東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
三陰キャ
交流会が終わった後自由行動となった。適当にブラブラしてた。まあ早苗みたいな美少女が居りゃあ声かける奴も居んわな・・・
「ねえ良いじゃん、そんなキモオタといるより俺達と遊んだほうが楽しいって!!」
ヤバいな・・・能力使えば一秒かからずに殺れるけど・・・
そんなこと考えてると、ヤリ〇ン共のリーダーらしき人物・・・金髪でガタイが良い・・・スポーツやってたなこいつ・・・
「おい、大人しく言ってるうちに失せろよ。」
「ハァ・・・ガタガタうるせぇな・・・」
「あぁ?うるせぇぞ!ボクシング全国2位の俺にそんな口きいていいと思ってんのか?」
「で?それが何?」
「全国で2位ってことは、殴り合いで俺に勝てるのは1人しか居ないってことだよ!!」
やっぱ馬鹿だ・・・ボクシングで1位だろうとそれ以外を勘定に入れてないとか・・・
「呆れて物も言えねぇな・・・」
「良い度胸じゃねぇか・・・やんのか!!コラァ!!」
「良いよやってやるよ、来い!!三下!」
右ストレートを腹に入れようとする・・・すっトロイな・・・美鈴に比べれば超スローだ・・・
拳を避けて、踵で足の指を潰して、金的入れて、人差し指を目に突っ込んで、側頭部を殴って、後頭部に肘を入れた。
「あぁぁぁ!!ひ、卑怯だぞ!!全部反則技じゃねぇか!!」
「あぁ?バカか?誰がボクシングするなんて言ったよ。」
格闘技から反則技を集めてきた対人用の格闘技・・・効果はバツグンだ・・・
「て・・・テメェら!何見てんだ!全員でぶっ潰せ!!」
6人がかりか・・・結構キツいかも・・・
「「「「「「うおぉぉぉぉ!!!!」」」」」」
モブ感半端ねぇ・・・
一人の頭を掴んで壁にたたきつけ、もう一人がナイフを持って襲い掛かってきたので、ナイフの奴の腕を握って反対側の奴に向けて投げる。ギリギリのところで手を引っ込めて怪我はなかったがぶつかって二人とも倒れ込んだ。
「うっ・・・」
「演出ゴクロォ!!華々しく散らしてやるから感謝しなァ!」
いやまあ勝ったよ・・・面倒ごとは嫌だから模倣でゴウセルの能力で記憶を書き換えた。
「ハァ・・・何で毎度毎度俺は面倒ごとに巻き込まれんの・・・」
「でもカッコよかったですよ!ちょっとやり過ぎかもですが・・・」
「ははっ!!」
「何でミッ〇ー何ですか!?・・・そう言えば、あの戦い方は何ですか?」
「前にとあるの小説読んでる時に見つけた土御門の『死突殺断』の真似。中国武術を取り入れて俺流に変えた。」
「そうなんですね・・・めんどくさいが口癖なのに結構努力家ですよね。」
「友達の為だ。どんな労力も惜しまんよ・・・」
どんな労力だろうとね。俺は魅せるための筋肉じゃなく100%実用の筋肉を付けた。結果ボディラインは殆ど変わらずに、昔の2倍くらいのパワーになった。
次回へ続く