東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

10 / 177
初めての弾幕ごっこ

前回のあらすじ

制裁したら怒られた。

 

 ~博麗神社~

「で、何の用?」

「特になし!!」

「おーいれーむー。」

この声は・・・

「ハァ、まためんどくさいの来た。」

「めんどくさいとは失礼な!!」

「えーと、白黒魔法使いだ。」

「魔理沙だぜ!!」

そうだ、魔理沙だった。

「悠人は弾幕ごっこできるようになったのか?」

「まぁそれなりには・・・」

「なら、勝負しようぜ。」

「私は、一向に構わんッッ。」

「じゃあやるんだぜ、霊夢良いか?」

「良いわよ。」

 

ルールは、俺はスペルカード無制限魔理沙は1枚、俺はまり3回当たれば負け、魔理沙は1回で負け。負けたほうは勝ったほうの言うこと何でも1つ聞く事。

 

「はいそれじゃあ初め!!」

始まった。

「先手必勝なんだぜ!!恋符『マスタースパーク』」

何かいきなりどでけぇの打ってきたな・・・

「弾幕は火力なんだぜ!!」

かかったな・・・

「くらえ、返符『嫌われ者の業』」

俺の目の前に黒い円が生まれその中にマスタースパークが吸い込まれた。

「なっ、ズルいんだぜ!!」

「それだけじゃないぜ。」

「何言ってんだz」

後ろからマスタースパークが出てきた。

「悠人の勝ち!」

「うぅ、負けたんだぜ。」

「じゃぁ、言うこと聞いてもらおうかな~。」

「え、えっちなことはダメなんだぜ・・・」

顔赤いな・・ちょっと遊ぶか・・・

「おいおい、なぁに言ってんだ、何でも言うこと聞くって約束だろぉ。」

多分俺今最高にゲスい顔してる・・・

「は、初めてだから、優しくしてほしいんだぜ///」

ヤバい可愛い。

「さて、冗談はさて置き、俺に魔法教えてくれ。」

「な、冗談って、からかいやがったな!許さないんだぜ!!」

「ごめんごめん、ほら、飴あげるから。」

「なら許すんだぜ!」

ちょろい

「魔法なら教えてあげるんだぜ!!」

「あざ~す。」

「でも、魔法ならパチュリーに習ってるんじゃないのか?」

「パチュリーからは、属性魔法、魔理沙からは無属性の火力魔法教えてもらおうかと思ってね。」

「そういうことなら任せるんだぜ!!」

「んじゃ俺人里行くわ。」

そして俺は人里に向かった。

 

 ~人里~

 

「おや、悠人じゃないか。」

慧音か、横に居んの・・・誰だ?

「あ、ども慧音さん。それと・・・」

「あぁ、私は、藤原妹紅だ。」

「ご丁寧にどうも、高峰悠人です、よろしくお願いします。」

互いに挨拶していると・・・

 うわぁぁぁぁぁぁぁ強盗だー

『動くんじゃねえ金出せぇ』

「む、なにを・・・」

慧音が動こうとする。

「まぁ、待て俺に任せろ。『強盗は凶器を床に置き今すぐ俺の前に来い』。」

「何を言って・・」

「あぁ、俺は何でここに、さっきまで店にいたのに・・・」

「よぉ、強盗さん。」

「誰だ、お前!!」

「まあまあ、落ち着けって、そこの店にでも入るか。『抵抗せずにおとなしくついて来い』よ。」

「わかった。」

近くの店に入った。

「で、何でこんなことした、『嘘偽りなく話せ』な?」

「仕事なくなって・・金もなくて・・住むところなくなって・・・食べ物もないし・・・生きるために仕方なく・・・」

「悪いこととはわかってたのか?」

「はい。」

「よし、そんだけわかりゃ十分だ、確か、鍛冶屋のおっちゃん働き手募集してたな。おっ、ちょうどいいところに、おっちゃんこいつ雇ってやってくんね?」

「良いぞ。」

頼んどいてあれだが軽いな・・・

「おい、ふざけんな、そいつ強盗だろ、許すな!!」

「おいおいおいおい、お前確か、この前食い逃げしようとしててばれて泣いて土下座してたよな、そんで許してもらってたよな?こいつが許されないなら御前も許されないだろ。」

「うっ。」

「こいつは確かに強盗した、それは、許されることではない!!が、こいつに1度だけチャンスを与えてほしい、責任は俺がとる、だからお願いします!!」

「うぅっ、あり・・がとう・・ご・・ざい・・・・ます。」

「確かに罪は咎めるべきだが、人間1度は失敗する、それを許し、チャンスを与えるべきだ・・・それこそが救いだと思う。だから、許してやってくれ・・・」

「良いぞ、その通りだ、お前、これから改心しろよー。」

「はい!!」

ふぅ一件落着だな。

「なあ、悠人これがお前の能力か?」

「まぁ、使ったの初めだけだけど・・」

「何て、能力なんだ?」

「うーん・・・神羅万象ありとあらゆるものに命令する程度の能力ってとこかな。」

「どんな効果があるんだ?」

「可能・不可能に関わらず、どんな不可能なことでも一言命令するだけで必ず実現させるって能力。」

説明すると妹紅さんが、詰め寄ってきた。

「な、なぁ、それって不死もなくせるのか?」

「まぁ、命令すれば・・・」

「なら・・・頼む!私を不死身じゃなくしてくれ!!」

「何があったかしらねぇが、それは慧音が死んで何もかも嫌になった時にすれば?お前ら結構仲いいだろ?俺と違って、友達いんじゃん。その友達のことも考えてやりなよ。」

「そうだな、その時は頼む。」

 

「そうだ、悠人今から寺子屋に来ないか?ぜひ見学していってくれ。」

「良いな「もしかしてお前・・ロリk」違います!!藤原さんなんてこと言いやがる。」

「妹紅でいいぞ。」

「も、妹紅しゃん!!」

「ぷっ・・ふふ・・」

慧音に笑われた・・

「しゃん・・ぷっ・・」

妹紅にも笑われた・・・

「笑うなよしょうがねぇじゃん!!人前だと緊張するんだよ!」

「び、美人か///そ、そうか///」

妹紅さんの顔が赤い。

「それじゃ、慧音さん行きますよ、寺子屋。」

切り替えねぇとまたスケコマシとか言われる。

「そ、そうだな・・良し、行くぞ。」

 

次回へ続く

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。