東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
説教何て柄じゃねぇ・・・
守矢神社で茶飲んだ後、連戦で疲れて眠っちまったらしい・・・なんかパンイチだし・・・
「ふぁ~あ・・・ねみぃ・・・」
「さっきまでというか今の今まで寝てたのに!?」
「ああ・・・諏訪子様・・・どうも・・・zzz・・・」
「起きろぉ!!」バシッ
「痛ッ!なにも叩く事無いじゃあないですか・・・?」
「何で私の布団でパンツ一丁で寝てるの!?そりゃあ叩きもするよ!」
「諏訪子様って若々しくて美しいですよね。」
「そ///そうかなぁ///えへへ///」
チョロい・・・
「そんじゃあ俺はこれで。」
「おっと待って!誤魔化されないよ!」
「ッチ!!」
「今舌打ちしたでしょ!神様に向かって舌打ち何て罰当たりだぞ!!」
「違います!!舌鼓です。」
「何を食べたの!?」
「諏訪子様の時間です。・・・おあとがよろしいようで。」
「よろしくないよ!」
まあ冗談はさて置き・・・
「ホントにすんません・・・つい・・・」
「まあ良いけど・・・今度何かお菓子持ってきて!!」
「わかりました。じゃあ適当な菓子持って来ます。」
結論:諏訪子様は中身も子供。
昨日はあの後諏訪子様にボコられて帰った。
今日は久々に美鈴に武術指導してもらおう。
「良いですか?踏み込みが大切なんです。」
「踏み込み?」
「はい。悠人さんは瞬発力以外は申し分ないのですが、踏み込みが弱すぎます。」
瞬発力以外て・・・確かに反復横跳び30秒で20行かんけど・・・
「じゃあ受けてみてください。」
「ああ、分かった。」
「行きますよ・・・破ッ!!」タンッ!
「う˝・・・」
痛いけど・・・
「どうでした?」
「何と言うか・・・軽いというかなんというか・・・」
「じゃあ次行きますね。・・・セイッ!!」ドシンッ!
「う˝ッ・・・」
「どうでした?」
「重い・・・てか朝飯出そう・・・」
中に響くって感じ・・・
「ごめんなさい・・・」
「いや・・・いい経験になった。ありがとう。じゃあ組手でもしようか。」
「そうですね。」
組手と言っても魔法抜きの単純な体術勝負。遠距離攻撃なし強化魔法なし。体を強くしたり、遠距離は禁止だから透過なら良い。
模倣・・・透過
ミリオのやつ・・・
「行きますよ!!・・・憤ッ!!」ドンッ!
踏み込みつつ右手で攻撃を仕掛けてくる。
「羅刹掌!!」ギュンッ!
技術模倣なんて銘打っているが『やり方が解る』ってだけで威力は俺の身体能力に依る。
「甘いですよッ!!」
「発勁ッ!!」
美鈴に中国武術のコツを教わって出来るようになった。テラフォーマーズで見てからやってみたかった。
「弱いです!!こうやるんです・・・よッ!!」グンッ
「ぶへぇ!」
透過全身発動
「消えた!」
「こっち!!」
今は俺は全裸だ!!
「きゃあぁぁッ!///何で裸なんですか!?///」
「個性:透過!発動中はどんなものもすり抜ける!」
ヒャッハー!
って行こうとしたらナイフ飛んできた。レミリアに悪影響だから止めろって。危うく脳天に刺さるとこだった。
次回へ続く