FGO ANOTHER TALE   作:風仙

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第45話 連合帝国

 光己たちがローマ市に入ってみると、そこは予想された敗戦中で暗くギスギスした街ではなく、笑顔と喧騒に満ちた明るい都市であった。

 ついさっきまで城壁のすぐ外で戦いがあったというのに、古代ローマ名物の石畳の道路の左右には、露店が立ち並んでいろんな物を売っている。通行人も戦禍におびえている様子はなく、いたって陽気なものだった。

 

「すごい活気ですね! それに笑顔の人が多いです」

「そうだな、すごい大都市だ」

 

 マシュと光己は素直に驚いていた。この時代の首都ローマの繁栄ぶりは資料で読んで知っていたが、実物を見るのはやはり違う。

 それに宮殿に帰ろうとするネロとその軍に対して、市民は敬意と感謝の目を向けていた。どうやら彼女たちが勝つと信じていて、それ故の、まるで平時のような、ある意味のんきで危機感のない行動なのだろう。

 やはり現時点のネロは名君で間違いないようだ。

 

「そうであろう? なにしろ世界最高の都だからな!」

 

 2人の会話が聞こえたのか、ネロがふんすと胸を張る。

 世界最高と言われると他国人の光己はちょっと引っかかるが、この時代の日本のクニやムラではとても太刀打ちできないのは事実なので、素直に認めることにした。

 

「そうですね。話には聞いてましたが、これほどとは思いませんでした」

「うむうむ。今は真っ直ぐ宮殿に帰るが、時間があったらじっくり見て回るが良い!」

 

 なにぶん兵士たち2千人が彼女たちの後ろに続いているので、今は寄り道などできないのだった。

 その兵士たちは、カルデア一行に対していろいろと複雑な目を向けていた。ぽっと出の外国人が総督になったり、物証もなしにカリギュラ帝の娘と認められたりしたことは面白くないのだが、彼女たちは確かに強いし今後も助けてくれるようだし、3姉妹がネロ帝にそっくりな上(1人を除いて)風格もあるのは事実なのでケチはつけがたい。

 というか、もし本当にカリギュラ帝の遺児が自分たちを救うために参戦してくれたというのなら、それはとてもめでたいことである。気の早い者は「正式発表はいつだろうか?」なんてことまで考えていた。

 やがて目的地の宮殿が見えてくる。

 

「あれが余の家でもあるティベリウス宮殿だ! 余好みの壮麗さはないが見事なものであろう? ルーラーたちには今更であろうが」

「いやあ、これはなかなかすごいものだと思いますよ」

「そうですね」

 

 ネロのお国自慢に、光己やマシュやブラダマンテは素直に感心した。

 宮殿の中に入るとネロは後処理があるのでいったん別れ、カルデア勢は空いている一室をあてがわれた。男女別にするかと訊ねられたが、そうすると光己が1人になってしまうので全員同じ部屋にしてもらっている。

 かなり広い部屋で、机や椅子やタンスといった家具があるし、隅の方にはベッドも並んでいる。外国や属州からの使節団を泊めるための部屋なのかも知れない。

 用がある時は廊下にいる衛兵に言えば、連絡その他を請け負ってくれるそうだ。

 

「………………」

 

 ルーラーアルトリアはカジノディーラー的な用心深さを発揮して、スルーズに盗聴や遠見の類の魔術が仕込まれていないか見てもらったが、そうしたものはなかった。信用してくれているのか、仕込みがバレた時の反発を恐れたのかは分からないが、気分は悪くない。

 一息ついて落ち着いたところで、アルトリアが光己にちょっと不服げな口調で訊ねる。

 

「それで、マスターはなぜネロ帝の勘違いをたださなかったのですか?」

 

 何が不服なのかは口にしないし、今さら取り消してもらう気もないようだが、説明は欲しているようだ。無論光己には目論見がある。

 

「そりゃまあ、さっきルーラーが言ってた通りだよ。俺たちがただの流れの傭兵団や旅芸人だったとしても、ネロ帝は俺たちを味方にしようとしただろうけど、総督なんて地位は絶対くれなかったと思うぞ」

 

 カルデア勢がいくら強いといっても、兵士たちの手前、ぽっと出の外国人をあまりな厚遇はできないだろう。カリギュラ帝の隠し子という血統があったからこそ、初対面で総督という高い地位をもらえたのだ。

 

「むう、確かに。しかしその地位を何に使うのですか? 実権はあまりない、名目というか名誉職のようなものだと思いますが」

「でもネロ帝は直接話ができるって言ってたろ? なら機密情報ももらえるし、戦争中の兵士って気が立ってるもんだけど変にからまれたりしなくてすむよ。

 それにお金もくれるそうだからオルタとの約束守れるし、ネロ帝は宴をするとも言ってたろ。皇帝と一緒ってことは、最高級のローマ飯を腹いっぱい食えるってことだよ」

「マスターの判断を全面的に支持しますっ!!!」

 

 アルトリアはチョロかった。

 しかしそこまで食事にこだわってない者もいる。段蔵が控えめな口調で懸念を表明した。

 

「しかしマスター、もし嘘だとバレたらどうなさいまするか?」

「もちろん、その瞬間にとんずらだよ。あ、でも何で嘘ついたか分からないんじゃ悪いな。理由書いた手紙でも用意しておくか。

 バレなくても最後まで一緒にいるとは限らないしな」

 

 光己はそう言うと、手帳から1枚破ってシャープペンシルで何やら書き始めた。書き終わると封筒に入れてポケットにしまう。

 彼がネロに望んでいるのは地位や食事よりお金と機密情報なので、その内容次第ではすぐここを発つことだってあり得るのだ。そうなったら申し訳ないとは思うが、ロマニが言っていたように人理修復には締め切りがあるのだから、多少の不義理は勘弁してもらいたい。

 

「ああ、そういえば清姫が留守番になっててよかったな。あの娘がいたら、こんなこととてもできなかった」

 

 もしかしてこれが抑止力(アラヤ)の加護というやつだろうか。

 光己はとりあえず、感謝のお祈りの真似事などしておいた。あとついでに、R18とは言わないからR15的なイベントを起こしてくれたら嬉しいです。

 

「まあそういうわけだから、ルーラーとXXとアルトリアはバレないよう注意してね。

 アルトリアはどうしても嫌だったら、人見知りってことにしてルーラーに投げてくれてもいいから」

「いえ、私もそこまで意地っ張りではありませんよ?」

 

 光己は配慮したつもりだったが、アルトリアはさも心外そうに言い返してきた。

 

「そっか、ごめん」

「いえ、謝られるほどのことではありませんよ。私にもそのくらいの演技力はありますから」

 

 幼少の頃にローマを離れたということにすれば、ローマのことをあまり覚えていなくてもおかしくはないし、生い立ちについては生前のブリテンでの暮らしや修業の旅のことを適当にアレンジすればいい。ネロと関わることにさほどの支障は感じなかった。

 

「うん、じゃあよろしく。

 それじゃお呼びが来るまで一休みするかな」

 

 光己自身が切った張ったをしたわけではないが、何しろ人間同士の(いくさ)の初陣という、一般人ならわりと神経が削れることをした直後に、ローマ帝国皇帝なんて雲の上の人と関わったりしたので精神的に疲れたのである。ベッドの縁に腰掛けて、ふーーっと長い息をついた。

 その後ろからブラダマンテが抱きつく。

 

「そうですね、マスター今日もお疲れさまでした!」

 

 彼女の場合は光己の内心を察したとかではなく、単に彼が参ってそうなので労おうとしただけだろう。

 それでももちろん光己は嬉しい。

 

「ああ、ブラダマンテもお疲れさま。この先は出番ありそうだからよろしくな」

「はい、がんばりますね! えへへー、マスターに頼りにしてもらえて嬉しいです」

 

 にこにこ微笑みながら身体をすりつけてくる少女騎士は、子犬っぽくて大変可愛くて、光己は思わず抱きしめたくなってしまうのだが、そこにスルーズが隣に座って腕をからめてきた。

 

「私も頑張りましたので、労って下さい」

「そういうことなら1番働いたの私ですよねー。何かご褒美とかないんですか?」

 

 さらにはカーマも反対側に座ってつんつんと指先でつついてきたではないか。

 といってもモテ期到来とかではなく、スルーズは勇士勧誘計画の一環であり、カーマに至っては言葉通りに過ぎない。いや、2人とも彼のことは好きか嫌いかでいえば好きなのだが。

 

(……戦っている相手に情けをかけられるのは戦士としての器ですが、たとえ同族とはいえ殺すべきと考えても殺せないのだとしたら、まだ覚悟が足りないと言わざるを得ませんか)

 

 ちなみにスルーズは内心でこんな査定をしていたりもする。

 もっとも光己は平和な国の商家の使用人の息子という出身だそうだから、今戦士の覚悟がないのは仕方ないことで、気長に育てていこうと思っているが。

 

「おおお、おっぱいが4つ……!」

「4つって何です? 私には胸がないって言いたいんですか?」

 

 スルーズに胸を腕に押し当てられて光己がへろへろしていると、カーマが拗ねた顔でつねってきた。

 カーマはその気になれば、彼と同年代でも年上でも、美乳でも巨乳でも爆乳でも自由自在に姿を変えられるのだが、あえてそれをしないのが現在の彼への気分であるらしい。

 

「実際ないだろ。ゼロとは言わんけど」

「そうやってはっきり言うの、セクハラっていうんですよ?」

「セクハラっていえば女が正しくて、男が悪になる風潮を俺は認めない!」

「ほんとにデリカシーのないマスターですね。はあー」

 

 カーマはわざとらしく大きなため息をしてみせたが、席を立つ気配はない。

 その様子を見たブラダマンテが話に加わる。

 

「ふふっ、カーマさんはなんだかんだでマスターと仲いいんですよね」

「いいえ、私はこんなヒトと馴れ合うつもりはありませんから」

「ほほぅ、そんなこと言っていいのか?

 実は、ネロ帝に今夜の宴は10歳くらいの娘が好きそうなデザートも出すように頼んであるんだが、今ならまだ取り消せるんだぞ」

「私は愛の神ですから、もちろんマスターのことも愛してますよ。みんなで仲良くしましょう」

「……ふふっ」

 

 こんな感じでカーマはひねくれつつもそれなりにパーティに溶け込んでいたが、そこにマシュが割り込んだ。

 

「先輩! 何してるんですか、こんな大勢女性を侍らせるような真似をして」

「へ!? いや侍らせるってそんな。マスターとしてサーヴァントと親睦深めてるだけだろ。あ、もしかして妬いてるんならマシュも一緒に―――」

 

 光己は四方から女の子にもみくちゃにされるプレイを期待してそんなことを言ってみたが、シールダー少女は今回も鉄壁だった。

 

「いいえ、嫉妬なんてまったくしてません。マスターの盾としての責務を果たしてるだけですから」

「……? 今は安全だろ」

「いいえ、私には先輩の命だけでなく、貞操も守る責任があるのです」

「そんなこと頼んどらんわ!」

 

 マシュのあまりな言い草に、光己はつい語調が荒くなってしまった。

 しかし盾少女は譲らない。

 

「いえ、これも盾兵の義務なのです!」

「そんなに俺の貞操が大事ならマシュにやるよ。で、代わりにマシュの貞操を俺がもらうってことで手を打たない?」

「せ、先輩破廉恥です。ご禁制ですーーーー!!」

 

 などと、一行が人類史を修正しに来た特務部隊とはとても思えない雑談をしていると、部屋の扉がノックされた。段蔵が扉の前に行って誰何する。

 

「はい、どちらさまでありまするか?」

「陛下の使いの者です。陛下は難しい話は宴の前に済ませておきたいとのことで、皆様をお呼びせよと」

「そうですか、ではすぐに。してどちらへ?」

「は、私が案内させていただきますので」

 

 そういうことなら仕方ない。光己たちは席を立って、ネロが待っている部屋に向かった。

 そこは大きめの会議室で、テーブルの奥にネロ、その左右に男性が2人座っていた。

 

「うむ、来たか。わざわざ呼び立てて済まぬが、戦や恩賞のことを宴の最中に話すのも野暮だと思ってな。とりあえず座るが良い」

「あっ、はい」

 

 光己たちが席につくと、ネロはまず左右の2人を紹介してきた。

 

「こちらが余の家庭教師でもあるセネカ、そして近衛長官のブッルスだ。2人とも挨拶せよ」

「はっ。主に政務の補佐をしておりますルキウス・アンナエウス・セネカと申します。ルーラー様がたにはご機嫌麗しく存じます」

「セクストゥス・アフラニウス・ブッルスです。お見知りおきの程お願いします」

 

「あ、はい。『傭兵団カルデア』のリーダーの藤宮光己です」

 

 光己はリーダーとして、とりあえず無難な挨拶をした。

 セネカとブッルスといえば、ネロの治世の初期の善政を支えた側近である。なるほど相当すごい人物のように見えた。

 この2人を失ってからネロの斜陽が始まり、やがて自決に至るのだが―――それは口に出せない。過去を修正しに来た者が未来を語ってはいけないのだ。

 

「うむ。ではさっそくだが、ローマの現状について話しておくとしよう。

 実は今、我らが帝国は2つに分裂しており、余の『正統ローマ帝国』と、いまだ全容は知れぬが『連合ローマ帝国』が争っておるのだ」

「……正統? 連合?」

 

 初めて聞く単語がいきなり2つも出てきた。

 その後は主にセネカが語ってくれたのだが、それによるとブリタニアで起こった反乱が終結してほっと一息ついたところで、今度はヒスパニア(現在のスペイン・ポルトガル)で何の先触れもなく反乱が起こって、あっという間にヒスパニアとガリア(現在のフランスとその近辺)のほぼ全域と、ゲルマニア(現在のドイツとその近辺)南部までを占領してしまったのである。

 彼らは「連合ローマ帝国」と称して、複数の「皇帝」により統治されているらしいが、斥候を出しても帰って来ないので実態はよく分からない。首都の位置さえ分からない始末なのである。

 実際連合帝国はあまりに強大で、ネロは総督や将軍を全員派遣して軍団のほとんどを投入しているが、それでも連合の勢いは止まらず劣勢をしいられていた。首都まで敵軍が現れるくらいに。

 

「…………なるほど、それは大変ですね」

 

 光己はとりあえず無難な相槌を打ちつつ、内心ではいろいろ考えていた。

 どうやらこれが今回の異変の内容のようだ。おそらく、この正統ローマ帝国が滅びたら歴史が修正不能となって、人類史崩壊につながるのだろう。逆に連合帝国の首魁を倒して聖杯を奪えば、この特異点は修正されるに違いない。

 ロマニはローマ帝国を「世界の中心にして世界そのもの」とか「世界に君臨せし最大の帝国」とか「史上類を見ない大帝国」とか、世界はヨーロッパが永世主役でアジアやアメリカやアフリカやオセアニアは木っ端モブに過ぎないかのごとく褒めちぎっていたが、まあその辺はどうでもいい。

 問題は魔術王や聖杯がらみのことをネロたちに明かすかどうかだが、それはまだ保留としよう。

 

「うむ、そなたたちが来てくれたのは本当に僥倖だった。

 武力もだが、そなたたちのおかげで連中が称する『皇帝』が、魔術で召喚された偽者に過ぎぬことが分かったからな。

 少なくとも生身の人間ではないことは確かだ」

 

 なのでネロも、彼女の配下の兵士たちも昨日までよりだいぶ先行きに希望を持てているのだった。今はまだ一般市民にまでは公表していないが。

 

「これを機にガリアへと遠征を行おうと思う。

 無論、余自ら出る。苦戦している配下を助けつつ、この喜ばしい話も伝えて鼓舞するのが目的だ。

 そなたたちも来てくれるな?」

「それはもちろん」

 

 光己は即答した。

 ネロが負けて死亡したら歴史が修正不能になると決まったわけではないが、正統ローマ帝国の勝ち目がなくなるのは間違いない。それにネロが出て行くのにローマ市に残っていてもすることはないし、彼女の護衛も兼ねて同行するのは必然だろう。

 

「みんなもそれでいいよね?」

「はい」

 

 光己が一応ルーラーたちの顔を見渡してそう訊ねると、実際断る理由はないことなので全員すぐに承知してくれた。

 

「では決まりだな!

 といってもさすがに今日明日とはいかぬゆえ、出発は明後日になる。明日は9人ともゆっくり休むなり、市内を観光するなりするがよい。必要とあれば案内人もつけよう。

 あとは恩賞の件だな。まずはルーラーたちに伯父上の娘にふさわしい邸宅を用意すべきところだが、これもすぐにはできぬし、遠征から帰ってからゆっくり相談することにしよう。

 総督の給料は手続きがあるゆえ今ここには出せぬが、とりあえずルーラーの希望通り当座の小遣いを用意しておいた」

 

 ネロがセネカに目配せすると、セネカは隣の席の椅子に置いてあった革袋を、1番端の席に座っていた段蔵の前に置いた。

 ずっしり重そうだ。中身は金貨と銀貨で、21世紀の通貨に単純に換算はできないが、兵士の月給が銀貨20枚弱くらいなのが300枚分ほど入っている。当座の「小遣い」としては確かに気前がいいが、相手が戦で手柄を立てた皇族3人と一騎当千の勇者6人と考えると、さほどでもないかも知れない。

 

「は、これはありがとうございまする」

 

 段蔵は丁寧に頭を下げると、革袋をいったん隣の席の椅子に下ろした。

 これでこの会合は終わったので一同が部屋の外に出ようとしたところで、部屋の扉がノックされ兵士が入って来る。

 

「む、何用か?」

「は。市の東門に連合の一団が現れ、攻撃をしかけております。かなりの人数で危険が予想されますので、現場の指揮官が陛下のご指示と援軍を仰ぎたいと」

「むう、これから宴の支度をせねばならぬというのに無粋なことよ……!

 しかし連合の奴ばらがまた現れたとあれば出ざるを得ぬな」

「いや陛下。陛下もお疲れでしょうし、ここは私たちだけで行ってきますよ」

 

 そう言ってネロを止めたのはルーラーアルトリアである。元王様だけに、さっきの話からネロの心労を察していたわったのだ。

 さて、敵の第三波はどんな陣容なのであろうか―――?

 

 

 




 原作ではぐだマシュだけでも総督にしてもらってますが、普通はそんなこと期待しないと思うのですな。だから主人公は皇族偽称なんて危ない橋を渡ったのです。
 あと食料やお金や日付についての描写がよく出てきますが、この辺は原作より鯖が多い代わりにそちら方面で縛りをつけてるのです。何しろアルトリアズがいますから食事は重要ですのでw

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