東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

119 / 177
お願い。

前回のあらすじ

波紋

 

 

とっとと逃げおおせることに成功し、家に帰った。

「これ美味しいわね~」

「幽々子様お茶が入りました。」

「ありがと~」

本当によく食うよ・・・

俺も好きなものは食うが・・・

「妖夢。お前も食いな。」

「そうよ~妖夢ちゃんも食べなさい~美味しいわよ~」

「はい、ではいただきます。」

ゴールデ〇チョコレート美味い・・・

「そういえば悠人さん見た事ない服着てますね。さっき買ったんですか?」

早苗は・・・女の子だから甘いモノ好きなのかな?さっきからめっちゃ食ってる。

「んーにゃ。咲夜に作って貰った。」

「何でですか?」

「今日の能力の関係上、自分の細胞で出来たものじゃないと全部脱げんだよ。だから髪の毛で作ってもらった。」

「え!?髪の毛なんですか!?」

「うん。でも、肌触りも良いし、そこらのハイブランドよりは良いよ。」

「そういえば今日はどんな能力なんですか?」

「こんな感じ。」ストン・・・ポンッ!

「どうやったんですか?」

「透過って言う能力。酸素も光も音も服もすべてすり抜ける。」

「剣もすり抜けるんですか?」

「発動中は基本的にどんな物質もすり抜けるよ。」

 とぅるるるるるるる

ん?電話だ・・・誰だ・・・また架空請求じゃねぇだろうな・・・

 とぅるるるる・・・るるるん!

「ピッ・・・もしもし。」

「あ、やっと出た。もしもし。蓮子だけど。」

「あっ・・・蓮子さんどうも。どうしました?」

「実はお願いがあって・・・」

「ああ。はい。どうぞ。この前のお礼に・・・はい・・・」ペコペコ

「詳しい話はまた後でするけど。明日にでもお願いしても良い?」

「はい・・・どうぞ。マエリベリーさんの家しかわからないのでマエリベリーさんに話付けておいてください。」

「わかったわ。バイバイ。」

「はい・・・それでは・・・さようなら。」ペコペコ

なんだろう・・・お願いって・・・

「悠人さんなんかサラリーマンみたいになってましたよ。」

「いやまあ年上相手じゃあああなるよ。・・・良し。じゃあこのドーナツ幽香ン家持ってくわ。」

 

 ~太陽の畑~

 

「おいっす。コレあげる。」

「なにこれ?」

「外の世界のお菓子甘いよ。」

「ありがとう。お茶を入れるから入って。一緒に食べましょう。」

「ああ。いただこう。」

 

紅茶旨いな・・・

「コレお前作ったの?」

「ええ。お口に合うかしら?」

「すげぇ美味い・・・」

「ならよかった。」

しばらく茶を飲んで談笑したあとに、別れた。

 

スマホ家に置いてきたから能力思う存分使えるぞ。

さっきから妖怪がつけてきている・・・数が・・・4・・・いや、5か・・・まあいいや・・・襲ってきたら〆る。

 

次回へ続く

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。