目の前にある軍師が着るような衣装を纏ったカタパ○トタートルに模したカタパルトは何?これからノイズが現れたQUEENS of MUSICの会場に行くんだけど?
「イヤー思った通りより目的地が遠くてね。タジャドルコンボでも微妙に間に合わないから、改良したこれで飛距離と速度を稼ぐ為なんだよ」
へーそう、じゃあ聞きたいんだけどさ……。
なんで身体固定されてんの俺?
「…………」
おいこらこっち向け。
「それではカウントダウン開始!」
無視すんな!
―ハッシャマデ、10、9、Count Down omit―
省略するな!?
―ゲステラカタパルト、ハッシャ―
ちょっと待っ、ア″ア″ーーーッ!
本編に続く
カウント・ザ・メダル!
現在、オーズが使えるメダルは?
タカ×1
ライオン×1
クワガタ×1
サイ×1
クジャク×1
トラ×1
カマキリ×1
ゴリラ×1
ウナギ×1
コンドル×1
チーター×1
バッタ×1
ゾウ×1
――三人称視点――
最大規模の音楽祭典《QUEENS of MUSIC》。
そこで新進気鋭のアーティスト・マリア・カデンツァヴナ・イヴと天羽 奏と風鳴 翼の《ツヴァイウィング》はこの日だけの特別ユニットを組む事になった。
ライヴの結果は大成功、歌い終わった三人は会場やカメラ越しにいる観客達に各々のコメントをして、この特別ライヴが終わりになると誰もが思われた。
だが――
先頭の観客席の前に大量のノイズが現れた事により、会場は混乱に陥った。
混乱に陥った観客達に「狼狽えるな!」と叫んだマリアはノイズが出現して身構えた奏と翼に声をかけた後、世界に向けて宣戦布告を告げた後、ある聖詠を――二人にとって聞き覚えがある聖詠を唄った。
「―Granzizel bilfen gungnir zizzl―」
その聖詠を唄い終えた瞬間、マリアの姿は大きく変わっていた。
全身の色と黒いマントを身に付けた以外、奏と同じ聖遺物、《ガングニール》身に纏ったマリアが彼女達の前に立っていた。
それを見た奏と翼はマリアを止めようと聖詠を唄おうとしたが、二人の耳に嵌めた通信機から二人のマネージャーである緒川 慎司が制止の声がかけられた。
シンフォギアを纏わない二人を一瞥したマリアは会場にいる観客達を解放した後、マリアは二人に剣のようなマイクをレイピアのように構えて襲いかかった!
翼と奏は自身も持つマイクを剣のように持ち替えて応戦したが、二人のマイクの柄が真ん中から折れ、二人はそれをマリアに向けて投げ捨てカメラの目が届かないステージの裏に出ようと駆け出した。そうはさせるかとマリアが、マイクを二人に向けて投擲した。
二人は跳躍して投擲されたマイクをかわしたが、着地した直後、翼の履いているヒールの踵が折れてしまい彼女の姿勢が崩れてしまった。
「駄目よ……貴女達がステージを降りるのは許されない!」
その瞬間を逃さなかったマリアが放った蹴りを腹部に受けてしまい、翼の身体はステージから観客席の上に蹴り飛ばされた。
観客席にいたノイズ達が蹴り飛ばされた翼の命を奪おうとまだ宙にいる彼女の下に集まり、その死を招く手を伸ばし出した。
「っ!勝手な事を!」
「翼ぁぁぁぁーーーっ!」
「……聴くがいい!防人の歌を!」
自身の下に集まったノイズを見た翼はこの場を打開する為に歌女である自身と決別すると決意して、聖詠を唄おうとした。その瞬間――
―ズドドドドドドドドッ!!―
「な、なんなの!?」
「これは……うわっ!?」
夜空が見えるように展開している会場の天井から無数の炎に包まれた孔雀の尾羽の弾丸が観客席にひしめくノイズ達に降り注がれ、ノイズ達は抵抗する事もなく炎に包まれ、その身を爆散した。
ノイズ達が炎に包まれた光景を見て、聖詠を唄うのを止めた翼が驚いている間に上空から現れた赤い影が彼女の身体を抱き抱え、ステージの上に降り立った。
三人は会場に現れた赤い影を見て、驚きの表情を隠せなかった。
「な、あなたは……!」
「どうして、ここに……?」
「……そう、あなたがマムが言っていた。ルナアタック事変を解決に導いた一人。仮面ライダー……」
「………………」
その赤い影は抱き抱えていた翼を地面に下ろし、顔をマリアに向ける。
「オーズッ!」
赤い影――仮面ライダーオーズ・タジャドルコンボは、左腕に装着してる小盾――タジャスピナーを前に出して、マリアに向けて構えを取った。
・
・
・
――1週間後――
――特異災害対策機動部二課、仮設本部――
「以上が会場のカメラに映ったオーズの映像です」
仮設本部の司令室のモニターに一週間前に全世界にその姿を晒した仮面ライダーオーズ・タジャドルコンボが映った場面で映像が止まり、藤尭が後ろに立つ風鳴 弦十郎に声をかける。
本来の歴史なら制御室に到着した緒川が会場のカメラの中継を全て止める筈だったが、何者かに制御室のコンピューターをハッキングされ、中継を止める事が出来ず、翼が聖詠を唄おうとしたその瞬間。
会場の上空から現れたオーズ・タジャドルコンボにより助けられ、その姿をカメラを通じて全世界に晒した直後、中継が切断された。
まるで、オーズの存在を世界に知らしめるかのように――
「この映像はSNSを中心に世界中の動画サイトに蔓延していて既に隠蔽が不可能になってます」
「そうか。遅かれ早かれこうなると了子君が言っていたが、まさかこのタイミングになるとはな……」
友里がこの映像をきっかけにオーズの存在知った世間の反応を告げると弦十郎は腕を組み、以前フィーネ――櫻井 了子が言っていた言葉を思い出していた。
「しっかし、危ない所でしたね?あの時、中継が切れるのが遅れて、あの場に現れたオーズが翼さん達を助けなかったらどうなっていたことか……」
モニターに映った情報を整理していた藤尭が一週間前に現れたオーズについて口を開いた。
「そうね、二人の正体を世界中に知られずにすんだけど、その代わりオーズの存在が確実に知られた事が世界にどう影響するかが心配だけどね……」
続いて口を開いた友里の言葉をこぼす中、弦十郎は視線をモニターに映るオーズの姿を観ていた。
(……読めんな。まるでオーズの存在を世界に知らしめるかのようにした手際。一体、何が目的なんだ?)
・
・
・
――デザイア・コーポレーション、社長室――
「こちらがF.I.Sが潜んでると思われる廃病院の資料です。襲撃は深夜にお願いします」
社長室にてこの会社の社長、片桐 眞人秘書である姫川 美香が仮面ライダーオーズ――氷野 玲司に
「どうも。……その前に社長さんちょっと聞きたい事があるんだけどいいかな?」
「なんだね?」
玲司は姫川に礼を言った後、資料を目で追いながらか、社長の片桐に声をかけた。
「一週間前、何でオーズの姿を世界中に晒すような事をしたんだ?」
「……何の事かね?」
問われた片桐は少し間を空けてから答えるが、玲司はそれを一蹴した。
「
それに、俺のサポートをすると言ったあんたがそんなヘマをするとは思えない。なら、答えは簡単――」
そう言った玲司は椅子から立ち上がり、社長机に座っている片桐の前まで移動するとバン!と右手で机を叩き、彼に詰め寄るように顔を近づける。
「あんたがそうなるように仕向けた。……違うか?」
「…………クッ」
事実を突き付けられた片桐は片手で顔を覆うように当てると、上半身を反らして堰を切ったように笑いだした。
「ハーッハッハッハッハッ!素晴らしい!素晴らしいよ氷野君!まさか君にバレるとはねぇ。やはり君と会って正解だよ!」
「もう一度聞くぞ、社長さん?何でそんな事をした?あんたは一体何を考えている?」
笑い続ける片桐に玲司はもう一度問いかけると片桐は笑うのをやめて、玲司の問いに答えた。
「ハーッハッハッハッ……ふぅ、失礼した。だが、それはまだ言えない。言えないが、この世界の為としか…今は言えないね」
「…………わかった。でも、もしあんたが俺を利用して何かをしようとするなら……」
――俺があんたを止めてみせる――
そう言った玲司は資料を手に取ってから、社長室を跡にした。
「……よろしいのですか?」
「いいんだよ姫川君。まだ彼に知られる訳には行かないからね。ああ、そうだ。明日までにこれを彼らの新たな拠点にまで運んでくれるかね?」
玲司が出ていってから、しばらくして姫川が片桐に問いかけると、片桐は片手を上げて大丈夫と告げた後、机の下から《M》と記された
――三人称視点、終了――
・
・
・
――玲司視点――
「オラァァァッ!」
オーズ・タトバコンボに変身した俺は社長さんに教えられた廃病院の通路に現れた人型ノイズを《メダジャリバー》で斬り裂いた。
続けて身体を斬られたノイズの後ろにいた別の人型ノイズの身体を斬り払う。ノイズが炭化するのを待たず、次のノイズにメダジャリバーを振り翳す。
「(チィッ、こんなにノイズがいるなんて……社長さんの情報通り、ソロモンの杖を持っている奴がF.I.S にいるみたいだな)……っと!」
《―ダブル・スキャニング・チャージ!―》
「セイヤーッ!」
身体を槍のような形態に変化してこちらに向かってくる残り数体のノイズをメダジャリバーを横に振り払って地面に叩き落とし、剣身を《オースキャナー》でスキャンしたメダジャリバーでセルメダル二枚分の斬撃を飛ばし、迫りくるノイズ達を纏めて斬り裂いた。斬り飛ばした斬撃が威力を衰えず壁にぶつかった。
その威力に耐えきれなかったのか壁が崩れ落ち土煙が舞い上がる。その直後に壁の向こうから聞き覚えがある声が聞こえた。
「うわぁっ!急に壁が崩れた!?」
「いきなりなんなんだよ!」
「新手か!」
声が聞こえた俺はまさかと思い、土煙が舞う崩れた壁の向こう側まで歩いて行くとそこには予想していた人物達がいた。
「な!オーズ!?」
「何故あなたがここに?」
壁の向こうにいたのはシンフォギアを纏った四人の装者達が俺の姿を見て各々驚いた表情をしていた。
「(やっぱりお前達か……)それはこちらの台詞だ。何故お前達がここにいる?」
俺は何故彼女達がここにいるのか質問を投げると四人を代表して風鳴 翼が変わりに答えてくれた。
「私達は使われてない筈の廃病院に運ばれた物資を調べた結果、ここに奴らが潜伏していると判断したからだ」
「なるほどな。それで、奴らとはもう遭遇したのか?」
「いや、まだだ。今のところノイズしか会ってない。けど、なんかあたしらのギアの調子がおかしいんだ。あんたは大丈夫なのか?」
「おかしい?」
それを聞いた俺は自分の手を見下ろしてから、いつもと変わらないと伝えようとしたその時――。
彼女達の背後から大型犬くらいの大きさの黒い化け物が飛び掛かってくる姿を目撃した。
「ッ!危ねえっ!」
「ギギィッ!」
「せい!」
咄嗟に彼女達の前に飛び出してメダジャリバーで斬りつけたが、化け物は姿勢を整え天井に両足を付けて再び俺達に襲いかかるが、そうはさせじと風鳴 翼が自身が持つ剣で化け物に斬りつけた。
だが、地面に落下した化け物は二度も剣で斬られた筈なのにとその身を炭化する事もなく、ゆっくりと立ち上がった。
「何っ!?」
「アームドギアを受けて炭化しないだと!?」
「ならノイズじゃない?」
「じゃあ、あの化け物はなんなんだよ!」
俺達がそれに驚いていると通路の奥から拍手をしながら、白衣を着た眼鏡をかけた銀髪の男が現れた。
「不意打ちに対応できるとは流石は魔王。……意外に悟いじゃないですか」
「お前は?」
「ウェル博士!」
「そんな!博士は岩国基地でノイズに?」
「まさか、ノイズの襲撃は全部……!」
現れた男に首を傾げていると装者達は目の前の男とは知り合いなのか驚きの声を上げた。それに答えるようにウェル博士と呼ばれた男が微笑を浮かべてそれに答えた。
「ええ、その通りです。あの時既にアタッシュケースではなく、コートの内側に隠しておいたんです」
「じゃあ、あんたはソロモンの杖を奪う為にノイズを操って、自分が襲われる芝居をしていたのか!」
ウェル博士はノイズを呼び出しながら、俺達にソロモンの杖を持ち出した理由を説明した。
「バビロニアの宝物庫からノイズを呼び操る、それを可能にするこの杖以外他ありませんよ。何より……この杖の所有者は英雄を目指す僕に相応しい。そう思いませんか?」
「思わねーよ!」
そう言ってノイズをけしかけたウェル博士に雪音 クリスが叫ぶと同時に腰のリアスカートから、大量のミサイルが放たれた。
――玲司視点、終了――
――三人称視点――
クリスが放ったミサイルがウェル博士が呼び出したノイズに着弾して爆炎が上がり、廃病院の天井と壁が崩れ落ちた。だが、ウェル博士は呼び出したノイズを盾にする事で爆炎から身を守り、攻撃した筈のクリスの身体が傷つき、翼に肩を借りていた。
何故、シンフォギアとの適合係数が高い彼女が苦しんでいるのか。それは先ほどまで廃病院に充満していた赤いガスのせいである。
【―Anti_LiNKER―】
ウェル博士がLiNKERの研究の間に新たに生み出したLiNKERの対存在。生体と聖遺物の繋がりを阻害し、 装者とシンフォギアの適合係数を低下させる効果を発揮する。
適合係数の低下は、 シンフォギアからのバックファイア低減率に作用するため、 それだけで装者の戦闘力を大きく殺ぐ猛毒になる。
クリス達は先ほどまで密閉された空間にいた為、適合係数が下がった状態で出力の高い技を繰り出したせいでギアのバックファイアを受けてしまった。
「あ!ノイズがさっきのケージを持って空に!」
響の声を聞いて夜空を見上げるとその言葉通り、ノイズがネフィリムが入ったケージを持って空に飛んでいく姿を目撃した。
(さて、身軽になった所でそろそろ僕はおいとましよう……とはいきませんね)
ノイズがネフィリムが入ったケージを持って去るのを見て、自身もこの場から去ろうとしたウェル博士だが、彼の周りを奏、響が槍と拳を向けているのを視認して逃げられないと解ると抵抗する気はないと両手を上げた。
「翼!ここはあたしらとオーズに任せて空のノイズを追え!」
「奏……わかった、お願い!」
ウェル博士が投稿した後、奏は翼に任せろと声をかけ、翼はクリスをゆっくりと崩れた壁にもたれさせて逃走している空中輸送型ノイズを追いかけに行った。
「無理だ、あの距離では飛ばない限り追い付けないぞ!」
「大丈夫だ、翼なら必ず追い付ける。何故なら……」
ウェル博士を拘束を響に任せた後、空にいるノイズを追いかける翼を見たオーズの言葉に奏は大丈夫と声をかけると目線を海に向かって走り続ける翼の背中を見る。
その言葉通りに翼は助走をつけて、道が途切れている道路を蹴り、両足のブレードのバーニアを噴かせて空中を駆ける。
しかし、助走して飛距離を稼いだが徐々に失速していき、そのまま翼の身体が海に落ちてしまうと誰もがそう思ったその時。
「潜水艦!?」
ザザァー!と海中から通常より巨大な潜水艦が現れた!
翼はその先端に一度着地して再び空中へ駆け、アームドギアを振るい輸送型ノイズを斬り刻んだ後、海中に落下していくネフィリムが入ったケージへと手を伸ばし後少しで掴める距離になったその時。
「うあっ!?」
「「翼(さん)!」」
上空から降ってきた黒い槍が翼に直撃してしまい、突き飛ばされた翼は海面に落ちてしまい、彼女を突き飛ばした黒い槍の先端が海面に突き立つように直立すると、その柄頭の上に軽々と着地してケージを掴み取った黒いガングニールを纏ったマリア・カデンツァヴナ・イヴが現れた。
「マリア・カデンツァヴナ・イヴ!」
「時間通りですよ、
「っ!あいつがフィーネだと!?」
彼女の姿を見た奏は彼女の名前を叫ぶとウェル博士はそれを否定するかのように現れたマリアを見て、かつてルナアタック事変でオーズ達が戦った終末の巫女の名前を口にすると、それを聞いたクリスは目を見開き信じられないと言葉をもらした。
「終わりの意味する女。僕達の組織の名前にして象徴であり彼女の二つ名である。そう彼女こそが……」
「そんな、あの人が……」
「新たに目覚めし、再誕したフィーネです!」
驚く装者達の疑問に答えるようにウェル博士は淡々と告げ、彼の後ろ手を拘束している響はマリアの姿を見て、かつて自身の前で消えてしまったフィーネの姿を思い出し、驚愕の声を洩らし、その場にいる彼女達は信じられないと表情を浮かべるしかできなかった。
「……フィーネだと?」
――ただ一人、オーズだけはその言葉に違和感を感じていた。
――三人称視点、終了――
お久しぶりです。クロトダンです。
シンフォギアが終わって胸にぽっかりと穴が空いた気分です。
再びこの作品を更新した理由は、キャロル実装記念無料ガチャを引いて花嫁マリアとウェル博士が同時にきたからです。(思わず笑ってしまいました)
次はなるべく早く更新する予定です。
そして次回は遂にあのライダーが登場しますのでお待ちください。
響の暴走回は原作通りにするかどうか
-
原作通り戦ってネフィリムに腕を喰われる
-
オーズを庇って腕を喰われる
-
作者が喰われる