東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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ふぁっ!

前回のあらすじ

お願い

 

 

妖怪・・・どうする・・・5体か・・・消滅『ヘル・ウィンドウズ』は1体には効果的だが・・・

「もう面倒だ!!即興必殺・・・殲滅『死神の一閃』!!」

これはヘル・ウィンドウズとは違う・・・ヘル・ウィンドウズは小窓を開いて相手の生命維持に必要な器官を削り取る技だ。いうなれば一対一を想定した技だ。これは大窓を開いて相手の半身を削り取る技だ。これは一対多数を想定した技だ。

「ふぅ・・・こりゃあ結構イケッかもな。」

う~ん帰るか・・・蓮子さんの相談も気になっし・・・

 

 

え・・・?着信件数3?誰だ・・・

蓮子さん一回

フェル2回

あいつ何の用だ?留守電ある一つ。

『もしもし。俺だ。フェルナンドだ。大変なことに気付いた。』

大変な事・・・なんだ?

『人妻って・・・エロくね?』

「死ね!!」

あんにゃろう・・・嫌がらせかクソが!!

取り敢えず蓮子さんに折り返ししねぇと。

 ピッ

「もしもし、蓮子さん。すみません。」

『あっ、いいの。メリーに話付けてきたらすぐ来れる?』

「あ、はい今行きます。では。」

マエリベリーさんの家に繋げて・・・着替えてた・・・黒か・・・イイ!!

「きゃあぁぁぁぁ!!」

ペン投げてきた・・・アブね!!透過!

「すり抜けた!?」

「俺じゃなきゃ目が潰れてたぞ・・・」

「ごめんなさい・・・」

「いや大丈夫です・・・透過しましたので。早く着替えてください、結構怖いんです。見えないの。」

「え?どういう事なの?」

「透過で網膜が光を透過しているんです。だから何も見えない。」

そう言うとマエリベリーさんは急いで着替えてくれた。

「お邪魔しまーす。」

蓮子さんも来た。

「あ、ごめんね。急に呼び出しちゃって。」

「いやいや、何でもするって言ったんで良いですよ。」

 とぅるるるるるるる

フェルからか・・・

「もしもし。フェルどうした?」

『女子大生って何かエロくね?』

「ぶち殺すぞ。」ピッ

何処かで見てんじゃねぇのか・・・?

「で、相談って何ですか?」

「ああ、ええとね・・・実は・・・大学にしつこい先輩が居て、私たちに執拗に付きまとってくるの・・・さっきも此処に来るまでに後ろからついてきたし・・・」

「その豚肉を掻っ捌いて犬のエサにしろと。」

「そこまでは言ってないよ!?」

「ジョークジョーク。大方彼氏役でもやってくれって事だろ?ところで達って?」

「私もなのよ。」

「その豚がマエリベリーさんにも声を掛けてくる・・・と?」

「うん・・・」

「じゃあ二股掛けたという事にしよう。この作戦のデメリットは俺がクズの称号を得るだけだ。」

まあそんなこんなで、彼氏役をすることになった。大学の夏休みは9月中旬くらいまでらしいので、しばらく家に来てもらうことにした。勿論師匠達に話を付けた。

 

次回へ続く

 


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