王書   作:につけ丸

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078:トロル

 家族三人で家路につく。

 祐一はあのあと"やることがある"と言って颯爽を姿を消し、劇画風の厳めしい顔になっていた父はなにも言わず見送った。

 なお、大変飲み食いしていたが支払いは全部こちら持ちである。

 

「アイツ……散々騒いで奢らせて……今度会ったらホントどうしてやろうかしら……」

「あらあら? アイツってあの男の子の事かしら! もう! チェリーったらあんなboyfriend(ネイティブ)を隠してたなんて隅に置けないわー! ママってばあなたにあんまりにも男っ気がないからって、お見合いの準備しなくちゃと思ってたのよオホホ!」

 

 母が嫣然と微笑みながら胸元から男性の顔が写った写真を五枚ドローしスっと掲げた。

 

「違うつってんでしょママ。……うちの家族でまともな耳を持ってるのアタシだけ?」

 

 無駄にテンションが高い母にチェリーがため息をつくと、父(劇画調)がぬっと身を乗り出してきた。

 

「チェリーちゃんも中々男を見る目はあったようだ……。だが……だが、パパはまだ可愛い娘を嫁に出す気はさらさらない。そしてあの木下祐一という男の子もまだまだ認めるわけにはいかなオごっ」

 

 訳の分からない事をのたまう父に無言でレバーブローを入れた。もう誰も信じない、親も友達もみんな敵。周りには敵しかいなかった。

 ああ、なんて残酷な世界……。

 涙を堪えるように見上げる空は星々が瞬いていて──()

 

 騒がしい一日に気を取られて、チェリーは自分がなにに巻き込まれているのか思い出した。

 どうして忘れていたのだろう。非日常がすぐそこに横たわっていて、目の前に危険が迫っているというのに。

 

 ぴぃん、と。

 糸を張ったような感覚とともに、決定的ななにかが変わった確信が襲来した。景色は同じなはずなのに紫を混ぜたように影が圧力を増した。

 未知が手ぐすねを引いている錯覚を覚えた。

 肌を泡立たせる重力とはまた違った重みと、空気に棘が生えたような痛み。……この感覚には覚えがある──異界が現れたのだ。

 

「パパ、ママ、急いでここから離れ……──ッ!」

 

 

 

 ──ずん。──ずん。

 

 

 鈍重な足音。()()()()が、家屋から身を乗り出したのもそんな時だった。

 おとぎ話にしか出てこない一つ目の巨人……それも二体。苔むした岩肌の肌もつ巨人が三人を見つけては指さし笑い、水晶じみた虹彩と、空洞の眼窩が、こちらをギョロリと覗き込んだ。

 

「あれが、今度の"歪み"なの……」

 

 あれが歪み。この夜の元凶。

 奇妙なことに二体合わせて目玉を()()()しか持っていなくて、空洞の眼窩のおくには覚えのある蛇の気配……ゴルゴネイオンが茫、と浮かんでいた。

 

 チェリーは巨人の正体に心当たりがあった。

 北欧でならあまりにもポピュラーな怪物で隣人ともいえるものたちだったから。

 それは子供が捲るような絵本にも描かれる愛嬌のある怪物たち。しかし眼前に現れた怪物は、荒々しく猛々しい。

 

「あれは……トロルか!?」

「どうしてこんな街中に!」

 

 異常事態に両親が悲鳴じみた叫びをあげ「ォォオオオオ!」とトロールが雄たけびをあげて手に持ったこん棒をぶん投げた。

 

「飛びのけ!」

 

 父の強い一言に弾かれるようにジャンプして直後、こん棒が地面に突き刺さった、衝撃で地面を転がる。ぱらぱらと飛礫が服と髪に飛び掛かって砂塵まみれになった。

 汚れを払っている時間はない。両親を連れて逃げなければ。

 トロルが投擲だけで満足するはずもない。

 巨人を睨みながら逃げようと後ずさって──人影が槌をトロルの顔面へ強かに打ちつけた。

 

 飛びかかった人物は果たして父ルーカスだった。屋根づたいに跳躍し、トロルへ接近するとそのままの勢いで殴りつけたのだ。

 いまの彼は普段の姿ではない。

 まるでヴァイキングの戦士のような兜と盾に鎧をまとい、トロルと対峙していた。槌で盾を叩いて、威嚇しながらジリジリと後退していく。

 

 ギギ、と今度はとなりから音が響いた。振り向く前にすぐ傍を迅雷ごとき矢が駆けて、トロルの足を地面に縫いつけた。迅雷さながらの一矢から、真実、紫電が迸りトロルを苦悶させる。

 隣には母ルイセが矢を放ったすがたで戦場を見ていた。

 

 チェリーは正直驚きを隠せなかった。たしかに魔術師の家系だと聞いてはいたし、両親が魔術を使うすがたを見たこともあった。

 でも怪物に立ち向かえるほどだとは思っていなかったのだ。日常の象徴だった父母が戦場赴いている姿が受けれがたかった。

 

 がチッがチッ! 

 

 異音。ガラスを打ち合わせた異音の起きた方向へ視線を巡らすと、盲目な方のトロルが歯を鳴らしていた。

 いぶかしむ三人に構わず、地面に縫い止められた目のある方のトロルが、突然目玉を()()()と引き抜いてもう一体に投げ渡した。

 異常な光景だ。しかし驚きの声をあげる暇を与えてはくれなかった。

 放りなげられた目玉を見事にキャッチし、眼窩へはめ込んだトロルはさっそくとばかりに父へ殴りかかった。

 

「──逃げて!」

「え……」

「未熟なあなたがここにいても邪魔になるだけなの! 弁えなさい!」

「で、でも……!」

「早くッ」

 

 人生で初といっていい母の激昂に驚いて、後ろ髪を引かれながらもチェリーは走り出した。それを見送って、交戦中の伴侶のもとへ向かう。

 

「チェリーは行ったか」

「ええ、聞き分けがあって助かったわ」

「愚図ると思ったがな」

「私たちの娘だもの……どう?」

「現役を退いて久しいからなあ……だが」

 

 

 〇●◎

 

 

 走っていた、ベルゲンの街を。

 遠くから聞こえる轟音と光に心は不安を覚え、同時に安堵していた。

 音が途切れないかぎり父と母の生存は保証されているのだから。後ろの景色は振り返るたびに光が別の光を呼ぶように形を変えた。

 走っているから身体はこれ以上なく温まっているはずなのに、心と指はひどく冷え切っていた。

 

 逃げ出してよかったのだろうか、あのまま踏みとどまって何かできることがあったんじゃないか。そうした疑問がぐるぐると頭の中を空回って仕方ない。

 

 でも、あそこでできる事なんてなくて、両親を思うならば退くのが正解だった。

 即決即断で見切りの早い、という鉄火場では長所である。だけど自分の気性が今は恨めしくて心に澱みを生んだ。

 止まらずに走って、気づけば潮の匂いが鼻についた。

 どうやら知らぬ間に海沿いの波止場に来ていたらしい。貨物船の行き交うこの場所は雑多にコンテナや船があって身を隠す場所には事欠かない。

 

 失敗した。チェリーは唇を噛んだ。身を隠す場所は多いがこの先は海しかない。だから……

 

「……行き止まり。引き返さなくちゃ──」

 

 ──どおん! 

 

 突如、天地を揺るがす大震動が襲った。チェリーはわけもわからずつんのめりゴロゴロと地面を転がった。……だけどそれは僥倖だったらしい。転がった勢いでうまくコンテナの影に挟まったのだから。

 痛みに呻きながらもうもうと土煙のあがる場所をみれば、トロルがいた。屈伸するように膝をまげた姿勢で。

 おそらく空からトロルが跳躍し、降ってきたのだ。黒髪が見る影もないほど汚れてしまったが身を隠すことに成功したのだから文句は言えない。

 

「でもトロルが来たって……じゃあパパとママは……!?」

 

 いいやそんなはずない。首を振って父母の生存を信じた。

 それより自分だ、チェリーは息を殺して怪物が自分に気づくことなく過ぎ去るのを待った。荒々しくコンテナをひっくり返して探し回るトロルにみつかれば一巻の終わりだ。

 

「…………」

 

 幸運にもトロルはチェリーに気づくことはなかった。トロルは去ったが状況は変わらず、頼れる者もいない……これでは昨日の焼き増しになるだけだった。

 チェリーは下唇を食いしばって目を閉じた。

 

「ここで、こうしていても、ダメ。

 考えなさいチェリー、頭は生きている間にしか使えない。気張りなさいチェリー、生き残らなくちゃ全部無意味よ」

 

 

 

 トロルは苛立っていた。

 やっと見つけだし飛びかかったはずの小人の姿が土煙に巻かれて見失ってしまったのだから。

 目を皿にしてあたりを覗き込む。大地に属し、闇と関わりの深いトロルは夜目が効くのだ。

 

 がチッがチッ! 

 

 硝子を打ち合わせたような音。あれは同族が目を求める音だ。

 もう小人を片付けてきたのかと驚きながら振り向き……眼前に投光器のレンズと目が合った。ここは波止場で投光器を乗せた船が多く停泊している。目の合ったレンズに目蓋を大きく押し上げ驚いると──白光。

 

 ぐるぉう……! 

 

 網膜を光で焼かれ、目を抑えた。目を瞬かせるが視界は一向に戻らない。苛立ちを強めながら周囲を荒らし。

 

 がチッがチッ! 

 

 また硝子をカチ合わせた音が鳴った。

 このトロルは大方のイメージに違わず、力はあるがあまり頭がよくなかった。

 トロルはやっぱり相方が助けに来てくれたのか! と嬉しそうに目玉を抜き取ると、目玉を放りなげ──

 

「──ナイスパスよデカブツさん!」

 

 チェリーは自分の上半身ほどありそうな目玉を両手でキャッチした。影も音を鳴らしたのも彼女だったのだ。

 目玉の重さは大きさき反して軽く発泡スチロール程度。多少邪魔だがこれならはしれなくもない。

 トロルの戸惑う姿を後ろにアメフトの走者さながらに全力ダッシュで逃げ出した。

 

「さーてこれからどうしましょ……」

 

 目玉を盗みだすのは成功したがその後のことは何も考えていなかった。高揚と焦燥が入りまじり冷や汗を掻きながらも唇を湿らせる。

 頭を使うのは嫌いでもないし、決断力も体力も運もある方なのだが……経験上、土壇場に行きつくと結局行き当たりばったりになりやすいのがチェリーだった。

 それに後ろを振り向けば……

 

「あのトロルはなんで短距離走者みたいな走り方してんのよ!!!」

 

 我を取り戻して後方から迫るトロルはゾンビのようなのろまではなく、ウサイン某氏のような俊足だった。イメージから完全に外れファンタジー的な恐怖から痴漢的な恐怖に取って代わられるのを納得いかないとキレ散らかしつつ思考を巡らせた。

 ベルゲンは彼女にとって庭だ、地理は頭のなかに入っている。

 全力で走りつつ道沿いにあるポリバケツや看板を蹴った喰ってトロルの妨害をしつつ、ハリウッド映画さながらの逃走劇を見せながら、なんとか追いつかれずに辿り着いた。

 ここは港で、ちょっと走れば灯台が据えられた岬があるのだ。そこまでトロルを誘引した。けっして追われて追い詰められた訳ではない。

 

「でぇい!!!」

 

 無駄に男らしい掛け声とともに海へ目玉を投げ込む。放物線を描いた目玉はそのまま夜の海原へ呑まれて消えた。

 ぉぉおおんんん……! と、なんとも哀愁を誘う声をあげながらトロルがチェリーを飛び越えて、ベルゲンの海へ入水した。

 目玉を盗んだ挙句海へ投げ込んだ下手人よりも、目玉が完全に失われてしまう方が問題だったらしい。

 

「よっしゃ勝った! 第三章、完!」

 

 チェリーが勝鬨をあげた。トロルが自分を優先するか目玉を取るか、ちょっとした賭けだったのだ。単純な戦力差でみて勝ち目はないし、だいぶ冷や汗ものだった。拳が開かないのも手のひらから伝う汗も疲労からではなかった。

 

 安堵は束の間だった。

 

 ……ざぱんっ、と水の跳ねる音とともにトロルが海坊主さながらに海面から這い上がってきたのだ。その形相は怒髪天をつく明王かと見まがうほど。

 

「やっば……」

 

 顔を引きつらせ後ずさって更なる逃走劇へ身をなげようとした、その時だった。

 

「トロルっつても色々いるらしいな。妖精みたいに小さいやつ、巨人みたいにでかいやつ」

 

 声が降ってきた。次いで、迅雷じみた人影がトロールの上空から駈け落ちた。チェリーも、トロールも、時も、波も、動けない。突如、推参した少年に圧倒されている。

 場を支配した少年は不敵に笑いながら、刀を肩に担いだ。

 トロールの眼前へ立って、黒い剣の突先をトロールへ向けた。

 

「相方はのしちまったぜ。……まだ、やるかい?」

 

 

 〇●◎

 

 

「あんた今までなにやってたのよ」

 

 苛立った様子を隠さずにチェリーは問いかけた。祐一は悪びれた様子もなく肩を竦めた。

 

「そう睨むなよ。異界が生まれたのに気づいて戻ったらチェリーの父さん母さんがトロールに襲われてたから急いで駆け付けたんだ」

「それホント!? パパとママが! よかった……」

「ケガもなさそうだったぜ。で、すぐにお前のとこに行こうとしたんだけど、俺が追い付くのに苦労するくらい逃げっぷりだったし」

「褒め言葉と受け取っておくわ」

「もうそれでいいよ……。ま、なんだかんだ無事でよかった」

 

 祐一の労わるような言葉にチェリーはちょっと感心してしまった。

 

「ふぅん。アンタにもそんな殊勝なところがあったのね……大発見だわ」

「ンだよ……。俺だってなぁ故郷に帰れば、近所でも素直とか裏表がないと評判だったんだぞう。旅に出てからも騙されやすいっていわれるくらいで……」

「はいはい言ってなさいな。……で、なにやってんのよ」

 

 祐一は隻眼だった方のトロールが持っていたゴルゴネイオンを前に、便所座りしながら頬杖をついていた。

 

「お前、これなんに見える?」

「ゴルゴネイオンじゃないの? なーんだ、見つかって良かったじゃない」

 

 だよな、っと祐一も肩をすくめるように同意した。

 どこからどう見ても以前拾ったメダル……ゴルゴネイオンで、彼がなぜそんな質問をするのか謎だった。

 どこから拾ってきたのか木の枝でゴルゴネイオン(仮)をつつく祐一に、どういう意味だろうと問いた出そうとして──違和感が襲った。

 ビリビリと大気が振動している。祐一の眼光が輝きを増していた。

 

「前もあったんだ、ゴルゴネイオンだけどゴルゴネイオンじゃないってやつ……日輪の輝きよ。偽りの蛇の正しき姿を暴きだせ」

 

 言霊と、何かが弾ける音が響いた。すると、あたりに遍満していた肌を刺す気配が溶け、いつも通りの夜空が戻ってきた。

 

「これが戻って来た感覚なのね。昨日は倒れちゃったから感じられなかったけど……なんかヤな気分」

「……それより見てみろよ」

「なによ? …………ひゃぁ!」

 

 促されて手元を見てみると、思わず喉から常ではださない声が出てしまった。慌てて取り繕うように咳払いしつつ改めて手元にあるものを見た。

 なんと先程まであったメダルは姿を消し、トロルの巨大な目玉が現れたではないか。

 

「トロルの目玉よね、それ?」

「ああ」

「どうしてそんなものが……。さっきまでゴルゴネイオンだったし、アタシが奪った目玉もそこにノビてるトロルに返したでしょ?」

 

 そこでハッとするものがあった。

 

「……もしかして最初っから目無しトロルなんていなかったの? この目玉が、隻眼だった方のトロル本来の目なのね。……それが異界や歪みのせいでゴルゴネイオンに見えていた……」

「たぶんな」

『異界には歪みとゴルゴネイオンが必要だからな。近くにいたトロルとその目玉を依代にしたのであろう』

「「ほーん」」

 

叢雲の補足に声を重ねてうなづいた。

 

「歪みがなくなったから異界もなくなって、目玉も元に戻った、と。なんかややこしい話ね、ゴルゴネイオンも手に入らないし」

「歪みぶん殴って、偽物のゴルゴネイオン分捕る。要は勝ちゃあいいんだよ、難しいことはないってたぶん」

 

 基本OSが蛮族なのよねコイツ……と祐一に胡乱な視線を送った。

 

 祐一がトロルに目玉を投げ、バイバーイと手を振りながら別れた。普段なら大人しいものたちらしい。

 

「じゃ、また明日」

 

 帰ろ帰ろ、と踵を返そうとした祐一だったが首っ子を掴まれてつんのめった。振り返ると、チェリーが愕然とした顔で一点を指さしていた。

 

 視線を巡らせると眩い金銀が満載された手桶があった。それもふたつ。手桶といっても祐一の腰くらいまではあって、ちょっとした一財産だった。

 

「え、なにこれ……」

「もしかしてトロルじゃないかしら? ほら、おとぎ話の最後には金銀財宝ざっくざく! めでたしめでたし……みたいな展開よくあるし」

「そうは言ったって……。この量だぞ、実際困る……」

「ホントね……」

 

 金銀財宝を前にしてみこの反応。ある意味無欲な少年少女である。

 おぉーい! そこでチェリーの両親たちの姿が見えた。

 よし、大人に任せよう。子供の特権を発動することに祐一は即決即断した。今度こそ踵を返そうとしたが、首っ子を掴んだままの相方に阻まれた。

 

「ちょっと、この量をどうやって運ぶっていうのよ。アンタも手伝うのよ」

「えぇ……もう寝たいんだけど……」

「山分けよ山分け! ほら、半分もつ!」

 

 チェリーも手桶の片方を持ち上げようとしたが……重い。地面から数cmあげるくらいが限界だ。

 そこそこ膂力には自信があったが、鉛といい勝負な重さをもつ金。正直、まだ未熟な腕では上がりそうになかった。

 なお、祐一は面倒くさそうに片腕で持ち上げ、小さな背嚢に突っ込んでいた。面積が釣り合ってないがあれも呪具だろうか。

 思わず半眼でその様子をみやった。

 

「もう両方持っていきなさいよ、アンタ素寒貧なんでしょ? アタシいらないから、重いし」

「俺だっていらないよ嵩張るし……」

「さっきから思ってたけど、アンタってやっぱり蛮族とか野生児やってた方が性に合ってるんじゃない?」

 

 正直、どっちもどっちである。

 駆け寄ってきた両親の驚愕の声を聴きながら、現実へ帰還したのだと実感をえた。

 

「明日もやるのね……。もう、今度は早く来なさいよ? 今度遅刻したら承知しないからね」

「はいよ」

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