東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
波紋
とっとと逃げおおせることに成功し、家に帰った。
「これ美味しいわね~」
「幽々子様お茶が入りました。」
「ありがと~」
本当によく食うよ・・・
俺も好きなものは食うが・・・
「妖夢。お前も食いな。」
「そうよ~妖夢ちゃんも食べなさい~美味しいわよ~」
「はい、ではいただきます。」
ゴールデ〇チョコレート美味い・・・
「そういえば悠人さん見た事ない服着てますね。さっき買ったんですか?」
早苗は・・・女の子だから甘いモノ好きなのかな?さっきからめっちゃ食ってる。
「んーにゃ。咲夜に作って貰った。」
「何でですか?」
「今日の能力の関係上、自分の細胞で出来たものじゃないと全部脱げんだよ。だから髪の毛で作ってもらった。」
「え!?髪の毛なんですか!?」
「うん。でも、肌触りも良いし、そこらのハイブランドよりは良いよ。」
「そういえば今日はどんな能力なんですか?」
「こんな感じ。」ストン・・・ポンッ!
「どうやったんですか?」
「透過って言う能力。酸素も光も音も服もすべてすり抜ける。」
「剣もすり抜けるんですか?」
「発動中は基本的にどんな物質もすり抜けるよ。」
とぅるるるるるるる
ん?電話だ・・・誰だ・・・また架空請求じゃねぇだろうな・・・
とぅるるるる・・・るるるん!
「ピッ・・・もしもし。」
「あ、やっと出た。もしもし。蓮子だけど。」
「あっ・・・蓮子さんどうも。どうしました?」
「実はお願いがあって・・・」
「ああ。はい。どうぞ。この前のお礼に・・・はい・・・」ペコペコ
「詳しい話はまた後でするけど。明日にでもお願いしても良い?」
「はい・・・どうぞ。マエリベリーさんの家しかわからないのでマエリベリーさんに話付けておいてください。」
「わかったわ。バイバイ。」
「はい・・・それでは・・・さようなら。」ペコペコ
なんだろう・・・お願いって・・・
「悠人さんなんかサラリーマンみたいになってましたよ。」
「いやまあ年上相手じゃあああなるよ。・・・良し。じゃあこのドーナツ幽香ン家持ってくわ。」
~太陽の畑~
「おいっす。コレあげる。」
「なにこれ?」
「外の世界のお菓子甘いよ。」
「ありがとう。お茶を入れるから入って。一緒に食べましょう。」
「ああ。いただこう。」
紅茶旨いな・・・
「コレお前作ったの?」
「ええ。お口に合うかしら?」
「すげぇ美味い・・・」
「ならよかった。」
しばらく茶を飲んで談笑したあとに、別れた。
スマホ家に置いてきたから能力思う存分使えるぞ。
さっきから妖怪がつけてきている・・・数が・・・4・・・いや、5か・・・まあいいや・・・襲ってきたら〆る。
次回へ続く