、それならだいぶやりやすくなるな。さすルーン!」

「あはは、誉め言葉は物ができてからでいいよ。でもこれだと、海辺のバカンスが石器時代体験ツアーになっちゃうね」

「まあなー。こうなるとわかってたら、カルデアから色々持ってきたんだけど」

「こんなこと、未来視持ちでもなきゃ予測できないから仕方ないよ。それにマスターと一緒なら、石器時代でも楽しそうだし」

「!?」

 

 クリティカル! 光己のハートに721のダメージ!

 美少女の快活な笑顔とさりげない好意表明で、思春期少年は胸はばくばく、顔も真っ赤なのを自覚したが、この程度で陥ちてしまってはマスターの沽券にかかわる。ここは華麗に流そうと思ったが―――。

 

「ますたぁ! わたくしも! わたくしもますたぁといっしょなら、石器時代どころか火の中水の中溶岩の中でも楽しいです!!」

 

 彼の反応にヤキモチを焼いた清姫が乱入してきたので、いろいろうやむやになったのだった。

 

 

 

 

 

 

 その後はアルトリアズの当初の要望通り、彼女たちとのサーヴァント契約を行った。サーヴァント契約は、マスターが大量の魔力を消費するので4騎いっぺんにはできず、1騎ずつ休憩をはさんでしなければならないので、食事前にやっておくのは無理だったのだ。

 それでも4騎も続けてやれば大変な負担になるわけで、例によって、光己はラストのルーラーアルトリアと契約した後は魔力枯渇でぶっ倒れて、そのまま朝まで眠ってしまったのだった。

 ―――そして翌朝。食事の後、ヒロインXXが光己のそばにおずおずと近づいてきた。

 

「XX、どうかした?」

「あー、いえ。ちょっとつかぬこと聞いてもいいですか?」

「へ? ああ、いいけど」

 

 何か聞きたいことがあるらしい。光己が聞く姿勢を取ると、XXも姿勢を正してから単刀直入に訊ねてきた。

 

「私、というかアルトリア・ペンドラゴンは、生前は竜の心臓を持ってましたので分かるんですが、マスターくんも竜の因子持ってません? ぶっちゃけ魔力が人間より竜種のものに近いんですが。

 いえ不快とか支障があるとかいうわけじゃないんですけど」

「そこに気づくとはさすがはアーサー王様ですね! はい、マスターは『最後のマスター』として、万が一にも不慮の死を避けるため、あえてかの邪竜ファヴニールの血を浴びたのです!」

 

 その質問に答えたのは、光己ではなくブラダマンテであった。彼の後ろから抱きついて、我が事のように誇らしげな顔をしている。

 光己が邪竜の血を浴びたのは事実だが、それはあくまで彼自身が死にたくなかったからで、人理修復を失敗させないためというのはそのオマケに過ぎなかったのだが、清姫やマルタが吹聴したせいで、すっかりそちらの認識が定着してしまっているのだった。

 しかし光己当人は、ブラダマンテのカラダのいい匂いやら背中でたわんでいるバストの感触やらに幻惑されて、その誤解を修正するどころではないようだ。

 

「最後のマスター?」

 

 XXが訝しげな顔をしたので、これはちょうどいい機会と、ブラダマンテは他の3人も含めてカルデアの仕事を説明することにした。いや、説明自体は光己とマシュの仕事なので、彼の背中から離れて話してもらう体勢をつくる。

 光己は思春期男子としてとても残念だったが、これも仕事なのでやらざるを得ない。

 

「――――――かくかくしかじかというわけで、俺たちは今人理修復のために魔術王とかいうヤツと戦ってるんだ。

 といってもまだ始まったばかりだし、今は昨日言った通りバカンスの予定が事故ってここに来たって状況なんだけど」

「なるほど、そのような事情だったのですか……正直鵜呑みにする気にはなれないほど大仰な話ですが、嘘ではなさそうですね。

 分かりました。そのような悪行を見過ごすわけにもいきませんし、私でよろしければカルデアに参加したいと思いますがいかがでしょう」

 

 すると彼の秘めたる熱意が通じたのか、ルーラーアルトリアが仲間になりたそうにこちらを見ている、もとい加入の意向を示してくれた。

 こちらから誘ったわけでもないのに超おっぱい美人、じゃなかった、かの伝説の騎士王がルーラーになった姿という頼りになりすぎる存在が来てくれるとは! 光己は感動を全身で表しながら彼女の手を握った。

 

「そりゃもう大歓迎だよ。時空の乱れがひどいと招けないって言われてるから、絶対OKとは言えないけど」

「そうですか。では首尾よくそちらに行けましたら、よろしくお願いしますね」

「おお、こちらこそ!」

 

 こうしてルーラーアルトリアが仲間になったが、こうなると他の3人も黙っていると人情に欠けるように思われそうなので、手を挙げざるを得ない。

 

「では私も行きましょう! いろんな時代に行くというのでしたら、ご当地の美味しいものいっぱい食べられそうですし」

「そうですね。それにセイバーが大勢いるでしょうから退治しないといけませんし」

「ご主人様がそんなハードな仕事をしているのなら、メイドが支えないわけにはいかんな。完璧なバックアップを約束しよう」

 

「おお、マジか……!」

 

 アルトリアとXXは多少私欲が混じっているようだが、彼女たちほどの美少女を招くのだから、その程度は甘受すべきだろう。光己は全面歓迎の意向を示した。

 すると、メイドオルタが光己の全身を品定めするようにじろじろ見回した後、怪しげなことを言い出す。

 

「ふーーーむ、やはり昨日より竜の力が強まってるな。私たちと契約して影響を受けたのか?

 今の貴様なら竜の姿に変身できるかも知れんな。試してみるがいい。

 私のご主人様たる者、より出来るマスターになってもらわねばならんからな」

「ほえ!?」

 

 メイドを自称するわりに有無を言わせない口調だが、ドラゴンに変身というのは、厨二的に考えてとても心惹かれるものがある。光己は採用することにした。

 

「で、どうやるの?」

「む、ご主人様はマスターのくせにそんなことも知らんのか? いや私も知らんが、まあ適当に念じてみればいいのではないか?」

「雑だなあ……」

 

 光己はちょっと呆れたが、今さら降りるわけにはいかない。

 本当に変身できたら服が破れてしまうので、まずテントに入って礼装を脱いで、タオルを腰に巻いてから外に出て、サーヴァントたちから50メートルほど離れたところまで移動する。

 

「この辺でいいか。それじゃまあこういうのの定番で、ファヴニールの映像でもイメージしてみようか」

 

 フランスで見たあの巨竜の姿を脳裏に鮮明に思い浮かべる。自分がそうなるのだと強く願い、そうなった所をイメージする。

 すると本当に心臓が高鳴ってきて、そこから熱い魔力が血管を通してどくどくと全身に流れ込むのを感じた。

 

「おおっ!? これはもしかしてもしかするのか?」

 

 これは本当に、それも1回目でうまくいくかも知れない。光己はイメージをさらに強めていく。それにつれて力と熱が全身を満たしていき、やがて体が風船のように膨らんでいくのを感じた。

 そしてひときわ熱い力が爆発するような感覚とともに、光己は気を失った。

 

 

 

 

 

 

「ま、まさか本当に……!?」

「ファヴニール、だね……」

 

 フランスでファヴニールを実際に見ていたマシュやヒルドたちが、驚愕の呻きをもらす。

 そこにいるのはまさに体長30メートルはあろうかという巨大なドラゴンだった。体型や色合いもファヴニールにそっくりだったが、背中に黒い皮膜の翼に加えて白い鳥の翼がある点が異なる。

 

「あれはどういう意味が……? もしかして先輩の寝ご……げふんげふん、神と魔がどうとかいう仮説が本当になったとか」

「……って、それどころじゃないよ。どうしてかわからないけど、マスター周り中から大気中の魔力(マナ)吸収してる」

「私たちの魔力も少しだけど吸い込んでますね。気を張ってれば抑えられる程度ですけど」

「というかマスター、気絶してるんじゃないでしょうか?」

 

 何が起こっているのか把握しきれず、オルトリンデとスルーズが不安そうな顔をする。

 さて、光己はどうなって何をしようとしているのであろうか……!?

 




 どうもお待たせしました。
 弊カルデアに水着獅子王が来てくれたのでこちらにも登場になります。アルトリアズがカルデアに来るかどうかはネタバレ禁止事項ですが、来たとしたら鯖11人は多いので特異点に行くのは交代制になるかも。
 ファヴニールがマナを吸収できるというのは漫画版の描写であります。
 ではまた次回に。感想お待ちしております。

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