東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
東京
今は埼玉県の近くにいるが・・・
・・・おかしいな・・・
「どうしたんですか?」
「いや・・・なんか・・・紫に着けた追跡権のアンテナが近づいて来てるというか・・・俺達が近づいてる・・・」
「・・・気のせいでしょう・・・若しくは私たちの事ストーキングしてるんでしょう。」
「・・・それもそうか。」
ヤバイ・・・酔って来た・・・薬・・・ああ~スッキリした。
~東京~
「ようやく着いた・・・大体うるせぇよ・・・何でこんなこいつらテンション上がってんの?」
「悠人さんはテンション低いですね。」
「ガキの頃から毎年来とったから。」
「へぇ~そうなんですか。」
俺が親に頼んで兄を優先して育ててもらった。兄ちゃんは頭良かったからな。親に将来楽してもらいたいからな。
~東深見高校~
H高校より大分綺麗だな・・・まああそこの生徒掃除しねぇからな・・・
「おい見ろよ・・・あの子めっちゃ可愛くない?」
「本当だ後でナンパしてみようぜ。」
真昼間から盛ってんじゃねぇよ・・・クソどもが・・・同じ学校におるだけで苦痛だ同じレッテルを張られる。
「あっ!悠人!!」
ん?この声は・・・
「菫子!!久しぶり!」
「何でここに居るの?」
「ああなんか此処の生徒との交流会らしい・・・」
クソめんどくせぇ・・・菫子が居ただけでも救いだな・・・そんなことを考えてたらクラスの男子が声を掛けてきた。
「君高峰と知り合いなの?僕は高峰の友達の・・・」
「ハァ?バカ抜かせ、誰がテメェの友達になったよ。」
「ほ、ほらクラスメイトは皆友達だろ?」
「皆ってなんだ?頭に『自分にとって都合の良い』が付くだろ?」
「・・・ッ!」
「アレだろ?菫子とお近づきになりたいだけだろ?」
「悠人!移動すんぞ!!」
「おう、待ってけれー。早苗、菫子行こうぜ!」
「はい!」
「うん!」
その後会議室的なところでかったるい話聞かされて、交流会となった俺達は3,4人で相手方の1,2と話す。
勿論俺は早苗・俺・無太・フェルの四人で東深見高校の生徒は菫子だ。
さっき聞いたが菫子は寝ている間は幻想郷に行けるらしい。そのせいで学校でもずっと寝てるらしい。
「おまえ・・・学校で寝んなよ・・・」
「悠人さんが言ったらだめでしょう?国語の時間寝てるじゃないですか。」
「いやまあそうだけども・・・」
「良し、菫子お前学校で寝ないと約束すれば、紫に時間の境界弄って貰ってその上で俺の能力で時間拡大した幻想郷に招待しよう。」
「もう寝ない!!」
無太達は話についてこれていない。そらそうだ。
無太達も混ざれる話に・・・
「そもそもこの交流会って何の意味あんの?学校の恥さらし?」
「エロいな。」
「お前口開くな。」
「・・・そっちの人は・・・悠人の恋人?」
「ちげぇよ!!」
なんでフェルが恋人なんだよ!
「今夜は激しいわよ。」
「良し動くな、ぶっ殺す。」
「落ち着けって。」
「うるせぇシスコン!」
「今関係ないだろ!!」
「上等だコラァ!!」
「エロい!!」
「「お前ちょっと口閉じろぉ!!」」
いつもの光景!!
三バカ及び三陰キャ!!
次回へ続く!!