東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
豚を掻っ捌いて犬のエサ
マエリベリーさんと蓮子さんが家に来た次の日・・・諏訪子様にお菓子持ってくっていたことを思い出した。
「(どうすっかな・・・角砂糖で良いか・・・)」
~守矢神社~
「諏訪子様ー詫び持って来ましたよー!!」
「はーい。何持ってきたの?」
「甘いの。」
「どんなの?」
「これです。」
「・・・ナニコレ?」
「角砂糖・・・です。」
「バカにしてるの?」
「ジョークジョーク!これですよ。ドーナツ!!」
昨日の残りの奴。
「始めから渡してよ~」
「ははは・・・」
あっぶねぇ本気です何て言えるかよ・・・かわいいけど神様だぜ?殺されるわ!!
「そういえば、神奈子が悠人と勝負したいって言ってたよ。」
「断っといてください。」
嫌だよ・・・どんだけ好戦的なんだよ・・・
「それでは、この辺で。」
「うんバイバーイ!!」
何処行こう・・・取り敢えず飛んでよう。
お、アレは・・・
「よう!ルーミア。」
「あ、お兄ちゃん。何か持ってない?甘いモノ食べたい。」
・・・角砂糖・・・
「これなら・・・いる?」
「頂戴!」
「ほい!」ポイッ
「ふっ!!」パクッ
「良~しよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし。大した奴だルーミアお前は。」
「くすぐったいよ~」ガリガリ
チョコラータとセッコみたいになってるな・・・・
「そういえば、ルーミア。お前の能力って闇を操るんだよな?コツってあるの?」
魔神族の模倣をすると闇の力使えるからヒントになれば良いけど・・・
「う~ん・・・特に無いかな・・・生まれつき使えたし・・・ごめんね。」
「気にすんな。」
他愛もない会話をして一緒に人里に向かった。
この前あんなこと言った手前行きずれぇけどもしゃあなしだ・・・
~人里~
およ?なんか想像してた空気と違う・・・?
人里の人々がこっち来た。
「「「すみませんでした!!」」」ズザザッ!
あん?んだこれ?何で土下座?
「今までは私たちは貴方様に胡坐をかき自分たちの身を守る事をおろそかにしておりました。」
「そのせいで我々は妖怪を無意味に煽っていました。」
「命を奪わせるという事を意識しておりませんでした。」
「「「本当に!!すみませんでした!!」」」
・・・どういうことだ・・・
「何の話だ?」
「鴉天狗の新聞に書いてありました。『英雄様は村人の身を案じて厳しい言葉を吐いた』と。」
「いや・・・ハァ・・・まあ良いわ・・・これからは妖怪を舐め腐ったことすんなよ。」
後で文にはお仕置きだ!余計な事しよってからに・・・期待されんの慣れねぇんだよ・・・
次回へ続く