東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
着弾
やったか・・・!?
「危ない!何すんだ!!」
・・・外したか・・・成程・・・インパクトの瞬間に後ろに跳んでその後に、氷で壁作ってダメージを最低限に留めたか・・・
「OK!俺の負けだ・・・もう汗腺が痛い・・・限界だ。」
「やった!!勝った!!大ちゃんやったよ!!」
「うん!!凄いよ!チルノちゃん!!」
キマシか・・・てぇてぇ・・・
「んじゃな・・・」
永遠亭に痛み止めあるよな・・・
~迷いの竹林~
ふっざけんなぁぁぁ!!何でこんな時にばっか妖怪に遭うんだよ!!
「
しつけぇ!!こいつしぶとっ!!
もう最大火力で・・・
「~~~ッ!!」
痛ってぇ!!コレヤバイわ!
これがダメなら・・・この前練習して出来るようになった奴を・・・
小さい窓を開いて・・・相手にぶつけてそこの部分を削り取る!!
名前は考えてない!!誰か考えてくれ!!誰に言ってんだ!!
生命維持に必要であろう部分を殆ど削り取った。一応必殺技だな・・・
~永遠亭~
「う~っす・・・永琳ン˝ン˝ン˝ン˝ッ!!!」
「どうしたの?」
「痛み止めくれ・・・」
こりゃヒデェ・・・痛いわ・・・
「ちょっと待っててね。」
「これどうすんの・・・マジ痛い・・・両手痛いって何も出来んじゃん・・・」
「どうしたの~?」
「おいてゐお前はそれ以上近づくな。」
「何で?」
「何ででもだ。」
何されるか分かったもんじゃないよ・・・
「あだダダダダッ!!揉むな!!つねるな!!絞るな!!」
このクソウサギ・・・治ったら覚悟しとけ・・・
「お待たせ。」
「お待たせじゃなくてッ!!このチビ止めて!!」
「只今戻りました。」
「鈴仙!!頼んからこいつ止めて!!」
「て~ゐ~・・・こっち来なさい!!あんたはまたそうやって!!さっきあたしの昼ごはんに毒盛ったでしょ!!」
シャレにならんぞ・・・致死量ではないんだろうが・・・
~人里~
ん?チルノと大ちゃんと・・・人里のガキども?なんか殺気立ってんな・・・何を言い合ってるんだ?
「ホントだもんアタイがお兄ちゃんに勝ったもん!」
「嘘つけ!お前みたいなのに英雄様が倒せるか!!」
・・・何処にでも居るよなホントか否かも確かめもせず疑う阿呆・・・
「悪ィがそりゃホントだぜ。俺が降参した。」
「・・・じゃあ英雄なんて言われてるだけで弱いんじゃん!!」
「いやうん、俺は弱いよ?強いのは俺じゃない俺の能力だ。能力が強いだけで身体能力はそのへんの一般人より少し強いくらいだ。」
「詐欺だ!!嘘つき!!」
「・・・何言ってんだ?お前らが勝手に俺を英雄だのなんだのって騒いでんだろ?バカじゃねぇの?」
何も言い返せなくて逃げてった。何だ?あいつら?俺はこいつら人里の奴らを守ったわけじゃねぇよ、俺が守ったのは慧音や小鈴たちだ。
次回へ続く